詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

非攻の思想

2020年01月10日 | 
昨日の夜勤は散々だった
暴走族にあれこれ絡まれ
虫の居所が悪かったので
まだ中学生みたいな奴らは退散していった

一緒に働いてた56歳の同僚は
最初は「○○さん」から「○○君」になり
最後には呼び捨ての命令口調
ガソリンが無くなろうかというのに
わざわざ近くの駅まで車で送ってやったのに

しかしそんな自分を楽しんではいる
楽しまなくては生きてゆけないし
否定は望むとこではない

わかりきったような断定口調で
この世や自分
自然や他人を
切り刻みたくないのだ

じっと耐えるなどというのは
ぼくの柄ではないが
こっちからなどとは思わない

ただ不当に攻めてくる者に対しては
戦の一字があるだけ
徹底的に戦うだけだ

路上放浪者みたいに

2020年01月10日 | 
路上放浪者みたいに
深夜のベンチから星空を見上げていた
蚊にさんざん刺されながら

明日まだ生き延びていたら
ヒゲを剃りオンボロ自動車を運転して
また時給千円ちょっとの
夜勤仕事へと向かうことだろう

この闇の向こうには
なにか素晴らしいこと
新しいなにかが動きつつある予感がする

希望というにはほろ苦すぎる未来だけど
それでも
それに出会ってみたいきがする

まったく懲りない
人生だなとは思うけど
この闇の向こうへといってみたい

元気ですか

2020年01月10日 | 最新の詩
きのう仕事帰りの電車にゆられ目の前で
あんぐり口を開け眠ってる女学生を見て
きみを思いだした

きみの家の庭で初めて
みたきみのような花が
紫陽花だった

雨が降るたびいつも
学校を休みがちだった
あの頃のきみ

黒い傘の下でこんなにも
こころが傷だらけなんだと
初めて気づいた頃だった

天国でもあんぐり口を開けて
雨を見上げている
あの頃のきみのまんまだろうか

きのう仕事帰り

2020年01月10日 | 
きのう仕事帰りの電車にゆられ
目の前であんぐり口を開け眠ってる女学生を見て
きみを思いだした

きみの家の庭で初めて
みたきみのような花が
紫陽花だった

雨が降るたびいつも
学校を休みがちだった
あの頃のきみ

黒い傘の下で
こんなにもこころが傷だらけなんだと
初めて気づいた頃だった

天国でもあんぐり口を開けて
雨を見上げている
あの頃のきみのまんま