劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

演劇、ダンスなどパフォーミングアーツを中心にフリーランスでライター、編集者をしている高橋彩子の備忘録的ブログです。

美しき歴史的建造物へ ~演劇博物館&自由学園~

2010-08-04 12:39:51 | その他
偶然なのだが、2日連続で歴史的建造物である洋館へ。
どちらもほどよくひんやりと涼しくて、とても心地よかった。

一つは、在学中はもちろん、実は高校時代にも足を運んだことのある早稲田大学演劇博物館。
1928年、坪内逍遙の発案で、16世紀イギリスの劇場「フォーチュン座」を模して今井兼次らが設計。

目当ては松田正隆展「言葉にならない記憶を求めて」。
手書き原稿ってやはり味がある。『王女A』の改行のしかたなどは詩のよう。
翌日、松田氏にお会いしたが、人目に触れる機会が訪れるとは思いもせずに保管していたそうだ。
ほかに「川崎九淵 五十回忌記念展 よみがえる名人の芸~愛蔵の鼓胴を中心に~」や「生誕百年記念 曹禺展」も。
ひさしぶりに行ったので、常設展含め、かなり楽しめた。

 演劇博物館

もう一つは羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園明日館。
1921年、フランク・ロイド・ライトが設計。

こちらではフェスティバル/トーキョー2010秋の記者会見が行われた。
公式HPが充実しているので、詳しくはコチラへ。
どこまでも強気に突っ走るF/T、小気味よいですな。

 自由学園明日館

相変わらずダメダメな携帯カメラ使用で申し訳なし。雰囲気、ご想像ください!?

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