劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

演劇、ダンスなどパフォーミングアーツを中心にフリーランスでライター、編集者をしている高橋彩子の備忘録的ブログです。

「omoshii」 マテ・カマラス インタビュー

2012-04-28 12:19:25 | 執筆
演劇 & エンタメ系 WEBマガジン「omoshii」の『エリザベート』特集連載の一環として、
トート役のマテ・カマラスさんにお話をうかがいました。

コチラからどうぞ!

ハンガリーのご出身ながら、
ミュージカル『MITSUKO』に続いて日本語での舞台に挑むマテさん。
インタビューも日本語を交えながらお話しくださいました。

なお、こちらはWeb連動型リアルマガジン『omoshii mag(オモシィ・マグ)』の短縮版です。
フルサイズのインタビューは、6月発行のリアルマガジンのほうをお読みいただければ幸いです。


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「omoshii」 春野寿美礼 インタビュー

2012-04-25 15:56:43 | 執筆
演劇 & エンタメ系 WEBマガジン「omoshii」の『エリザベート』特集連載の第一回として、
タイトルロールを演じる春野寿美礼さんにお話をうかがいました。

コチラからどうぞ!

なお、こちらはWeb連動型リアルマガジン『omoshii mag(オモシィ・マグ)』の短縮版です。
フルサイズのインタビューは、6月発行のリアルマガジンのほうをお読みいただければ幸いです。


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『音楽の友』5月号

2012-04-19 00:07:16 | 執筆
『音楽の友』5月号(音楽之友社)


下記執筆しています。

◆ダンス紹介連載

~新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』、Kバレエカンパニー『海賊』、
東京ELECTROCK STAIRS『最後にあう、ブルー』~
 
それぞれの見どころを書いています。

新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』は前芸術監督・牧阿佐美改訂版。
Kバレエカンパニー『海賊』は主宰・熊川哲也版。
東京ELECTROCK STAIRS『最後にあう、ブルー』は主宰のKENTARO!!の新作です。



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『AERA(アエラ)』4/23号 アリーナ・コジョカル インタビュー

2012-04-16 00:02:40 | 執筆
『AERA(アエラ)』4/23号(朝日新聞出版)


下記執筆しています。

■表紙インタビュー バレエダンサー アリーナ・コジョカル

英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして活躍しているコジョカルさん。
すこぶる短い記事ですが、踊りとの向き合い方や日々の生活についてうかがっています。

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りゅーとぴあマガジン 風間杜夫 インタビュー

2012-04-03 13:39:30 | 執筆
りゅーとぴあマガジン 風間杜夫インタビュー



りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館発行の「りゅーとぴあマガジン」2012 Spring vol.28で、
下記執筆しております。

■風間杜夫 インタビュー  ※ウェブでもお読みいただけます。コチラ

出演なさる『しみじみ日本・乃木大将』(井上ひさし作・蜷川幸雄演出)のことや、
風間さんにとっての演劇の魅力、演じることへの思いなどをうかがいました。

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祝・新勘九郎誕生

2012-04-02 15:47:23 | 観劇
胃腸の不調や風邪などでの体調不良により書くのが遅くなってしまったが、
2月は新橋演舞場、3月は平成中村座で、勘太郎改め 新勘九郎 襲名披露興行が行われた。

                * * *



2月の新橋演舞場では『土蜘』と『鏡獅子』を踊った勘九郎。

『土蜘』は前シテ、声・姿ともに迫力があり、じっくりと見せて素晴らしかった。
後シテでも体のキレが申し分なく、非常に覇気の感じられる動きに満ちていた。
襲名だけあって周りも豪華だった。三津五郎の頼光、橋之助の保昌も風格があって立派だったし、
番卒に仁左衛門、吉右衛門、勘三郎という顔ぶれは、まさに今回の襲名あってのもので、ぐっと来た。

一方、『春興鏡獅子』は、今はとにかくしっかりじっくり懸命に踊っている、そんな弥生であり獅子。
勿論、優れた踊り手であり、動き自体に見応えはあるのだが、まだ余白がない。
持てる力全てを出して折り目正しく踊る今を通過してこそ、この先の“大成”が見えて来るのだと思う。
毛振りも速さでもっていくのでなく、動き自体に人外のエネルギーを感じた。今後が楽しみである。
七之助が兄の後見を勤め、92歳の小山三が華やかな装いの老女姿を見せ…と中村屋ならではの情景も。

口上では、勘九郎と七之助への愛情あふれる言葉が多くの俳優から出され、涙を誘った。
昨年他界し、列座できなかった芝翫の鬘を息子の橋之助がつけていたのも印象深い。

                * * *



3月の平成中村座では、夜の部を観た。
『御所五郎蔵』では勘九郎のきりりとした五郎蔵に対し、
海老蔵の土右衛門はなにやら退廃感溢れる風情で好対照。
両花道も絵になり、江戸時代の芝居小屋を再現した平成中村座ならではの臨場感に瞠目した。
笹野高史が花形屋吾助役で出演したのだが、
花道を走り去る五郎蔵の真似をして引っ込む場面は、
俳優・笹野自身のイメージと重なる好趣向となっていた。

口上も、平成中村座ということで、演舞場より少々くだけ気味で和やかなものに。
そうは言ってももちろん、歌舞伎への真摯さが貫かれた口上であることには違いない。
新たな名を得ての意気込みを語る勘九郎はもとより、
勘九郎をよろしくと頼む勘三郎の力強い言葉も胸に響く。
海老蔵は「勘九郎さんを見習って少しは真面目になりたい」と笑いを誘っていた。
勘三郎、仁佐衛門らが中村座との縁を語る中、
「縁もゆかりもない(勘三郎談)」笹野高史を口上で拝む楽しさも格別。

この夜の部では冒頭の『傾城反魂香』の仁左衛門の又平が、愛らしくいじらしく感動的だった。
又平を支えるおとく(勘三郎)に滲む深い情愛も格別。息の合った名コンビだけに魅せてくれる。
土佐の名字を得ての嬉しそうな二人には文字通り”射抜かれて”しまった。

そんなわけで、二ヶ月にわたる、東京での襲名披露興行が終わった。
新勘九郎のさらなる飛躍を心から楽しみにしたい。

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