ドイツ人っぽい？

そもそもドイツに惹かれている。
ドイツの暮らしに興味がある。

ただそれだけ。

のはずだったが。
数人の友人から
「考え方がドイツ人っぽい」
と言われた。
（ドイツ留学から帰って来た友人…）

どこが？

と問うが、あまり明確な答えをいただけなかった。

たまたま「ドイツ流子育て」の本を見つけ、
別に子育てに困っている訳ではないが、
（いや、手を焼くには焼いているけれど、何かにすがりたい！という所ではない）
「ドイツ人っぽい」が見えるかと「ドイツ流子育て」を読んでみた。

なるほど。
ドイツ人ぽいかもね、と思われる点が多かった。

例えば、
「自立した大人に育てる」を目標にするところ。
　　→実際の子育てでは全然ダメだけど、でも目指している（笑
「学校のことは学校で」
　　→宿題に親が借り出されるなんて…と思っている。特に音読、とか（笑
「みんな一緒、がキライ」
　　→制服…まではいいけれど、着方はその人次第だと思っている。
　　　運動会の入場行進の練習、卒業式の起立着席の練習を無意味だと思っている。
「相対順位がキライ」
　　→何番だったか、ではなく、自分がどれくらいがんばったかが大事だと思っている。

他にも色々あったけれど。

ただ、この「ドイツ流子育て」を書いた人。
日本のこと、好きじゃないのかな？と思わされてしまう。
「個」は大事だと思っているけれど、
運動会や学芸会。みんなで一つのものを作っていく楽しさ、みたいなもの。
あれは、私は大好きだ。
国民一つになって、誰かを応援したりするのも好きだ。


なるほどね、
言われても不思議はないのかな？
と思うこともあった。

とは言っても。
子育てや生き方、色々なことに対する考え方は、
国民性は多少はあると思うけれど、
どこまでも、人それぞれだと思ってしまう。
だから、ドイツ！という括りにしてしまうのは、ちょっとコワい。

でも結局。
「ドイツ」というものに、
惹かれてやまないのだけは、事実だ