Fさんの、曲ではなく、とある課題。
コレ、まずできるようになりたいですね
と共有していた。
…と、それとは別に、
平行して私から推した曲。
前回のレッスンの内容をFさん自ら反復
そして考えて辿り…
「コレ、こんな意図で
出されていることに気づいた」とFさん。
あらら、バレちゃった(笑)
なんて勘がいいんだろう。。。
…と、そこから。
「隠し芸的に弾けるようにじゃなくて
他の同じレベルの曲も弾けるように
きちんと力をつけていくこと。
こういうのってどんなことでも大事だと思った」
としみじみ語るFさん。
嬉しいことを。。。
そうなの、そうなの。
私、たった一曲が弾けることより、
ちゃんと自身の力で弾くこと、
コレを何より大事に思っている。
お家の方の練習の手助けをお断りしているのも
それが一番大きな理由。
他の教室から移って来たNちゃん。
練習した最後の段階で、
お母さまが「解答」を弾いていたらしい。
気付いてそれをやめていただいた。
すると、リズムの読み間違えが多発。
音名も「解答」で答え合わせと発覚🤣
音符♩♪♫たちに長さというものが
割り当てられていることに、
全く気付いていなかった。
考えるより先、「解答」があったおかげで、
いい感じに進みは早かったけれど、
「ごめんね、一旦スロペースにしよう。
マルなんてもらえなくていい、
Nちゃんが分かるようになってから
次に進もうよ」と話した。
まだまだ色々やらかして来るけれど、
少しずつ前進。現在も奮闘中。
間違えても笑って立ち向かえる、
強いNちゃんだ。
何よりも、間違えて来ていいと
分かってくれたことが大きい。
練習前に、
「どんな曲か分かった方が…」
とやはり「解答」を弾いてもらっていたRちゃん。
こちらもそれをやめていただいたら、
進みが遅くなった。
でもRちゃんの場合は1ヶ月ほど。
自信無さそうに弾いたり、
お喋りでレッスンから逃れようとしたり🤣
でも、あっという間に、
自由に伸び伸び弾くようになった。
Rちゃんも間違えて理解していても大丈夫で、
レッスンで読み方を直したり、
弾けないところを一緒に練習したり、
それでいいと分かってくれた。
「解答」が無くても大丈夫なのだと。
私は丸つけ先生ではない🤣
出来ないや分からないを、
一緒に考えたいと思う。
「隠し芸じゃなくて…」。
隠し芸だなんて、
Fさん、ホント上手い表現🤣
でも、そのものだ。
一番早く本を進める方法は、
「解答」ありき。
でも、隠し芸じゃダメなんだ。
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