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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

『東京オリンピック・パラリンピックの返上を求める陳情』

2021年06月10日 | 平和憲法
  たんぽぽ舎です。【TMM:No4215】
 ◆ メイン会場やパブリックビューイング会場のある渋谷区議会に
   東京オリンピック・パラリンピックの返上を求める陳情を提出

渥美昌純(東京にオリンピックはいらないネット)

 2021年1月まで東京オリンピック・パラリンピックに対し開催すべき、中止すべき、更に延期すべきという三択で世論調査をしていたNHKが、2021年2月から
   「更に延期すべき」を削除、
   「開催すべき」を「これまでと同様にして行う」、「観客の数を制限して行う」、「無観客で行う」と変更。
 それでも5月調査では「中止する」49%、「これまでと同様に行う」2%、「観客を制限して行う」19%、「無観客で行う」23%と「中止」が「開催」を上回る結果に。
 日本の世論は中止が多数と言える。
 にも関わらず、議会での中止の声が弱い気が。

 そこでメインスタジアムやパブリックビューイングで話題の都立代々木公園がある渋谷区議会に対し『東京オリンピック・パラリンピックの返上を求める陳情』を提出し、6月4日に受理された。
 本文は以下の通り。

@@@@@@@@@@@@@@@@

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾見茂会長は6月3日の参議院厚生労働委員会で立憲民主・社民会派の打越さく良議員の質問に対し、以下の趣旨の発言をした。
「…オリンピックは普通のイベントとは違う規模である。社会的な注目度も違う。これをすることによって当然人の流れも生まれてくる。『人流』とは何か疑問に思われる方がいるかも知れないが、基本的には大きく要素にわけると3つの側面がある。
   1つは、全国からスタジアムなどに観客が移動するという側面。
   2つめは、パブリックビューイングだとかいろんなイベント、観客と応援という側面。
   3つめは、今度は都市部にお盆、連休など感染を避けたいということで地方に行く、都会から地方、お盆の帰省だとかで久々に家族や友人に会う。こういう3つである。
 したがってオリンピックのバブルの中だけを議論してもほとんど意味がない。むしろ感染の機会はオリンピック開催に伴う動きで起こる可能性が極めて高い…」
 引用終了
 メインスタジアムの国立競技場の他、東京体育館、国立代々木競技場が競技会場に、パブリックビューイング会場として都立代々木公園が予定と、渋谷区は東京オリンピック・パラリンピックに伴う人の移動が他の自治体より多いと思われる。
 にも関わらず、IOCとオリンピック組織委員会は無観客の決断をせず、参加選手にワクチン接種を義務化せず、8万人の大会ボランティア全員にワクチン接種をするかも明確にしない。
 その上、サッカーワールドカップやハロウィン、年末年始カウントダウンなど大きなイベントがあれば渋谷駅周辺が大混雑する事例からオリンピック・パラリンピックが開催されれば同様な事態がおきかねない。
 渋谷区民の新型コロナウイルス感染リスクを少しでも減らすため、渋谷区議会として東京オリンピック・パラリンピックの返上を求める。
 (住所・氏名等省略)

 皆さんも是非、議会に提出を!

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