劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

演劇、ダンスなどパフォーミングアーツを中心にフリーランスでライター、編集者をしている高橋彩子の備忘録的ブログです。

『小さな村の小さなダンサー』原作と映画/焼き菓子ポロンと話題のリヨン料理店

2010-08-17 23:55:14 | その他
来週末に公開される映画『小さな村の小さなダンサー』の原作(自伝『毛沢東の小さなダンサー』)を読むと、
映画では、原作のほろりとする逸話が単純化・ステレオタイプ化されていたり、
逆に小さな出来事が強調され、感動的になっていたりすることに気づくだろう。

原作では書き手の少年時代に記述のほとんどのページが割かれているのに対し、
映画では青年期になってからの出来事を中心にしつつ過去を回想しており、
主に青年になってからの美しいバレエ場面が多数ある点も大きな違い。

書物と映画はそもそも別ジャンルなのだから、全く同じではあり得ないわけだが、
私には、一見すると些細な部分に、
東洋人の原作を西洋で映画化するとこうなんだという感覚的差異を見て、興味深かった。

どちらが良い/悪いということではない。できれば両方楽しむことをオススメしたい。

原作も映画のタイトルで文庫化。なお、映画は8月末から順次公開予定


さて、このところ来客とともにあれこれ食べて舌鼓を打つ日が続いている。
例によって写真は極めてテキトーだが美味しかったのでメモ代わりに…。

まず一昨日は、6年ぶりくらいで会う友人が、
トルティーヤとポロン(焼き菓子)を持って遊びに来た。

焼き菓子ポロン


そして、今日は両親が相談ほか(?)を持ってやって来て、
飯田橋のリヨン料理店でランチを楽しむ。

鴨のフォワグラのテリーヌ マンゴーとレーズンのチャツネ

ウサギのコンフィ  ムース オ ショコラ 洋梨の冷たいカプチーノ仕立て

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