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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

処分撤回を求めて(424)

2016年10月06日 | 日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。
(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。一部報道関係者にも送信)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ 司法に届け、私たちの叫び―「君が代」四次訴訟の傍聴・支援を!
 ■ 「部下が悪い」「トップは責任がない」?? 石原元都知事の非常識と無責任
 トップの社長が深々と謝罪する―「欠陥自動車」問題なとでの記者会見の光景だ。
 ところが、豊洲市場問題(地下空間、有害物質により汚染など)の石原慎太郎元都知事の発言、態度はこれとは正反対。「部下が悪い」「トップは責任がない(責任を取らない)」との無責任な態度だ。これは非常識であるばかりか居直りだ。そもそも中央卸売市場の築地から豊洲移転を決め、押しつけた張本人の態度とは思えない。
 ◆ 裁判を闘い続けて13年―粘り強く奮闘
 こんなとんでもない都知事の下で都教育委員会(横山洋吉教育長・当時石原の「一の子分」と言われる)が発出した10・23通達(2003年)により卒入学式などでの「君が代」斉唱時の不起立・ピアノ不伴奏などで延べ478名もの東京の公立学校の教職員が処分されています。
 処分された教職員が10・23通達撤回、不当処分撤回を求めて司法に訴え、裁判闘争を闘って13年目になります。
 東京「君が代」裁判原告団は、四次訴訟(10~13年処分取消請求)原告14名、再処分・都人事委員会・審査請求人16件・14名、14~16年卒入学式処分・都人事委員会・審査請求人9件・7名、再雇用拒否撤回第二次訴訟原告22名、再雇用拒否撤回第三次訴訟原告3名の計60名(延べ人数)の都立学校(都立高校、都立特別支援学校)の現・元教職員で構成されています。
 東京「君が代」裁判第三次訴訟は、東京地裁・高裁で26名の減給・停職処分の取り消しが確定し一部勝訴したものの、最高裁の上告棄却・上告受理申立不受理の不当な決定で、戒告処分取消・損害賠償請求が認められませんでした
 このような状況を打開し戒告を含む全ての処分の取り消し・損害賠償を勝ち取るために、後続の東京「君が代」裁判第四次訴訟、都人事委員会審理の闘いが重要です。特に、地裁に係属している東京「君が代」裁判第四次訴訟は、10月より山場の証人尋問が行われます。
 「日の丸・君が代」強制は「戦争への道」との思いを胸に、命令と処分による教育支配、再発防止研修の強化など都教委の卑劣な攻撃と正面から対決して闘います。ご支援をお願いします。
 以下、四次訴訟原告からの訴えです。
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 ◆司法に届け、私たちの叫び
   ~10月14日(金)の原告本人尋問にご参加を~


 2014年3月に提訴した東京「君が代」裁判第四次訴訟も、以来2年半が過ぎました。この間の皆さんのご支援に心から感謝申し上げます。
 この訴訟も、10月14日と11月11日に原告本人尋問が予定され、いよいよ最重要段階に入ります。私たちはこれまで、11回の口頭弁論で原告が必ず陳述し、「譲れない不起立の思い」「「学校現場がいかに破壊されたか」「証書を自分で受け取れるフロア形式こそ」「戦争は教室から始まる」「再発防止研修は思想変更を迫るもの」などの主張を繋いできました。最後の弁論に立った原告は「夭折していった子どもたちへ、今後も怠けず、子どものために尽くす、と誓った日を私は忘れるわけにはいきません」と結びました。
 弁護団は、訴状の冒頭で「最高裁判決に漫然と従ってはならない」と訴え、最高裁を視野に据えながら弁論を組み立ててきました。その後、佐々木裁判長の3次訴訟での地裁判決を徹底批判し、「通達の真の狙い」「学習指導要領は大綱的基準であること」などを再度強調しつつ、「教育の自由と不当な支配」「生徒の学習権」「国際人権」「『儀礼的所作』のごまかしと価値多元性」など、様々な観点から我々に大義があることを主張してきました。
 その総決算の場が本人尋問です。ここで佐々木裁判長に私たちの思いをぶつける中で、ぜひとも「すべての処分の撤回」と、「通達の違法・違憲性」を勝ち取っていきたい、その決意で臨みます。当面、1回目の原告本人尋問(7人)をぜひ傍聴してください。心からお願いいたします。(四次原告 KY)
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 <是非、原告証人尋問の傍聴支援を!>

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第1回証人尋問
   (東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 10月14日(金)
  9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  9時55分開廷~16時30分(入れ替えあり)
  東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
  報告集会:場所未定。追って連絡。

 ★ 東京「君が代」裁判第四次訴訟・第2回証人尋問
   (東京地裁民事11部。2010~13年処分取消請求、原告14名)
 11月11日(金)
  9時30分傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  9時55分開廷~16時30分(入れ替えあり)
  東京地裁103号法廷 内容:原告証人尋問
  報告集会:場所未定。追って連絡。


<こちらもよろしく!> 予定に入れておいてください。

 ★ 東京「再雇用拒否」第三次訴訟・控訴審第3回口頭弁論
   (東京地裁民事19部。2011年再雇用拒否の損害賠償請求、原告3名)
 12月5日(月)
  13時30分傍聴希望者集合(抽選なし・先着順)
  14時開廷
  東京高裁511号(定員42名)
  報告集会場所未定。追って連絡。


<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。

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 ◆ 学校に自由と人権を!10・23集会に参加しよう!
 10・23通達発出から丁度13年目。全都の10・23通達関連訴訟団・元訴訟団が大同団結して開催する「学校に自由と人権を!10月集会」が、近づきました。
 憲法改悪を阻止し「戦争する国」を許さず「子どもたちを戦場に送らない」闘いを広げるとともに、10.23通達撤回・処分撤回を目指して、東京の異常な教育行政を変えるため頑張りましょう。
 友人、職場の同僚、地域の人などと誘い合わせて、参加しましょう。

 ★ 学校に自由と人権を!10・23集会
 憲法を変えさせない! 誰も戦場に送らせない!
 ―「日の丸・君が代」強制反対! 10・23通達撤回!―

 ●集会の日時・場所 2016年10月23日(日)
  13時15分開場 13時30分開会 16時30分終了
  千代田区立日比谷図書文化館(日比谷公園内 日比谷野外音楽堂横)
 ●資料代 500円

 ●集会の主な内容
 講演 「戦争できる国と教育」
    青井未帆さん
(憲法学 学習院大学教授)
 特別報告 「『君が代』訴訟の新しい動きと勝利への展望」
      澤藤統一郎弁護士
(東京「君が代」裁判弁護団副団長)
 特別報告 「思いを語る―18歳選挙権、ヒロシマ、沖縄、憲法」
      東京高校生平和ゼミナール


 ●主催:10・23集会実行委員会(10・23通達関連裁判訴訟団・元訴訟団 14団体)
 ―賛同人・賛同団体になってください―
 賛同金 個人:1口500円 団体:1口1000円 何口でも結構です。
 振込先 郵便振替 【口座番号】00120-5-599413
 【加入者名】「日の君」10月集会実行委員会


10・23集会案内・チラシ掲載。
「お知らせ」、通達関連裁判進行状況等随時更新。
各種判決文、声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(9月28日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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