パーフェクトワールド

現在はゆっくりの更新ですがよろしくお願いします。

★トレパネーションと前世

2009-06-04 23:38:08 | ●日々の「元」JW生活報告
JWを辞めてからは良いことづくめなわけですが、死後の命の確信がなくなったのはちょっときつかった所です。

結局私が嫌々ながらもなぜJWを30年も続けていたのかというと、、、

突き詰めて考えてみると塔が復活があると信じさせてくれたから。

かもしれません。


つまり、死自体が怖いのと、死んですべてがちゃらになってしまうのが悔しいのと、

つまり煩悩なんです。悟りきれていないんです。


ゲハジさんのように「ゲハジは犬死でもいいじゃない」


なんて、さらっと言えるようになったらこんな煩悩に悩まされずにすむのですが


今はとうていそんな高みにまで達せない私です。


なので脱JWした後の目下の問題は

●死んだらどうなるのか?死んだらそれで人生が終わるのか?


ということでした。


こういう問題は日常ふつうに生活していれば頭の片隅に追いやられてしまうのですが、病気になった時とか、命が危ない時とか(?)眠れない夜とか、ふと、と~~っても気になってしまうのです。


そんな悩みをある元JWに打ち明けたところ紹介されたのが前世を扱った本でした。


どうしてこれを?という気持ちもあったのですが、せっかくすすめてもらったので読んでみると、そこには前世を鮮明に覚えている人たちの記録などがかり、

そのあまりの鮮明さに、

ふ~ん。前世とか生まれ変わりとか命が続いてゆくサークルオブライフとか、そういうのってあるかもしれないのね・・・

という気持ちになったのです。


そのような考えは自分にとって全く新しかったので、個人的にそれを信じるかというと、ただ、何も今はわからないとしか言えないのですが、

信じたいか、というと信じたら死への恐怖とか、なくなるんじゃない?楽になるんじゃない?

という気はします。


なので、とりあえずそのように思う事にしました。


しかし!

その一方で、やはり死んだら塵に帰ってしまってそれで終わりなんじゃないか。


という消えない疑念もあります。


JWだったころ楽園とかハルマゲドンとか本当に信じていたら、結局はそういうのないんだ。。。とあとで知ってがっかりしたように、


真実は大抵つまらないものである。って法則があるような気がしてならないのです。


だから、人の命の真実も、これは書くのも怖いので今まで書きたくなかったのですが、ただ生まれて死んでそれで終わりなのではないか。

悲しいけどそれが真実だったりして。


そこで気になってしまうのが、

Alexusさんのブログでも紹介されていますがあの多くのJWが脱JWするきっかけとなったサイト「エホバの証人情報センターJWIC」の製作者村本 治氏の本 「神の神経学  脳に宗教の起源を求めて」です。

Alexusさんの記事はこちら Neurology of God

アマゾンから内容を引用すると:

「脳に内在する神」の発見。脳の働きと宗教活動の結びつきをやさしく解明。

「神」の起源は、脳内の神経回路にある。神経学者、神経内科医として日米両国で、脳の高次機能障害の診療に活躍してきた著者の、長年の体験と研究の成果。

宗教とは?神とは?宗教に関わる悲劇と紛争が後を絶たない現実を前に、今、宗教の起源を脳内の神経回路にとらえ、その原点に光をあてる。


と書いてあります。



つまりこの本では人間は知恵をつけて病気や死を知り、その事実に耐えられなくなって宗教や神という概念を作った。みたいな?ことを言っているのだと思うのですが、

最近、インターネットのニュースで脳の手術を受けた男性が手術後に玄人はだしの絵を描くようになり、驚いた病院関係者が「画家なのですか」と尋ねると、その患者は「絵などいままで描けませんでした」

みたいな事を言ったとかなんか、という記事を読んだのです。


この男性は脳の手術を受けた時に

トレパネーション(超能力のような能力が開発できるとうたわれている頭部穿孔手術。良い子は絶対まねしない。

みたいな効果が得られたんでしょうか?!


ということは、急に素晴らしい絵を描きだして、前世は画家だった、みたいなケースでも実は何らかの外的要素によってトレパネーションみたいな効果が表れて起こった現象なのかもしれない。


だとしたら前世とか輪廻とかはないのかもしれない。

やっぱりただの脳のいたずらなのかもしれない??

と、とってもつまらない結論になりそうだったので、保留保留。


皆さんはどう思われますか?