劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

演劇、ダンスなどパフォーミングアーツを中心にフリーランスでライター、編集者をしている高橋彩子の備忘録的ブログです。

ELLE japon(エル・ジャポン) 』2月号

2012-12-27 17:47:58 | 執筆
『ELLE japon(エル・ジャポン) 』2月号(ハースト婦人画報社)



下記書いています。

◆2013年流行予測特集内 舞台トピックス

2013年の舞台の話題として、
新しい歌舞伎座の開場と、ヴェルディ&ワーグナー生誕200年を挙げました。


◆ELLE Stage欄

三谷幸喜作・演出『ホロヴィッツとの対話』にご出演の
和久井映見さんに話をうかがいました。

ほかに、松山ケンイチ主演『遠い夏のゴッホ』をご紹介しています。




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文楽の補助金ノルマ制への「国民投票」

2012-12-25 17:01:26 | その他
大阪市の文楽協会への補助金がノルマ制になります。

もともと、足りないからこそ支給されているはずの補助金なのに、
大阪の国立文楽劇場での、有料の集客目標人数が達成できたら支給、できなかったら支給せず
(年間9万人以下ならゼロ、10万5000人以上なら全額支給)という、“懲罰”的な方式に……。
結果次第での後払いなので、中長期的なプロジェクトも難しくなるのでは。

しかも、実際には協会が運営しているのは地方公演などであり、
問題になっている文楽劇場の運営は劇場(独立行政法人 日本芸術文化振興会)なので、
話をする相手が根本的にずれているのですが、
市長としては、まず圧力をかけられるところにかけているのでしょう。

この問題についてのインターネット国民投票がこちら。
http://zzhh.jp/questions/49

大阪市が行っているものではないので直接的な効力はありませんが、
気軽に意見を述べる機会ではないかと思います。




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のんびりと…

2012-12-23 02:59:53 | その他

数日前、崩壊も間近かも…との自転車屋診断を受け、
知人のカンパ(!?)も得て、晴れて買い替えた新しいノリモノ↓



夕方、これに乗ってすいすいと進み、
有楽町に到着したころ、ちょうど夜に。



お堀ごしの夜景がきれいだったよ。
これからは今まで以上に、都内を自転車でのんびり駆け巡る予定。









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十八代 中村勘三郎丈 逝く

2012-12-06 11:03:13 | その他
十八代 中村勘三郎丈が昨日逝った。

容態がかなり悪いという噂はあったけれども、
とても運の強い人だから、もちこたえてくれると信じていた。

古典も現代作品も、どんな舞台も、全力投球で演じ、
他の誰とも違う、勘三郎固有の演技を確かに造形していた。
舞台姿からは、芝居が好きなのがひしひしと伝わってきて、
その情熱に、観ていて引き込まれずにはいられなかった。

父である十七代目の愛嬌も受け継いだ。
その可愛らしさに、誰もが目を輝かせ、あるいは顔をとろけさせ、大いに沸いた。
たとえば可笑しい台詞を言う時、自分から笑ってしまうなんてアリなんだろうか?
そんなことも成立させてしまう、特別な俳優だった。
彼が登場しただけで、会場の空気はがらりと変わり、
文字通り、熱狂の渦に巻き込まれた。

コクーン歌舞伎、平成中村座、海外公演……。
新しい試みもたくさんなさって、周囲の皆さんは大変だったと思うが、
あの企画力と実行力にはただただ頭が下がる。
浅草に常設の芝居小屋を創るという計画の実現も、待っていたのだけれど。

インタビューは5回ほどしかできなかった。もっともっと、たくさん話を聞きたかったのに。
とても厳しい人でもあったのだろうが、
取材では本当に明るく温かく、配慮に満ちた人だった。

観客として、こんなに早く彼を失うなんて、自分の人生のプランになかった。
勘九郎最後の日も、勘三郎襲名も、震度4の地震の日も、歌舞伎座さよならの日も、
観客として、歌舞伎座で、舞台上の勘三郎丈と同じ時間を過ごした。
新しい歌舞伎座でも、素晴らしい舞台をたくさん見せてもらうつもりだったのに。

勘三郎を襲名して8年。まだまだ、これからだった。
むごい。悲しい。悔しい。無念だ。

現勘九郎丈、七之助丈はじめ、中村屋一門の皆さんの活躍ぶりを、
きっとどこかから、喜んだり悔しがったりしながら見ておられるんだろうなあ。


 スカイツリーと平成中村座の取り合わせを喜んでいらした。




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『acteur(アクチュール)』1月号 渡辺徹インタビュー

2012-12-05 00:09:46 | 執筆
『acteur(アクチュール)』1月号(キネマ旬報社)



◆渡辺徹 インタビュー

英国の劇作家リチャード・ビーン作『ハーベスト』に出演される渡辺さん。
中心人物であるウィリアム役として、劇中で19歳から109歳までを演じられます!
戯曲や役柄の解釈から新劇への思い、台詞についてのお考えなどをお話しいただきました。

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『演劇男子。vol.3』にて対談

2012-12-03 14:09:19 | 執筆
『演劇男子。vol.3』(ぴあMOOK)



「この舞台がすごい!~演劇ライターによる2012年演劇総括&2013年展望~」で、
現代演劇ウォッチャーの高野しのぶさんと、
2012年の舞台および2013年への期待についてお話し致しました。

(私は)勝手気ままに喋ってしまったにもかかわらず、
内容をきれいにまとめてくださったライターの高本亜紀さん、有難うございました。



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