劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

演劇、ダンスなどパフォーミングアーツを中心にフリーランスで編集者・ライターをしている高橋彩子の備忘録的ブログです。

ナチョ・ドゥアト ミハイロフスキー劇場バレエ芸術監督就任、正式決定

2010-07-29 01:23:18 | その他
ナチョ・ドゥアトのミハイロフスキー劇場バレエ芸術監督就任の件で会見が行われたようだ。→コチラ

ナチョの声明がないのがアレだが、正式決定と見ていいのだろう。

バレエ界を驚かせたスリリングなニュース。今後の展開に期待したい。

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今日はようやく片付いてきた新居に来客あり。

  美味しいケーキとティラミスをいただく。




ナチョ・ドゥアトがミハイロフスキー劇場バレエ(レニングラード国立バレエ)リーダーに!?

2010-07-27 23:40:52 | その他
スペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督を、今月末をもって退任する振付家ナチョ・ドゥアトが、
来年よりミハイロフスキー劇場バレエを率いることが決まったという。

この記事によれば5年契約だとか。
外国人がロシアのバレエ団のトップに立つこと自体、類例のないことだと書いてある(多分)。
ほかに、こんな記事こんな記事も。
と言っても、いずれも簡単な内容。どうやらすべて、ロシアのコメルサント紙からの情報らしい(読めない)。
コメルサント紙あるいはそれを読んで記事にした誰かが、間違っていないことを祈ろう。
ロシア語が読める人なら、より正確/詳細な内容がわかるのかもしれない。

ミハイロフスキー劇場バレエとはつまり、
日本でレニングラード国立バレエと呼ばれているカンパニー。
07年にファルフ・ルジマトフが芸術監督に就任したものの、踊りに集中したいとの理由で09年から芸術顧問になっていた。
しかしまさか、ナチョ・ドゥアトがその職に就くことになるとは…。

ちなみにスペイン国立ダンスカンパニーでの彼の個人ページではまだ発表なしだが、
同カンパニーのtwitterアカウント(公式facebookとリンク)はこのニュースに触れているので、信憑性は高いのかな?と。

彼の作品が毎年、来日公演で観られるようになるのだろうか?
だとしたら嬉しい限りなのだが。

森山開次『翼 TSUBASA』&小野寺修二『空白から落ちた男』

2010-07-25 01:17:05 | 観劇
今日はダンス系公演2つを観劇。ともに初演からかたちを大きく変えての再演だ。

■森山開次ソロダンスツアー2010『翼 TSUBASA』@世田谷パブリックシアター。



森山のソロ処女作の再演だが、音楽、衣裳を(従って必然的に動きも)改変している。

阿部篤志(ピアノ)、田中一徳(トランペット)と、開次の身体とがさまざまに奏で合う。
心に染み入るようなメロディー&佇まいにしんみりしたり、ユーモラスな応酬にクスリと笑ったり。
たくさんの要素が詰まった、ソロ活動10年目という節目にふさわしい力作だった。

森山自身がいつも手がけている美術にも、
透明感とともに多義性が感じられ、ずっと見ていたいような気分になった。

それにしてもこの人は、本当になんてチャーミングなんだろう。
どうしてここまで自在に、美しく愛らしく力強く優しくなれるのかと、改めて驚嘆。

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■小野寺修二『空白から落ちた男』 @PARCO劇場。



ベニサン・ピットでの初演から2年半。今回はPARCO劇場での登場だ。

小野寺らしい、シュールでユーモラスな世界は健在。
舞台美術のキュートさに目を細め(劇場の制約があって以前ほどオブジェを吊るせなかったようだが)、
COBAが書き下ろした音楽(録音)とともにテンポよく変化する情景に心躍らせる……。

そんな基本要素は同じだが、前回は間近で展開していたものを、今日は額縁の向こうの世界として堪能。
前回よりハコが大きい分、少しオーバーアクションにしただろうか。
コンパクトなベニサン・ピットの臨場感が好きだったけれども、今回も出演者が生き生きと演じていて好印象。

初演ではバレエの身体でもってどこか"異物”でもあった首藤康之は、
コミカルな演技に磨きがかかり、より全体に対して馴染んだ感があった。
また、毎度のことながら安藤洋子の、振付を自分のものにする強さ・存在感にも感心しきり。

水天宮ピット

2010-07-23 21:27:37 | その他
水天宮ピット(正式名称は「東京舞台芸術活動支援センター」)の内覧会/オープニングイベントに行って来た。

ここは、移転した都立日本橋高校の校舎を転用したもの。
廃校を利用した稽古場スペースとしては、にしすがも創造舎、芸能花伝舎、新国立劇場演劇研修所などの先例がある。
この水天宮ピットは東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)の運営で、7月26日に正式オープンだ。

全面的に改築しているわけではないのだが、学校自体が瀟洒な雰囲気だったようで、なかなかに風情あり。
大中小五つのスタジオ(制作室・シャワールームつき)のほか、
アーティスト・スペース、ミーティング・スペース、プリンティング・スペース、ワーク・スペースなど充実。
なお、スタジオのサイズは東京芸術劇場とリンクしているそう。

ゆったりしたサロンもあり、合宿的な気分をも味わうことができそうな雰囲気。
これで温泉なんぞ湧いていたりしたらもう言うことなしなのだが(笑)。
ともあれ各スタジオを利用する複数の劇団員たちが共有スペースで語らう様子など想像すると楽しそうだ。

それに、小スタジオの使用料などは、スタジオ&制作室&シャワールームほか冷暖房込みで1日3000円という安さ。
私ですら何かしたくなってしまうよ。というのは冗談だが、ちょっとした演劇村になったら素敵である。

内覧会のあとは、fukaiproduce羽衣、劇団鹿殺しRJPなどのパフォーマンスあり。
屋台でいろいろ食べながら、束の間、夏祭り気分を味わうことができた。

トヨタコレオグラフィーアワード2010結果

2010-07-19 21:26:53 | その他


トヨタコレオグラフィーアワード2010の結果。ちょっと仕事が山場なので駆け足にて。

オーディエンス賞をキミホ・ハルバート、次代を担う振付家賞を古家優里が受賞。
審査では田畑真希も有力候補に。最後の決め手は完成度より熱量や新鮮味だったとか。

キミホ・ハルバートの今回の出品については、過去のブログで書いている。
あの時の舞台と、今回の20分バージョンとでは、大きく雰囲気が異なるが、
ともあれここで私は、彼女の振付家としての質の高さと舞踊としてのインパクトとの距離について書いた。
図らずも今回は、ある意味でそのことを裏付けるような結果が出たと思う。
キミホの現時点での振付家としての力量はかなり高いにもかかわらず、
「次代を担う振付家賞」に該当するには、チャレンジ性や斬新さが不足していると判断されたかっこうだ。

まあ、賞というものが完全に「あらゆる点で公正」などということはあり得ないわけで、
審査基準もさまざまだし、タイミング、時代・流行みたいなもの、
さらにはライバル作品との関係や審査員との相性もある。
出場するからには誰もが、結果が出せる作品をというつもりで臨んでいるはずだけれども。

田畑真希も面白かったので、受賞しなかったのが残念だ。違った形ででも評価されてしかるべき才能だろう。
古家優里は既に大賞受賞という「評価」を得ているので今は書かないが、否定しているわけではない。

その他、ファイナリスト達の有望性・可能性はさまざま。
ちょっと時間がなくてこれ以上書けないのだが、
それぞれの(もちろんファイナル以前の参加者含め)今後の活躍をお祈りします。

『音楽の友』8月号

2010-07-18 00:29:10 | 執筆
『音楽の友』8月号(音楽之友社)


下記執筆しています。

◆ダンス紹介連載

~『ローザンヌ・ガラ』、Kバレエカンパニー『NEW PIECES』
東京バレエ団『ベジャール・ガラ』~

それぞれの見どころを書いています。

(概要を以下に書いたのですが、うっかり消してしまいましたので、愛想がないですが…)

電子レンジ壊れる

2010-07-16 00:01:19 | その他
洗濯機に続いて電子レンジが壊れた。発火するようになり、しかも何一つ温めてくれない。
まあ15年使ったのだから寿命ということか。
部屋にこもって仕事している今の生活には欠かせない品なので、ネットにて緊急購入。

引越しにあたって、カーテンやらカーペットやらクッションやらテーブルやら食器やらベッドカバーやらLANケーブルやら(笑)、
必要なものすべてネットショッピングでそろえていたら、ショッピングサイトのゴールド会員になってしまった。
安物ばかり買っているので、総額は大したことないのだが。。。

それにしても、仕事が絶賛修羅場中だというのに、
電話が不通になったりメールが送信できなくなったり部屋に現れた蜘蛛と格闘したりと、毎日大騒ぎだ。
いい加減、穏やかな暮らしを手に入れたい(←おおげさ)。

「再見!」とか言っておきながら、嘆きのあまり、つい書いちゃった。
演劇と無関係なことばかりですみません。

今度は朝焼け

2010-07-15 04:28:01 | その他
朝焼けがきれいなので思わずUP。つい今しがたの写真です。



ああ、引き込まれる。。。

さて、仮眠取りましょうっと。

生きてます!

2010-07-13 23:37:37 | その他
特に心配されてもいないと思いますが、一応。

ブログの更新が滞っておりますが、

 夕焼けにうっとりしたり、

 レバ刺し
 ロース
 カルビ などを味わったり、

あとは整骨院に運動すべきか休むべきか相談して
「今はとにかく休むべし」と言われたりしながら、どうにか生きてます。

ちょっとバタバタしていますが、あと数日で落ち着いたら、
また観劇のことなど書きたいと思うておりまする。。。 てなわけで再見!

英国ロイヤル・バレエ団『ロミオとジュリエット』/『シアターガイド』8月号

2010-07-03 01:13:37 | 観劇
英国ロイヤル・バレエ団『ロミオとジュリエット』@東京文化会館

リャーン・ベンジャミンのジュリエットが素晴らしかった。
小柄ながら長い四肢を駆使し、自在に表現を紡ぎ出す。
コントロールの利いた踊りが、演技へと見事に昇華するさまに見入った。

一方、エドワード・ワトソンのロミオは動きのつなぎ方がいささか強引で
振りをたどることよりも、感情が、演技が先走る印象。
怪我をしていたとも小耳に挟んだが、いずれにせよこの人はいわゆるダンスールノーブルではない。
マクミランのようなドラマティックな振付がよく似合う。

そんなロイヤルの公演も終わり、引越しほかで蓄積した疲労が、
今頃になって、どっと出て来ている。

 自然を見ると癒されるって本当だね。

そろそろ本格的に社会復帰(?)しなくては。

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■『シアターガイド』8月号 p.62 にて
加納幸和×馬渕晴子×芳本美代子 座談会 原稿を執筆しております。