子どもがカニを食べに行きたいというので山陰に行ってきた。
天気が悪くなると言うので心配していたのだが
県北に行く頃には降り出していて、
トンネルを抜けるたびに白さが増してきた。
宿の人は「こんな日で申し訳ない」と言うけど
雪の降らない場所に住んでいる自分たちにとっては
天からの贈り物だった。
宿の人の話によると、「朝は晴れていたけど
二、三時間前に降り始めて」これだけ積もったのだそうだ。
天気を予想していた子どもは
チビ用のカッパや換えの靴を持って来ていた。
雪を触って、雪玉を投げて、びしょ濡れで遊んだ。
温泉に入って、「温泉楽しかった」と言うと
一緒に入っていたおじさんたちが、「楽しかったか」と笑った。
その後チビは、ママたちとまた露天風呂に入って
雪だるまを作ったらしい。
バス旅は疲れたけれど、とても楽しくもあった。
町でこんな看板を見つけた。
まさかヒトデ商事？
絵柄から考えても海に関係するものを取り扱っているんだろう。
ならば海星の漢字は知らないはずがない。
かいせいと読ませたりはしないだろう。
ではなぜヒトデ？？
商事というのもおかしいよね。
アクアラングなどの店ならこうは名付けない。
ふと思った。ひょっとしてヒトデって漢方薬などに使われるの？
それならヒトデやサメ、ナマコなどを卸しているのかも。
それなら商事もヒトデもなるほどだ。
店に寄った訳じゃない。
だって真相を知ったら面白くないじゃないか。
どうやら桜が満開になったようだ。
本当ならチビを連れてみんなで花見に行きたいのだが、
今はそうもいかない。
犬散歩の時に近所の神社で見た。
それでもこうやって見られるのは幸いか。
撮り方によっては薄く白くもなる。
自分的にはこの程度の色が好きなのだがどうだろうか。
アメリカの桜は白く、満開が一週間以上続く。
きれいだと言うが、桜という気はしない。
桜とは一瞬に咲いて一瞬に散るものだ。
もう明日には散っているだろう。その一瞬が美しい。
今年は桜をちゃんと見られなかったな。
白花タンポポを見つけてきてくれる若い人がいるのだが、
自分で見つけたことはなかった。
家人がひどく身体をこわし点滴をしている間に
近所の線路脇でたくさん見つけた。
春はもう満開になった。
後は家族の体が満開になったらいいな。
それはきっと時間が解決してくれる。
今日はおひな祭りです。このあたりでは月遅れで祝うので４月３日まで飾りますが、商店街などは今日まででしょう。
これは大正時代のお雛さまだそうです。皆さんの家のお嬢さんたちも、健やかで幸あらんことをお祈りいたします。
ダイソーの手帳（右端） もちろん１０５円（税込み）
百均のダイソーについてはずいぶんボロかすに書いてきたけど、これ↑に関しては脱帽。驚き＋賞賛ですわ。
またまたリモコンが増えて、と言っても学習機能で全部を使い分ける必要はないんだけど、だからといって無くなると困るのでどこかには確実に保管しておかなければならないわけです。そんでいつものかごを買いに行って発見したのがこれ。
１０５円のスケジュール手帳
少し大きめで、表紙の質も良くないからか柔らかく手になじんでむしろ使いやすい。１月から１２月、さらに通り越して３月まである。私の仕事は４月始まりの３月終わりなので大変便利。
私にとって、細かい内容まで書き込む必要はなく、仕事や出張が重ならなければいい。だからこの見開き一ヶ月表があればいいわけだ。
本当はちゃんとしたものを買ってある。確か８００円か９００円のもの。だから買う必要はなかったし、無駄遣いの典型ではある。だけどもしこれがちゃんと使えるなら来年からは１０００円近く払わなくていいのでそれは有り難い。その練習、と言うかチェックを兼ねて買ってみたわけだ。
ちゃんとしたものの方が枠の色が濃く見やすい。横にも書き込めるし、翌月＋先月のカレンダーもある。ただその分全体が小さい。一番は表紙が固い。書くときはいいが、カメラバッグに入れたりすると案外折れて汚くなる。その辺は百均のやつの方がいい。
さて評価だが、ダブルブッキングを確認し、大まかな日程がわかる程度の使い方なので、私には百均ので良いみたいだ。ただしこれを発見したのは１月になってからで、１２月にはこんなもの無かった。つまり１２月までに売れなかった残り物を仕入れてきて１００円で売っているのかも知れない。それなら来年同じように手に入るかどうかは不明。となると結局は１０００円出して買わなければならないのだろうか。そうじゃなくて安定して売ってくれるなら百均のでいいなって思っている。
美観地区での風景
普通こんな風に緑で埋め尽くされるのは
田んぼに水をはってしばらくか、暑い時と思う。
それがなぜ今頃に…。
たいしたことのない風景なんだろうけど
自分にとってはひどく不気味である。
刈り入れ前の田んぼに、なぜか秋桜が一本だけ咲いていた。
元はと言えば外国から来たこの雑草は、
今やすっかり日本の花になった。
色々な色、様々な形があるが、
自分はこのオーソドックスなのがいい。
家にも植えたのだが、背が高くなりすぎて醜い。
確かに、原産地では雑草だな。
職場に行く道は田園地帯を抜ける道で
おかげで懐かしい風景が見られる。
今は、一カ所から大量に出てきた彼岸花がそのあたりを埋め尽くす。
どうせならもう少しまくばって生えればいいのにと思うが
彼らにはそれは無理だろう。
田舎も同じような風景だった。
子どもの頃は竿の先の細いところを鞭のようにしならせて
よく彼らを切り倒したものだ。
なぎ払った瞬間に一瞬静止してから倒れる様が
まるで自分を剣豪にしたかのように感じた。
この花たち、あっという間に枯れてしまう。
できるならこの赤い色を長く見続けたい。
ただ、死人花という刷り込みが、今でも少し不気味ではある。
