ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

迷い

2005-05-25 23:46:12 | ハリポタ6巻
確定ではないようですが,今度6巻のCDは,US版に限り,本と(ほぼ)同時に手に入りそうなんですよね。

私は,‥‥いずれは両方揃えるつもりでます。が,1巻~5巻はUK版を聴いていて,このブログに載せているレポートももちろんUK版なのですが,‥‥

‥しかし,6巻US版が本と同時発売と聞いて,しかももう予約もできるようですので,これはどうしようかなあ,迷っております。自分のへたれ読解スピードで読むより,朗読を聴きながら読む方が,数倍理解力(しかももちろんスピードも)アップするんですよ。

UK版のCDも,8月末には出るという情報を掴んでおりますので,US版買う買わないに関わらず,可能になり次第,予約するつもりではいるのですが。

ちなみに,CDのUS版とUK版,何が違うかはこちらをご参考に!


Odyssey読書 : 15 Telemachus Returns (2)

2005-05-25 22:09:45 | BookClub
TelemachusがPylosを発とうとしたその時,見知らぬ人がやってきました。彼は高名な予言者の一家(うじゃうじゃ説明があったのをこの一言でまとめました(汗))の出で,名をTheoclymenusと言いました。彼は,Telemachusの名を聞くと,人を殺してArgosから逃げて来た所です,是非匿って下さい,と懇願します。Telemachusは快く承知して,彼を連れてIthacaに出航します。

一方,Eumaeus家の,「Odysseus本人なんだけど変装させられているじいさん」,Odysseusの城に行ってSuitorに会ってみたいものだ,と言いますが,Eumaeusは,とんでもないと言って引き止めます。

ではその代わり,Odysseusの両親は健在ですか? と「Odysseusじいさん」は尋ねます。Eumaeusは,Odysseusの父は息子の不在の悲しみですっかり年取ってしまったが,まだ生きてます,しかし,彼の母は悲しみのあまり死んでしまった,と言います。

そして,彼は不思議な事を話し始めました。何と,彼は,Odysseusの末の妹Ctimeneと一緒に,Odysseunsの母に育てられたのだそうです。それを聞いて驚いた「Odysseusじいさん」,一体あなたの本当の両親はどうしたのか? と尋ねると‥‥

実は,Eumaeusは,Ithacaから遠く離れた,Syrieという国の王子様だったのでした。しかしある時,彼は,Phoenicia人にたぶらかされた女に誘拐され,王宮から連れ去られてしまいます。女は死んでしまいますが,Phoenicia人はIthacaに着いて,Odysseusの父が,彼を買い,育てました。

それを聞いたOdysseusは,たいそう驚きました。

その頃,TelemachusがIthacaに到着します。彼は,Theoclymenusに,今自分はあなたの面倒を見る事はできないとの旨を伝えます,が,その時,鷹が雁を持って現れます。その羽がひらひら落ちてきたのを見て,Theoclymenusは,これはお告げだ,と人払いし,Ithacaで,もっとも栄える家はあなたの家しかない,と,Telemachusに言います。

するとTelemachusは,忠実な友人PeiraeusにTheoclymenusを預け,Eumaeusの家に向かいます。


キングダム・オブ・ヘブン

2005-05-25 21:31:45 | 映画
***ネタバレです***
この映画,はっきり言ってファンタジーや神話を求めている人には向きません。まあ,娯楽映画というジャンルには入らないでしょう。ただ,思っていたほどは宗教臭くはありませんでした。しかし,終わった後に爽快感の残るような話ではありませんね(汗)

この映画を観に行ったのは,オーランド・ブルームも一応(汗)目当てでしたが,ルーピン先生ことディビッド・シューリス,次のハリポタ映画でマッド-アイ・ムーディ先生を演じるブレンダン・グリーソン,The Merchant of Venice(まだ日本公開未定なんですかね)でアントニオを演じたジェレミー・アイアンズ,が出るという事で,楽しみにしていました。

結果,この3人を狙って行くなら,「かなりおすすめ」です。特にディビッド・シューリスは,大変重要な役を演じていますね。オーランド・ブルームの,お父さん(リーアム・ニーソン)の部下で,彼が跡目を継いだ跡も忠実な友です。のっけからいきなりどこかで聞いた声? わっルーピン先生っ! ちなみに見かけはルーピン先生と全然違うので,ほとんど声だけで認識しました。

ジェレミー・アイアンズと,ブレンダン・グリーソンは,何故?かセット(笑)で登場。ジェレミー・アイアンズは50才過ぎても,とにかくカッコいいですね。終盤近くまで,期待していた以上にたくさん見ることができて,本当によかったです。

そして,ブレンダン・グリーソン,ですが,役どころ的にはちょっとあれれ~?(汗)かな? トロイでは「赤毛のメネラオス」でしたが,今回も,これまた見事な赤毛です。
ところで,マッド-アイ・ムーディ先生は髪の毛は何色なんだろう? 原作では「ライオンの鬣」と描かれていましたが。ん? ライオンの鬣? それって,人間の髪の色としては,ひょっとして,‥赤!? (いや~,これはまだ,マッド-アイ・ムーディ先生は公開されてませんので,何とも‥ですが)

オーランド・ブルームですが,某○ゴおじさん(笑)の影響がチラチラ見える事もありましたが,まあ別に悪い事ではないし,今回は大袈裟になる事もなく,淡々と,よく演じていたと思います。できるだけ某エルフを思い出させないよう工夫?していたような形跡も見えます。トロイのパリスは,元からしょうもないキャラでしたが,アレに比べたら,完璧な騎士というわけではありませんが,全然カッコいい役です。
後半,彼をサポートしていた豪華助演俳優陣が全部いなくなって,彼1人だけになってしまうんですよね。これも演出なのでしょうか。そこから一体どうなってしまうのか?ってちょっと心配でしたが,まあ,私は,よかったんじゃないかな,と思います。

他に気になったキャラクタと言えば,オーランド・ブルームのお父さん役のリーアム・ニーソン,渋くていい味出てますね。エルサレムの王様,エドワード・ノートンも大変よかったと思います。病気で仮面を被っている為素顔を見る事はできませんが,何とも言えず,カッコいいんですよ。
そして,サラディン,と,名前を失念してしまいましたが,オーランド・ブルームと救ったり救われたりを繰り返したイスラムのリーダーの1人。彼らは何故か個人的にはとても優しいんですよね。なんか露骨にイスラムを敵にできないという現代の映画事情がちょっと見えて,なんともなぁ~ですが,とにかく素敵な人たちでした。

そうそう,ギーと呼ばれていたちょっと意地の悪いキャラクタ,何かすご~く,どっかで見た事あるなああるなあ,と思っていたら,ロード・オブ・ザ・リングで,ケレボルン様を演じた俳優さんでした。

ただ,ほとんど唯一,これはちょっと~‥と思ったのは,‥いや,オーランド・ブルームのお相手としては,キーラ・ナイトレイや,ダイアン・クルーガーは全く問題ありませんでしたよ。もちろん。しかし‥あ~,なんでハリウッドは,こういう映画にまで,何が何でもヒロイン必要なんでしょうかねえ??? そもそもこういうキャラは必要なかったんじゃないでしょうかね? しかもこれはさらに完全人選ミス。もっとましな人いくらでもいたでしょうに。。。
ロード・オブ・ザ・リングだって,あれだけ露骨にさんざん叩かれたのに,なんでハリウッドって所は,気が付かないって言うか,無頓着って言うか,センス悪いって言うか,全然懲りないって言うか,監督ワガママ?。。。。

話は,原作というものがあるのなら,何年もかかっているような所を,さっささっさと進めてしまうので,とても早足だなあという印象を受けました。ただ,海と空がやたら美しいです。どこでロケしたのでしょうか? ちょっと行ってみたいなあと思ってしまいます。

戦いのシーンは,PJの方が丁寧によくまとめていたかも,ですね。後半,エルサレムでの決戦の時,出てくる武器が,ロード・オブ・ザ・リングで出ていた物と,まったくまるっきり同じで,思わず,ミナス・ティリスで決戦をしているかのような錯覚を受けてしまいました。

初めにも言いました通り,爽快な終わり方ではありません。でも,ファンタジーではない,と自覚して観れば,結構だと思います。

OOP CD : Chapter 34: The Department of Mysteries (2)

2005-05-25 02:30:47 | ハリポタ5巻
魔法省についたお友達の様子をもう1回見てみると,1番おかしくなっていたのはロン(爆)で,ハーマイオニーとジニーはやや大丈夫,ネビルは震え,ルナは全然お構いなし(笑)でした。

ハリー達は,吹き抜けを抜け,いろいろな(^^;)銅像のある噴水の所にやってきます。よく考える‥,までもなく,この章は,次の2つの章の「ツアー(案内)」となっていますね。そしてヒアリングの日に来たように,(多分)クラシックなエレベーターで,神秘部のフロアへ。

ここで,どうしても皆に付いてきて欲しくないハリーは,見張りを頼んで引き離そうとしますが,ネビルとジニーが抵抗。仕方なく全員で先を進みます。ハリーはとても気が進まないようですが,後でプロの殺し屋死喰い人達が来たという事を考えると,少人数に分かれなかったのは正解だと思いますが。

そして,いよいよ,蝋燭の灯った,周りに全く同じ形のドアのたくさんある丸い部屋にやってきました。US版表紙絵ですね。しかし,ドアのついている壁が回り出し,あっという間に入ってきたドアがわからなくなってしまいます。

しかし,今は,取り急ぎハリーの捜していた部屋を捜す事に。

最初に入った部屋には水槽がありました。何の魚だろうと思っていると,ハーマイオニーが,脳みそだわ!と気付きます。彼らは慌ててそこを出ると,ハーマイオニーがドアに火で印をつけ,次の部屋へ。

次の部屋は,何か円形競技場のようなものがあります。。。この風景なんですが,とても難しくて想像しにくいんですよ。どんなものかな,と周りの人と話した結果,ギリシャ・ローマ時代の劇場のような場所の下に舞台(dais)があって,その上に"ancient archway"があるんだろうなあと想像しました。daisというのはどんなものか,もしLOTR映画をご覧になった方は,ローハンの玉座を思い出して頂くとよいと思います。1段高い所に王様の席がありますね。あれがdaisです。

しかし,曲者は"ancient archway"。一体どのようなものだろう??と思って部屋を歩き回っていましたら,なんと,偶然,あ!これだ!という物を見つけました。



ええ~,またLOTRに助けられました。(汗),いや,ホントに部屋にこんなぴったしな物があるとは思いませんでした。これはまさに正真正銘の"ancient archway"です。


Run!Run!Run!