◆ 都教委「生徒に『日本人としてのアイデンテイ・誇り』を持たせろ!」
でも、具体的内容は言えない!?
皆さま こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・超長文になりますが、ご容赦を!
1月31日、本年最初の東京都学校ユニオン恒例、月末都教委糾弾ビラまきを以下の内容で行いました。
都教委は、いろんな文書で件名のように「生徒に『日本人としてのアイデンテイ・誇り』を持たせろ!」と学校に強制しているので、てっきり「これが『日本人としてのアイデンティだ! 日本人としての誇りと自覚だ!』」という定義を載せた文書があるはず、と思い開示請求してみたんですが…
全くもって都教委の教育行政は支離滅裂…ま、チマタにいう「日本、スゲー」!?と言えたり、どんなにミスを犯しても「それは『認識を示したものではない』からいいんだ」!?と居直れる人間に育つと
「『日本人としてのアイデンティ』を持った人間に育った! 『日本人としての誇りと自覚』を持った人間に育った!」と都教委は言いたいけど、さすがにそれは明言できないのでしょうね…
なにしろ、アベ政府・日本会議連中・都教委連中の大好きな「『教育勅語』道徳」には人間の普遍的な道徳…どんな時代・どんな場所(地域)でも通用する…「『殺すな』『盗むな』『嘘をつくな』『姦淫するな』の4つの徳目が無い」※のがいいのでしょうね!?
ぜひ、以下のブログの「☆ 高校生にも分かる『教育勅語』のトリビアはこちらから ☆」を開いてみてください!
https://wind.ap.teacup.com/people/
裏面には斎藤貴男さんの日刊ゲンダイDIGITALのコラムを掲載させていただきました。ぴったりA4に収まります(笑)し、なにより、たくさんの人に、この素晴らしい論考を読んでいただきたく…
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245007
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◆ <都教委は「生徒に『日本人としてのアイデンテイ・日本人としての自覚と誇り』を持たせろ!」と言うが…
でも、それがどんなものか、具体的な定義は無し(言えない?!)>
★ 都教委に「『日本人としてのアイデンティティ・日本人としての自覚と誇り』とは何?」と情報開示請求をしたら…
都教委は「東京都オリンピック・パラリンピック教育」という特設HPに、「子どもたちに身につけさせたい5つの資質」の一つとして、「日本人としての自覚と誇り」をあげ、都教委HPでパブコメを募集していた「『都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)』の骨子」でも、それらを強調していました。
これには「日本人としてのアイデンティティ…を醸成するため、全ての都立高校でオリンピック・パラリンピック教育を展開しています」ともあります。
そこで、以下のように情報開示請求してみました。
「『都立高校改革…(案)』の骨子」に多用されている
①日本人としてのアイデンティティ、
②「日本人としての自覚と誇り」、
③「日本国民としての自覚」
の具体的定義を知りたく、「日本人としてのアイデンティティ」とは何ぞや? 「日本人としての自覚と誇り」とは何ぞや? 「日本国民としての自覚」とは何ぞや? ということが明記されている全ての文書
すると、「開示しない」という回答でした。
理由は「請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しないため」とか。備考には次のような文言が…
「『都立高校改革…(案)』の骨子」の策定にあたり、上記の言葉については、「高等学校学習指導要領」、「『東京都オリンピック・パラリンピック教育』実施指針」等から引用している。
つまり、関西弁風コント台本にすれば以下のようになるでしょうか?
こんな都教委ですが、裏面のジャーナリスト斎藤貴男さんの指摘によれば、都立学校校長たちに昨年11月26日付で「重点的に育成させる5つの資質」については「『日本人としての自覚と誇り』…に取り組んだかとか、配布済みの副読本やDVDなどの活用状況を尋ねて、2月15日までに回答せよと迫って」いるそうです。
都教委は、「生徒たちに『日本人としての自覚と誇り』を持たせろ!」と学校の先生に強制しながら具体的な内容は自分たちでも言えないのものを、「生徒に『持たせるように教育したか』報告しろ」と言っているわけです。
都教委は『チーム学校の在り方検討委員会報告』書において「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に」などと噴飯物の過ちを犯しながら、訂正を求める請願も拒否しました。
「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」を実行する都教委の人々が、「日本人としてのアイデンティティ・日本人としての自覚と誇り」を持つ日本人なんでしょうか?
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※ <日刊ゲンダイDIGITALから、ジャーナリスト斎藤貴男さんのコラム(公開日:2019/01/09 06:00)を紹介します。>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245007
でも、具体的内容は言えない!?
皆さま こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・超長文になりますが、ご容赦を!
1月31日、本年最初の東京都学校ユニオン恒例、月末都教委糾弾ビラまきを以下の内容で行いました。
都教委は、いろんな文書で件名のように「生徒に『日本人としてのアイデンテイ・誇り』を持たせろ!」と学校に強制しているので、てっきり「これが『日本人としてのアイデンティだ! 日本人としての誇りと自覚だ!』」という定義を載せた文書があるはず、と思い開示請求してみたんですが…
全くもって都教委の教育行政は支離滅裂…ま、チマタにいう「日本、スゲー」!?と言えたり、どんなにミスを犯しても「それは『認識を示したものではない』からいいんだ」!?と居直れる人間に育つと
「『日本人としてのアイデンティ』を持った人間に育った! 『日本人としての誇りと自覚』を持った人間に育った!」と都教委は言いたいけど、さすがにそれは明言できないのでしょうね…
なにしろ、アベ政府・日本会議連中・都教委連中の大好きな「『教育勅語』道徳」には人間の普遍的な道徳…どんな時代・どんな場所(地域)でも通用する…「『殺すな』『盗むな』『嘘をつくな』『姦淫するな』の4つの徳目が無い」※のがいいのでしょうね!?
ぜひ、以下のブログの「☆ 高校生にも分かる『教育勅語』のトリビアはこちらから ☆」を開いてみてください!
https://wind.ap.teacup.com/people/
裏面には斎藤貴男さんの日刊ゲンダイDIGITALのコラムを掲載させていただきました。ぴったりA4に収まります(笑)し、なにより、たくさんの人に、この素晴らしい論考を読んでいただきたく…
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245007
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◆ <都教委は「生徒に『日本人としてのアイデンテイ・日本人としての自覚と誇り』を持たせろ!」と言うが…
でも、それがどんなものか、具体的な定義は無し(言えない?!)>
★ 都教委に「『日本人としてのアイデンティティ・日本人としての自覚と誇り』とは何?」と情報開示請求をしたら…
都教委は「東京都オリンピック・パラリンピック教育」という特設HPに、「子どもたちに身につけさせたい5つの資質」の一つとして、「日本人としての自覚と誇り」をあげ、都教委HPでパブコメを募集していた「『都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)(案)』の骨子」でも、それらを強調していました。
これには「日本人としてのアイデンティティ…を醸成するため、全ての都立高校でオリンピック・パラリンピック教育を展開しています」ともあります。
そこで、以下のように情報開示請求してみました。
「『都立高校改革…(案)』の骨子」に多用されている
①日本人としてのアイデンティティ、
②「日本人としての自覚と誇り」、
③「日本国民としての自覚」
の具体的定義を知りたく、「日本人としてのアイデンティティ」とは何ぞや? 「日本人としての自覚と誇り」とは何ぞや? 「日本国民としての自覚」とは何ぞや? ということが明記されている全ての文書
すると、「開示しない」という回答でした。
理由は「請求に係る公文書は、作成及び取得しておらず、存在しないため」とか。備考には次のような文言が…
「『都立高校改革…(案)』の骨子」の策定にあたり、上記の言葉については、「高等学校学習指導要領」、「『東京都オリンピック・パラリンピック教育』実施指針」等から引用している。
つまり、関西弁風コント台本にすれば以下のようになるでしょうか?
〇子 「都教委さん、『日本人としてのアイデンティティ』とか『日本人としての自覚と誇り』って何やの?」
都教委 「わしゃ、知らんがな」
〇子 「はぁ? でも、あんた、なんとかの骨子やらオリ・パラ教育なんとかに、いっぱい書いとるやん?」
都教委 「あ、あれね…あれは文科省が書いた『学習指導要領』や都教委の先輩が書いたヤツのコピペやがな」
〇子 ズッコケる ?
こんな都教委ですが、裏面のジャーナリスト斎藤貴男さんの指摘によれば、都立学校校長たちに昨年11月26日付で「重点的に育成させる5つの資質」については「『日本人としての自覚と誇り』…に取り組んだかとか、配布済みの副読本やDVDなどの活用状況を尋ねて、2月15日までに回答せよと迫って」いるそうです。
都教委は、「生徒たちに『日本人としての自覚と誇り』を持たせろ!」と学校の先生に強制しながら具体的な内容は自分たちでも言えないのものを、「生徒に『持たせるように教育したか』報告しろ」と言っているわけです。
都教委は『チーム学校の在り方検討委員会報告』書において「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に」などと噴飯物の過ちを犯しながら、訂正を求める請願も拒否しました。
「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」を実行する都教委の人々が、「日本人としてのアイデンティティ・日本人としての自覚と誇り」を持つ日本人なんでしょうか?
2019年1月31日 東京都学校ユニオン
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※ <日刊ゲンダイDIGITALから、ジャーナリスト斎藤貴男さんのコラム(公開日:2019/01/09 06:00)を紹介します。>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245007
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