ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 27: The Centaur and the Sneak (2)

2005-05-08 09:26:27 | ハリポタ5巻
最初に、ここの章名は、「そのままじゃん」と言いましたが、ドビーも"Sneak"してたんだなあ、という事に気が付きました。

ともあれハリーは人に命令されないと動けないドビーにこれからなすべき事を言ってから、逃げます。しかしマルフォイの仕掛けた罠にかかって捕まってしまいます。蛙の嬉しそうな事! 前の章ではあまり羽振りがよくなかったけど、陰で密かにスリザリンの生徒と手を結んでいたのね。

さてハリーは校長室に「連行」されますが、そこには(読者が)びっくりの光景が。。。。なんとファッジ、パーシーと2人のオーラー(まあ幸い1人は味方のShackleboltさんですがね)が。。これってハリーを退学にするだけが目的にしてはあまりに大袈裟じゃありません? 何かファッジ氏の目的は最初からダンブルドア先生だったかも? しかもファッジ氏のこのアホ振りは何? 最初はつま先をぐりぐりしていた程度ですが、ダンブルドア先生の手が行き詰まってくると跳びはね出しますよ。このオヤジ。さらに呆れるのはパーシーです。ここまで言っちまったら6巻以降での立ち直りは難しいんでない?

蛙お婆に「密告」したのはチョウの親友Mariettaでした。彼女の顔は何とSNEAKをかたどったブツブツが。。ハリー密かにハーマイオニーに感謝。それにしても、ホッグス・ヘッドでの会合は魔法省と取引してた「逆流トイレ事件」の犯人がスパイしてたなんて。。魔法省腐り果て。

ここでShackleboltさん何やらブツブツ。ショックで口をきけないMariettaに、蛙先生はYes/No作戦。ハリー万事休すと思ったら、何とラッキーな事にMariettaは人事不肖。Shackleboltさんが忘却術をかけたのでした。(これって罪にならないんですかね? 何かアブナイ所だな、魔法界って)

しかし、ハーマイオニーが書いた"Dumbledore's Army"の名簿が見つかってしまい、今度こそホントに「万事休す」ダンブルドア先生は、そこに載ってた生徒を退学させられないよう、かばったんですね。さらに驚いた事に彼を捕まえようとする魔法大臣を振り切り、お役人を全員ノックダウン。

ダンブルドア先生は、ハリーにOcculemencyだけはマスターするようにと言い付け、いずこかへ去って行きます。(彼はどうやらハリーが近くに寄ると額が痛んで殺気を感じるのをわかってますね)

章の最後、Phineasのダンブルドア先生に関するセリフがカッコよかった。


Odyssey読書 : 12 Scylla and Charybdis (1)

2005-05-08 01:11:49 | BookClub
私(Odysseus)達は,Circeの住む島まで帰りました。そこでElpenorの遺体を見つけ,(彼に頼まれた通り)目立つ場所で荼毘にふし,涙を流し,墓を作ってオールを置きました。Circeは私達が帰った事に気が付くと,私を呼び,次に行くべき所について教えてくれました。

「次にあなたが出会わなくてはならないのは,Siren達です。彼女達は船頭達を誘惑し,骸骨の山の中に呼び寄せられてしまいます。もし彼女達の声を聞きたかったら,部下にマストにしっかりくくりつけてもらいなさい。(なんで聞く必要があるかね(汗))もし自由にして欲しいと言ったら,部下にもっときつく絞めてもらうように言いなさい。

「Siren達を通り抜けたら,道は2つあります。
私は正確なアドバイスをする事ができません。自分で選びなさい。
1つ目は,Wandering Rocksという,鳥も安全に飛ぶ事のできない場所です。船はそこに入ればたちまち難破してがらくたになってしまうでしょう。そこを無事に通った船は,Heraの助けでArgoへ向かったJasonの船1隻だけです。

「もう1つの道には,2つの岩があります。1つ目の岩の頂上には常に黒い雲がかかり夏でも収穫期でも晴れた事がありません。またその山には人間は全く登る事ができません。何故なら,その岩は磨かれたように滑らかだからです。しかしその真ん中には暗い洞窟があり,Scyllaという怪物が住んでいます。それは6つの頭にそれぞれ3列の牙を持っていて,いつも獲物を狙っています。

「2つ目の岩は1つ目ほど高くなく,緑に囲まれています。そこにはCharybdisという怪獣が住んでおり,彼女は常に水を吸い込み,吐き出しています。ここは神が避けます。何故なら一度飲み込まれたら,Earthshaker(=Poseidon)でも助ける事ができないからです。

「あなたはScyllaの岩に沿って進むべきでしょう。船全てを失うより,6人だけを失う方がましですから。

これを聞いた私は,Charybdisを避けて通るか,Scyllaの攻撃を避ける事はできないのですか?と尋ねると,

「強情な愚か者! あなたはまだトラブルを招くつもりですか? 不死の神に逆らうつもりですか? Scyllaはあなたの手には負えません。船を力の限り漕ぎなさい。そして彼女の母親Crataisを呼びなさい。CrataisはCharybdisの打撃を抑えてくれるでしょう。

「次にあなたの行く所はThrinacieです。そこには太陽の神Neaeraと娘達PhaethusaとLampetieが家畜と住んでいます。彼らに触れず,帰る事に集中すれば,おそらく全員何も問題なくIthacaに帰れます。しかしもし彼らを傷つけたら,あなたの船と仲間は破壊されるでしょう。あなたは逃げる事ができたとしても,Ithacaには悲惨な状態で辿り着き,全ての仲間を失います。

そして我々は出航しました。私は不安になり,部下達に,Circeから聞いた話をしました。ほどなくSirenの住む海域に近づきました。私は部下に命じてマストにくくりつけてもらいました。(部下達は耳栓)
するとSiren達が『素晴らしいOdysseusよ~♪ 私たちはあなたの武勇を知っているわよ~♪』(というような感じで(笑))と歌っているのが聞こえてきました。私はこの歌をもっと聴きたいと思い,部下達に,自由にするよう命じます(アホ!)が,彼らはオールを漕ぎ進め,私をますます強く縛り付けました。こうしてSirenを無事にすり抜けられました。


Run!Run!Run!