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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

マチ★アソビ2017秋 第1日目

2017年10月07日 | 日記

10月7日(土)、標記のイベントに書道ブースを出す活動を本日から3日間実施します。時間は10時~16時までです。1日目の様子を紹介します。いつものように、ポッポ街の中間ほどにある空き店舗を「シコダイ★アソビ」の場所としてお借りしています。その会場の前に机を出して、学生が2名ずつ座って、通行人の希望する作品を書いてプレゼントしました。色紙とうちわの作品は販売しました。

店舗内には、書道作品を10点ほど展示しています。

通行する大勢のお客様の希望に応えます。

最初の担当は、3年生の橋本薫さんと、遠山颯希さんです。橋本さんのお知り合いのコスプレイヤーと一緒に撮影しました。

かっこいいコスプレイヤーのお二人と記念撮影もしました。

2時間ごとに担当を替えます。

12時から14時までは、1年生の小原楓さんと、後藤真理奈さんです。

年齢の幅は広くて、お子様から年配の方まで様々です。書く内容は、依頼者が決めますが、内容面で、「健康に注意することを促すためにどんな言葉が良いでしょうか?」「就活中の息子に贈る色紙の文句はどんなのが良いでしょう?」などと相談を受けることも時々ありました。

14時から16時までは、1年生の小原楓さんと織部里奈さんです。

香川県からおいでのコスプレイヤーと記念撮影。

時間帯によって、多くの依頼者が来るときと、多少暇なときがありますが、2時間の間に学生一人当たり、10作品程度は依頼されて制作しました。

書く内容は、漢字、ひらがな、カタカナ、漢字仮名交じり、英文、記号、絵など。素材は、半紙が多いのですが、時に色紙(しきし)、うちわの時もあります。1年生で今回初めて担当した織部さんは、最初は上がってしまいとてもゆっくり書いていましたが、2時間で徐々に慣れてきて、終了間近にはスピードも上がり、紙への配置の仕方も大きく上達しました。

このような即席揮毫は、あらゆる言葉に対応しなければならない創作書道でもありますし、自分の個性が表出する作品でもあります。また、書いてあげるとたいへん喜ばれ、自分の技術の価値を実感する瞬間でもあります。大学の教室ではなかなか実感できない瞬間がここにあります。学生の書道の学習にとって、極めて効果的な方法です。なるべく大勢の学生に体験してほしいと思います。

今回は3日間のうちに、16名の有志学生が交代して担当してくれます。また明日・明後日は本日とは異なる学生が担当します。地域と大学が協力してイベントを盛り上げると同時に、学生を育てる効果もあります。

お時間のある方は、ぜひお出かけいただき、様々なコスプレの様子を鑑賞していただくとともに、学生に書を依頼してください。