「ここはこうだよ」
と言ってしまう
お手本を見せてしまうのは簡単。
教え込み。
リズムにいたっては、
模範演奏が一番手っ取り早い。
でも。
リズムで言うなら、
コレが分かっていて、
コレが分かっていて、
それらが混ぜこぜになった時
「分かんなーい」
と放り出した子に
「こうだよ」は
勿体無いと思ってしまう。
教え込むのは簡単なんだけれど。
後々のその子のためにならない。
分かっている材料を使って
色々考えを巡らせて
「こうか!」
と思えるものに辿り着く、
その過程を大事にしたい。
やれば出来るという体験。
自分の力で解明したよ、という体験。
その体験そのものを
奪い取ることは避けたい。
弾きにくいところも、
まずはどうやったら弾けるか、
考えを巡らせて
色々やってみて
「できた!」
にたどり着いてほしい。
色々考え巡らせて
それでも上手くいかない時に
「こうしてみたら?」
はアリだと思う。
考えた過程がある分、
なるほど…
も深くなると思うから。
目の前の曲を合格すること
これだけを見るのではなく、
どういう過程を経て合格なのか。
合格だけがエライわけではない、
と、思ってしまうのだ。
先生は生徒さんのことをよく考えていらして素敵ですね。
私の場合は、生徒が弾いた曲を自分で聴くように言います。イメージをさせてイメージにある曲と自分が奏でた曲を比較してみてどうですか?
って聞きます。
すると生徒が自分で気付きます。
その生徒さんが一人で完結するように助言してます。これはあくまでも私の場合ですけど。
弾いて見せちゃうのではなく、自分の演奏どう?って。
自分のことを考えるって大事ですよね。
うんうん。思い切り賛同!