教室に通い始め、
雰囲気に慣れてきたHくん。
最初は、
私のお話も
ちんまり座って聞いて
一つ一つこなしていたHくん。
だんだん、
慣れてきた。
自分を出してもいい
と分かってきたようで、
現在、
ハメが外れてる（笑）
これは笑ってもらえるかな？
これは怒られる？
これはどう？
…と言葉になっている
ワケではないけれど、
一つ一つ
私の様子見をしているHくん。
マンツーマンでのレッスン。
それが初めてのHくんにとって、
やっていいこと悪いこと、
の境がまだない。
大人にとって
都合のいい子
の必要はない。
でも
面白い、楽しい
のと、
ふざける
の違いは
難しいけれど、
線引きは必要。
「それ、面白い！」
と言うと、
嬉しそうなHくん。
そして
繰り返し続ける（笑）
「何回もやると
面白くなくなっちゃうし、
しつこい！になっちゃうんだよ」
と言うと、
ありゃーの表情のHくん。
「それは、先生に失礼だよ」
と言うと、
ヤバい！
の表情のHくん。
ピアノのレッスン
そのものは
Hくんの行動で
止まってしまうけれど、
ここが大事なところ。
本を進めることよりも、
むしろ大事。
男の子あるある
に感じるのだけれど、
どうにかして笑わせよう、
どうすれば面白がってもらえるか、
色んなことをやる。
教室に入ってくる
「こんにちは〜」
のところから始まり、
「さようなら〜」
の去るギリギリのところまで、
とにかく色んな
変なこと
をやる。
何でこんなに面白いんだろう！
このHくんのキラキラしたところ、
つぶさず、
伸び伸びと
音楽に繋げていきたいなぁ。
