皆様
こんばんは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。
毎月第2木曜日、「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。
2014年1月は「国民とともに歩んだ昭和天皇」という人物コラム・・・「常に昭和天皇は国民のためを思って活動していた偉大な人物」と描く「歴史偽造」=真っ赤な嘘!? を中心に考えていきます。
★ 1/9変革のアソシエ『「昭和天皇は『国民とともに歩んだ』か?」ご案内
*日時:1月9日(木)19:00~21:00
*場所:東京中野・協同センターアソシエ
中野駅南改札口 徒歩2分 電話 03-5342-1395
http://www.bing.com/maps/Default.aspx?encType=1&v=2&ss=ypid.YN5928x564506&style=r&mkt=ja-jp&FORM=LLDP
東京都中野区中野2-23-1 ニューグリ-ンビル301号
*参加費:1000円
*テーマ「昭和天皇は『国民とともに歩んだ』か?」
*内容
育鵬社教科書は・・・この教科書だけでなく、歴史事実を知る機会の無い大多数の日本国民は、そう思い込まされていますが・・・「昭和天皇は一貫して平和主義者で、常に国民の幸せだけを念じ続けた人物である」と描き出します。
その目玉商品(笑)は、なんと言っても常に持ち出される例の『マッカーサー回想記』(1964年 朝日新聞社)です。
育鵬社教科書は、以下のように記述しています。
「天皇は連合国軍の最高司令官であるマッカーサーを訪問します。マッカーサーは天皇が命乞いに来たと思いました。
ところが、天皇の言葉は、私の身はどうなろうと構わないから、国民を救ってほしいというものでした。マッカーサーは驚きます。『この勇気に満ちた態度は、私の骨の髄までもゆり動かした』」(『マッカーサー回想記』)
この記述には実に狡猾な大きなトリック!? があります。これでは、まるで『マッカーサー回想記』に昭和天皇が「私の身はどうなろうと構わないから、国民を救ってほしいとい」ったと書いてある・・・と思い込んでしまいますよね。でも、『マッカーサー回想記』には、そういう文言はないのです。
では、いったい、こういう文言は、どこに書いてあるのでしょうか? 誰が書いているのでしょうか? 本当に「昭和天皇の生涯」は『国民とともに歩んだ』もの、といえるのでしょうか?
今回は対英米戦争開戦に至る過程や降伏に至る過程を復習しながら、『芦田均日記』(岩波書店)や『昭和天皇独白録』(文春文庫)や侍従たちの日記など原史料を基に真実を探っていきます。
また、去年は『終戦のエンペラー』なる「ハリウッド」映画が公開されました。これは、この育鵬社教科書が記述する「昭和天皇は『私の身はどうなろうと構わないから、国民を救ってほしい』と、マッカーサーにいった」とするものを「実話」として映画化したものです。
以下、歴史事実を知る映画評論家の方の、実に的確な批評があります。
「k.onoderaの映画批評」
http://k-onodera.net/?p=1022
私は、これが本当に『ハリウッド』資本なのか疑っていますが・・・実は迂回『日本』資本なのではないかしら、と・・・ネットで感想を見ますと歴史事実を何も知らない日本人たちは『昭和天皇はなんと優しい人だろう』と無邪気に素直に(笑)感動しているようです。
今、現在、このような『歴史偽造』教科書を作り、このような『歴史偽造』映画を作って、「昭和天皇には戦争責任はない。それどころか、自分の命は犠牲にしても国民を救おうとした偉大なる人物だ」という明々白々なる『歴史偽造』を大々的に行うのは、なぜでしょうか?
ぜひ、皆さんと考え合っていきたいと思います。新年会など始まり、ご多忙と思いますが、御都合のつく方は、ぜひ、御参加ください!
こんばんは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。
毎月第2木曜日、「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。
2014年1月は「国民とともに歩んだ昭和天皇」という人物コラム・・・「常に昭和天皇は国民のためを思って活動していた偉大な人物」と描く「歴史偽造」=真っ赤な嘘!? を中心に考えていきます。
★ 1/9変革のアソシエ『「昭和天皇は『国民とともに歩んだ』か?」ご案内
*日時:1月9日(木)19:00~21:00
*場所:東京中野・協同センターアソシエ
中野駅南改札口 徒歩2分 電話 03-5342-1395
http://www.bing.com/maps/Default.aspx?encType=1&v=2&ss=ypid.YN5928x564506&style=r&mkt=ja-jp&FORM=LLDP
東京都中野区中野2-23-1 ニューグリ-ンビル301号
*参加費:1000円
*テーマ「昭和天皇は『国民とともに歩んだ』か?」
*内容
育鵬社教科書は・・・この教科書だけでなく、歴史事実を知る機会の無い大多数の日本国民は、そう思い込まされていますが・・・「昭和天皇は一貫して平和主義者で、常に国民の幸せだけを念じ続けた人物である」と描き出します。
その目玉商品(笑)は、なんと言っても常に持ち出される例の『マッカーサー回想記』(1964年 朝日新聞社)です。
育鵬社教科書は、以下のように記述しています。
「天皇は連合国軍の最高司令官であるマッカーサーを訪問します。マッカーサーは天皇が命乞いに来たと思いました。
ところが、天皇の言葉は、私の身はどうなろうと構わないから、国民を救ってほしいというものでした。マッカーサーは驚きます。『この勇気に満ちた態度は、私の骨の髄までもゆり動かした』」(『マッカーサー回想記』)
この記述には実に狡猾な大きなトリック!? があります。これでは、まるで『マッカーサー回想記』に昭和天皇が「私の身はどうなろうと構わないから、国民を救ってほしいとい」ったと書いてある・・・と思い込んでしまいますよね。でも、『マッカーサー回想記』には、そういう文言はないのです。
では、いったい、こういう文言は、どこに書いてあるのでしょうか? 誰が書いているのでしょうか? 本当に「昭和天皇の生涯」は『国民とともに歩んだ』もの、といえるのでしょうか?
今回は対英米戦争開戦に至る過程や降伏に至る過程を復習しながら、『芦田均日記』(岩波書店)や『昭和天皇独白録』(文春文庫)や侍従たちの日記など原史料を基に真実を探っていきます。
また、去年は『終戦のエンペラー』なる「ハリウッド」映画が公開されました。これは、この育鵬社教科書が記述する「昭和天皇は『私の身はどうなろうと構わないから、国民を救ってほしい』と、マッカーサーにいった」とするものを「実話」として映画化したものです。
以下、歴史事実を知る映画評論家の方の、実に的確な批評があります。
「k.onoderaの映画批評」
http://k-onodera.net/?p=1022
私は、これが本当に『ハリウッド』資本なのか疑っていますが・・・実は迂回『日本』資本なのではないかしら、と・・・ネットで感想を見ますと歴史事実を何も知らない日本人たちは『昭和天皇はなんと優しい人だろう』と無邪気に素直に(笑)感動しているようです。
今、現在、このような『歴史偽造』教科書を作り、このような『歴史偽造』映画を作って、「昭和天皇には戦争責任はない。それどころか、自分の命は犠牲にしても国民を救おうとした偉大なる人物だ」という明々白々なる『歴史偽造』を大々的に行うのは、なぜでしょうか?
ぜひ、皆さんと考え合っていきたいと思います。新年会など始まり、ご多忙と思いますが、御都合のつく方は、ぜひ、御参加ください!
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