ぴあピアノ教室 in 目白

豊島区目白にある
小さなピアノ教室のページです。
日々の出来事を綴っています。

学び

2011-05-14 21:47:07 | レッスン
もうすぐ4歳のHちゃん。
レッスンの中でも笑ったり怒ったり、表情豊かなHちゃん。
好きなこと、嫌いなことを伝えるのがとても上手です。

つい先日のレッスン。
Hちゃんのリクエストで、レッスンの最後の最後に残しておいたお遊び。
…の前に突然、「う○ち!」。。。
残念なことにそのため時間切れとなってしまいました。
すぐ次にレッスンが入ってしまっていたため、
ちょっとだけ…ということもできず、
「今日はお時間がなくなってしまったから、来週やろう」
と話しました。
Hちゃんの顔はすぐに曇り、私に背を向けて口を膨らませて怒っています。
残念だよね、ガッカリだよね。
でも!…と、何故できないのかをきちんと話しました。
するとHちゃん。くるりと私の方に向きを変えてニッコリ!!
「大丈夫だよ。来週やるから!」と。

あまりの切り替えの早さに、私はビックリ。

また、別の日。
お姉ちゃんのレッスンに付き添ってきた2歳のYちゃん。
お絵かきが楽しく、波に乗って来た所でお姉ちゃんのレッスンは終了。
お片づけの時間です。
でもYちゃんは、お絵かきを続けたくて続けたくて、
「いやだ~!!」と大泣き
でもYちゃん。一泣きしたかと思ったら、
すぐに笑って「ありがとうございました」と、
レッスンの終わりの定番あいさつをニッコリ笑顔でしてくれました。

すごい!!切り替え早~い!!

ウンチク話ですが、
小さな子どもたちはまだ自我がしっかりしていないため、
切り替え、リセットが早いのだそうです。
自分を押し通そうとする意地がない。
周りからお話をきちんとすると、「そうか、そうなのか」
とあっさり納得してくれてしまうことが多いのだとか。
年を取ると自我がしっかりしてきて、
自分を通そうと意地を張る。
本当は相手の言っていることを理解出来ているのに、
何故か頑なに意地を張り通してしまう。。。

ものすごく切り替えの早かったHちゃんとYちゃんを見て、
この話を思い出しました。

見習わなければ!!
意地って、ある時には必要かも知れないけれど、
意地の張り方によっては、とっても損なこともあると思います。

フラットな気持ちで人の話を聞き、
取り入れられることを逃さないように、
変な意地を張らずにいたい。

分かってはいたけれど、
切り替えの早い小さなHちゃんとYちゃんを目の当たりにして、
そんなことを学んだ気がしました。
コメント
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