2015年の1月1日(木)、新年あけましておめでとうございます。今年の正月も徳島で過ごしています。さきほど初詣で、妻と一緒に徳島市の春日神社に行ってきました。参拝後にすぐ横にある「滝の焼き餅」でお茶をいただきました。ここにはモラエスがポルトガルから持ってきたという「黄花亜麻」という花が咲くので有名です。11月~3月くらいまでの花の少ない時期に、このにぎやかな風景を提供してくれるのは貴重です。気候が異なるので、なかなか日本には根付かない植物で、徳島でもこの花を見ることができる場所は限定されています。モラエスと徳島の関係は下記サイトをご覧ください。
このあと、徳島の中心商店街に行きました。まだ営業されている店がほとんどなく、新町川に行きましたら、ユリカモメが沢山いました。
ユリカモメの詳細は下記のサイトをご覧ください。漢字で書けば「百合鴎」です。渡り鳥なので、徳島では冬だけ見られます。調べてみたら、これは冬毛で、夏には頭が黒くなり、日本に渡ってくる彼らはカムチャツカ半島あたりで繁殖していることを初めて知りました。『伊勢物語』に出て来る「都鳥」はこのユリカモメだといわれ、最近ではこの鳥の名が東京の電車にも使われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%A1
鴎の仲間ですから、飛翔能力に優れています。飛んでいる姿は本当に美しい。絵になる鳥です。2015年は羊の年だそうですが、羊に羽が生えると「翔」ぶとなります。新年から美しい鳥の飛ぶ姿を見たので、今年は高く飛翔する年でありたいと思います。皆様、よろしくお願いいたします。