ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

FOTR CD: 2-3: The Ring Goes South (3)

2006-05-12 00:08:41 | Tolkien・LOTR
章の残りは,いよいよ旅の仲間が裂け谷を出発して,赤角山(=カラズラス)を諦めるまで。結構長いです。ダラダラ聴いているといつまでも終らない(汗)ので,今まで読み飛ばしていたり,映画に出てこなかったりで,あれ?と思った所をまとめましょう。

小馬のビルは裂け谷に来てちょっと太って嬉しそう。裂け谷に来たお陰とは言っているものの,サムのお世話がよいのですね。

裂け谷を出発してから,原作でも映画でも,うっかり気付かなかったのですが,柊郷までの道のりはすごく長いんですね。天気が変わるまで2週間(fortnight)とか平気で書かれています。モリアの坑道をくぐるのだって4日だったから,これは結構長いですね。時々かギムリの(朗読上は)ゆったりした語りが聞こえます。メリーが合いの手を打ったりとか,この時点で早くもホビット達とギムリは結構打ち解けているように見えますね。

HoMEにもあったので覚えているのですが,ピピン(HoME当時はキャラ名が違ったかな(笑))が,方角を間違えて東に向かっていると勘違いする場面がありますね。またガンダルフは主にアラゴルンと相談しながら道を考えているのも,基本的にHoMEと変わりありません。

赤角山から撤退する場面ですが,HoMEの最初の下書きは,ボロミアが1人で大活躍で,当時ホビットだったアラゴルンの前身ペレグリン・ボフィンまで抱っこして(笑)脱出していましたが,本番はアラゴルン,レゴラスも協力して道をチェックしていますね。映画ではマザルブルの間まで持ち越しですが,原作では旅の仲間が初めて種族を超えて協力する場面かな。(もっとも原作では裂け谷に2ヶ月も滞在したのだから,いい加減馴染んでいたんじゃないかとは思いますが。。そうでもないのかなあ(汗))

そしてカラズラスが彼らを打ち負かしました,で,この章は終わりです。

Run!Run!Run!