ただ建築が好きな走るエンジニア、

日系某メーカーを辞めて外資系に転職。資格、建築デザイン、転職と来て今はひたすらす走ってます。2019別大2:49:13。

被爆クスノキ2世

2014-08-24 22:39:57 | 日記


小学校で見付けました。
長崎の「被爆クスノキ2世」だそうです。

まだ植樹されて2年ほどなので小さいです。
余り目立たないので大丈夫かなぁ~と
要らぬ心配を抱いたりもします。。。

この樹を見ながら何となくこの国における
教育と実際の矛盾に気持ちが向かいました。

学校では歴史で戦後日本の平和復興や
公民で国民主権や三権分立など
今の日本がいかに素晴らしいか教わります。

でも40歳代になって自分が接する世の中を
見回してみると何となく違和感を覚えます。

それは「本音」と「建前」の違いかな。

例えば扶養控除。
平等を唱えつつ、働き方に細かい差別や
序列を作る源になっている制度。

本当はパートやアルバイト、派遣と正規雇用、
健康保険や厚生年金の有無、控除有無など
そんなに労働形態を複雑にしなくてもいいのでは?
と思います。

単に同じ仕事をしているか否かだけだと思うのですが。

例えば年功序列と能力主義。
空白の20年間の言い訳として使われる言葉。

能動的な意味ではどちらも実体を伴いません。
これって景気に応じて既得権益者の逃げ口上として
利用されてきただけだと感じます。

この20年間、負け続けすっかり弱ってしまった
弱電メーカー社員としての本音です。

実際問題、会社に居ても転職するにしても
能力と言いながら年齢で区切られる。

そして平和主義。
これが一番難しいです。

多分、「平和」の定義はある階層ごとや年代、経験で
ばらつきがあるんだと思います。
端的に言えば戦争を経験しているか?戦争で被害者・
加害者どちらの色合いが濃いか?

(本当はそんな単純なものじゃないと思うけど、
 仮説を簡単にするために敢えてそういう括り方をします)

小学6年生のとき、戦後の日本は平和と民主主義を大切にする
いい国なんだなと思いました。

教科書で学ぶことは「憲法」。
でも実際に世の中を動かすのはその解釈や実行法だったりして
その両者はちゃんと一致してるの?

先の扶養控除の例の様に色々な都合で歪められたり、
都合よく解釈されてませんか?

子ども達にはその矛盾にまで目を向けて
いい将来を築いて貰いたい。

と思うのだけど。



Comment    この記事についてブログを書く
« 第四課題 | TOP | 学科試験結果 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。