ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 37: The Lost Prophecy (1)

2005-05-31 21:39:41 | ハリポタ5巻
1番難しい5巻の,ついに1番難しい章に来てしまいました。。

ポートキーでホグワーツの校長室に連れてこられたハリー,Phineas Nigellusが話しかけますが,静かな幕開けか‥,と思ったら,‥ダンブルドア先生に,ハリーいきなりすごい癇癪。ダンブルドア先生の所有物は壊すわ,話は聞かんわ,驚きの展開に,最初は私もエライ違和感を感じました。(いや,今でも‥(汗))

Phineas Nigellus,ダンブルドア先生を嫌うハリーを見て,やっぱり生徒は‥と喜び始めますが‥いやあ,普段なら(笑)にしたい所なんですが(汗)

特に,シリウスに関する事は,ハリーは何を言っても聞く耳を持ちません。
ハリーの怒りに押されてついつい聞きそびれてしまいそうですが,ダンブルドア先生は,シリウスに,Kreacherの危険性を説いたようです。Kreacherは,この年に入ってからナルシッサ・マルフォイに仕え,シリウスにとってハリーが大切なものだという情報を漏らしていたんですね。これドラコに知れてたらイヤですねえ‥。あの日バックビークにわざと怪我を負わせたのは彼ですか。ホントにイヤなヤツですね。しかし,ハーマイオニーは正しかった。彼女自身もKreacherへのクリスマス・プレゼントを忘れなかった(Kreacherはハーマイオニーには決して好意は持ちませんが)ですが,シリウスにも,彼に優しく接するよう薦めていましたよね。シリウスは,Kreacherが大嫌いな実家を思い出させるものだから,大事にしなかったんですが,結果的にその態度がKreacherを裏切りに走らせたんですね。

Phineas Nigellusは,シリウスが死んだと聞いて,あわててブラック屋敷に行きますね。ホグワーツきっての嫌われ者校長でも,家族に対する想いは優しいんですね。(泣)

ところで,ダンブルドア先生は,Kreacherのうそを見破ってOcclumencyで真実を言わせたんですね。

ハリーは,スネイプ先生に関してはOcclumencyの事や,ブラック屋敷でのシリウスへの態度にかんかんです。この辺りはしょうがないと思いますが,私今回ハリーに1番不賛成なのは,蛙の前で,ハリーを助けなかった?という件。あのシーン,蛙やスリザリンの生徒達の前で,っていうだけでも,読者はわかるのに,なんでハリーは気が付かないんでしょうね? ローリングさんサービスさせ過ぎですよ。6巻でスネイプ先生に変な疑いがかからなくてはいいですけどねって,余計な心配をしなくてはならなくなりました。
実際,スネイプ先生は,あの後すぐOrderのメンバーを呼び出し,しかも魔法省に向かわせたと,なかなか素晴らしい判断を見せています。そしてやっぱり,蛙にホンモノのベリタセラムは渡さなかったんですね。

ダンブルドア先生の話を聞いていると,200才とも噂される彼自身も間違いを犯すし,ハリーの両親と同い年のシリウスとスネイプ先生も,コントロールできない怒りやワガママを秘めていた事がわかります。
しかしたった15才のハリーには,この1年,何の説明もせず,表向きはほとんど無視し続けてきたのですよね。大人でもこういうのは耐え難いですよ。これはやはりちょっと厳し過ぎるのではないでしょうか?


Odyssey読書 : 16 Odysseus Meets His Son (1)

2005-05-31 20:53:42 | BookClub
Odysseusじいさんは,Eumaeusの犬が尻尾を振り誰かの足音がするのに気が付きます。
「誰かお友達が来るようですよ。足音が‥」とOdysseusじいさんが言いかけた瞬間,彼の息子が現れました。豚小屋番は飛び上がって,額や目や手にキスをして迎えました。

Telemachusは,豚小屋のプリンスに,お母さんは無事かと尋ねます。Eumaeusは彼女はまだ大丈夫と告げます。
Odysseusじいさんが場所を譲ろうとすると,Telemachusは,結構ですよ,とジェスチュアし,代わりにEumaeusが座る場所をこしらえました。

Eumaeusは主人であるTelemachusの無事を大変喜びました。そして,Odysseusじいさんを引き渡すと言いますが,Telemachusは,Suitorのいる宮殿に招くのは危険だと言い,彼を好きな所に行かせてやりましょう,もしEumaeusの所がよいなら,自分が衣服を提供しましょう,と言います。

(事情を知っている)Odysseusじいさんは,自分が若けりゃSuitorと戦うのに,と,残念がります。

Telemachusは,Eumaeusに,自分が帰った事を母だけに伝えるよう,お願いします。Eumaeusは,すっかり落ち込んでいるLaertesには伝えないのですかと尋ねると,Telemachusは,今はおじいさんよりお母さんを何とかしなくては,と言います。

そしてEumaeusが出掛けると,Atheneが密かにやってきて,Odysseusじいさんを元の「Odysseus」に戻しました。

Telemachusは戻ってきたOdysseusを見て,一体あなたはどこの神様ですか!と驚きます。Odysseusは自分があなたの父だ,と名乗りますが,Telemachusはまだ疑い気味。


Run!Run!Run!