都教委請願の回答について

　◆ 都教委請願の回答について

　１０・２３集会実行委員の皆さんへ。被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
　１０月２７日に行った都教委請願＜※リンク＞に対する都教委の回答（１１月１６日付）が１７日に届きましたので報告します。
　都教委に対する請願なので、教育情報課長名ではなく、東京都教育委員会名の回答となっており、同委員会の公印が押されています。また、回答した所管課名が記されています。
　◆請願宛名及び請願名

２０１０年１０月２７日

東京都の教育政策の変更を求める請願

　◆都教委回答

２２教総情第５５８号
平成２２年１１月１６日

　「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会ほか１５団体
　代表　近藤　徹　様

東京都教育委員会　公印

請願について（回答）

　平成２２年１０月２７日付で提出された請願について、下記のとおり回答いたします。

記

１　２００３年１０月２３日に発したいわゆる「１０．２３通達」を撤回すること
　（回答）係争中につき、回答を差し控えます。都教委の主張は、今後、裁判の中で行っていきます。（指導部指導企画課）
２　同通達に基づく一切の懲戒処分・厳重注意等を取り消すこと
　（回答）懲戒処分等の撤回は、考えていません。（人事部職員課）
３　同通達に基づく被処分者に対する再雇用の採用取り消し、採用拒否を撤回すること
　（回答）選考結果を撤回する考えはありません。（人事部選考課）
４　所謂予防訴訟の（上記訴訟に関し）東京高等裁判所に対する控訴を取り下げるこ
と
　（回答）控訴の取り下げは、考えておりません。（人事部職員課）
５　職員会議での採決禁止を定めた「４．１３通知」（２００６年）を撤回すること
　（回答）学校経営の適正化に関する通知について、東京都教育委員会において各般の調査を行った結果、撤回する必要はないものと認めます。（都立学校教育部高等学校教育課）
６　被処分者等に対する報復的な人事異動を行わないこと
　（回答）人事異動は、定期異動実施要綱により、適材適所の配置を実施しているところです。（人事部職員課）
７　恣意的な業績評価を改善するよう校長を指導すること
　（回答）業績評価は、教育委員会規則及び実施要綱に基づき、公正かつ客観的に実施されているところです。（人事部職員課）
　下記ＨＰでは行動予定、裁判資料、声明文などが入手できます。最高裁要請署名用紙・共同アピールもダウンロードできます。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長　近藤　徹
携帯：０９０－５３２７－８３１８
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓（１１月１５日新規更新。下記アクセス可）
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
************