▲ One for all ! All for one ! (44)
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
本日(3月19日)、すでに田中聡史さんから、<田中聡史です。本日、不起立を「現認」>としていくつかのメーリングリストに次のようなメールが流れています。(重複ご容赦)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京では、急に暖かくなりましたが、皆様お元気でしょうか。
本日、板橋特別支援学校で卒業式があり、「君が代」斉唱時に私が不起立をしていたところを、副校長により「現認」されました。
今年度の卒業式では、既に都立高校で、少なくとも4名の不起立が「現認」されているそうです。
東京都教育委員会は、遅くとも3月29日までには処分を出すべく、手続きを進めるでしょう。
皆様、ぜひとも、都教委に対し、不起立者を処分するな、との声をお届けください。
田中聡史
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すでに田中さんご自身からメールが送信され、
「都教委に対し、不起立者を処分するな、との声をお届けください」と書かれています。
どうぞ、都教委に電話やファックス、メール等で要請してください。
東京都教育庁(=東京都教育委員会)〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
総務部教育情報課(都民の声を聞く担当):
電話 03-5320-6733
FAX 03-5388-1726
人事部職員課服務係(処分を発令する担当):
電話 03-5320-6792
メールは、「東京都教育委員会ホームページ」に行き、
「メニュー」→「各部課メールアドレス」から送ることができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また本日の状況について、根津さんから以下のような報告が入っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3月19日(火) 今日は田中聡史さんの勤務する板橋特別支援学校の卒業式。
7時15分に学校前に到着すると、すでに物々しい警備体制が敷かれていた。
多くの職員や生徒が通る通用門から見ると警備要員は6名に見えたが、あとで正門前に行ってみるとそこにも5人ほどの人がいたので、総計10名程度で警備に当たっていたことが分かった。
そのうちの半数は都教委の職員のようだった。
通用門前には、私たち、河原井・根津らの「君が代」解雇をさせない会のメンバーや渡部さん、学校と地域を結ぶ板橋の会の他にも駆けつけた人たちがいて、総勢16名で田中さんの「君が代」不起立を支持し理解を訴えるチラシを保護者や生徒、職員に手渡した。
その間、副校長と主幹らしき人物は、「チラシを配らないでください」「生徒にチラシを配らないでください」と連呼し続けた。
副校長は生徒に「受け取らないで」と言い、生徒からチラシを取り上げようとまでしたが、配っている私たちの何人もの抗議に、生徒の手にチラシを返すという醜態を演じた。
保護者には半数ほど受け取ってもらえたので、事実を知らせることはできたのではないか。
監視体制の中だったからだろう、職員の受け取りは前回の半数にも満たなかった。
しかし、その中でも、「お世話様です」「ありがとうございます」と声をかけてくれた職員もいたし、ご自分から手を出してくれる職員もいたことに、ホッとした。
田中さんの気持ちに寄り添ってくれているのだろうと。
田中さんは7時半頃、皆に挨拶をして、中に入って行った。
生徒が下校した、休憩時刻少し前に私たちは再び、学校の前に行った。
式は終わったというのに、警備の人が7人ほど正門前に立っていることに驚いた。
帰り際、私たち4人(渡部さんを含む)は、この人たちの多くは都教委の職員だと推測し、締められた門扉越しに、「都教委の職員ですか」と聞いた。
しかし、答えはない。答えてもらおうと中に入って聞いたが、マニュアルどおりに一切無応答だった。
田中さんは「一同起立」で立ち、「国歌斉唱」で着席し、「校歌斉唱」で立つという、彼名づけての“雲竜型”の不起立をしたとのこと。
名づけは相撲の土俵入りにちなんでのことという。
田中さんの不起立を見た副校長は、田中さんのところにやってきて、「国歌斉唱ですのでお立ちください。国歌斉唱ですのでお立ちください。お立ちください」と声を発して、不起立の現認をしたとのこと。
式が終わり、卒業生退場が終わるや否や、田中さんは校長に呼び出された。
田中さんの担任する生徒が下校していないにもかかわらず、である。
校長たちの一番大事なことが「日の丸・君が代」であることを表している。
校長は証人として副校長を同席させ、田中さんに、「職務命令を出していることはわかっていますね」「このことは都教委に報告します」と、マニュアル通りのことを告げたそうだ。
2月頃か、校長は田中さんに、「繰り返し研修をしても成果が上がらないのであれば、分限処分があり得る」と告げた。
校長にもその懸念があるからだろう。そうでありながら、その校長の頭にあるのは、自身の保身であって、定年退職まで20年を残す田中さんが、どんな思いで不起立をするのか、そこに思いを致すことはないのだろうか。
校長は、板橋の会の人が電話をしたときに、「田中教諭については、その教育実践を評価している」と言われたとのこと。
そうであれば、なおのこと、不起立の意味を考えてもらいたいものだ。
アイヒマンになるな!と言いたい。
私たちはこの後、以下の3点の用件があって都教委に行った。
①2月22日に「田中さんへの処分をするな」と申し入れ、質問したことへの回答が1カ月近くたつにもかかわらずまだされていないことについて質す。
②今日「君が代」不起立をした田中さんに対し、処分をしないことを再度要請する。
③今日、板橋特別支援学校に出張した都教委の職員の数や部署、目的等について訊き出す。
(③については、指導部の回答が「答える必要がない」ということだったので、開示請求をしてきた。)
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また、『レイバーネット日本』にも以下の記事が出ています。
http://www.labornetjp.org/news/2013/
▲ あたりまえのことをするだけ~「君が代不起立」の田中聡史さん 淡々と
3月19日(火)、都立板橋特別支援学校の卒業式が行われた。
この学校には、昨年の入学式で東京都の公立学校でただ一人「君が代」不起立をした田中聡史さん(44歳・写真)が勤務している。
卒業式を前に出勤してきた田中さんは、「今回も不起立をするつもりだ。いつもの通りあたりまえのことをするだけ」と淡々と語った。
何のための不起立かと問うと「尊厳、思想や良心のためというと大げさだが、自分らしく生きようと思えばそうせざるをえない」ときっぱり。
田中さんの不起立は今回で4回目。
昨年は戒告処分を受けるとともに、18回にわたる「再発防止研修」と称する思想転向の強要を受けている。
(佐々木有美)
※ - YouTube動画
『あたりまえのことをするだけ?「君が代不起立」の田中聡史さん』
http://www.youtube.com/watch?v=s3jEKyUekME&feature=youtu.be
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この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
本日(3月19日)、すでに田中聡史さんから、<田中聡史です。本日、不起立を「現認」>としていくつかのメーリングリストに次のようなメールが流れています。(重複ご容赦)
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東京では、急に暖かくなりましたが、皆様お元気でしょうか。
本日、板橋特別支援学校で卒業式があり、「君が代」斉唱時に私が不起立をしていたところを、副校長により「現認」されました。
今年度の卒業式では、既に都立高校で、少なくとも4名の不起立が「現認」されているそうです。
東京都教育委員会は、遅くとも3月29日までには処分を出すべく、手続きを進めるでしょう。
皆様、ぜひとも、都教委に対し、不起立者を処分するな、との声をお届けください。
田中聡史
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すでに田中さんご自身からメールが送信され、
「都教委に対し、不起立者を処分するな、との声をお届けください」と書かれています。
どうぞ、都教委に電話やファックス、メール等で要請してください。
東京都教育庁(=東京都教育委員会)〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
総務部教育情報課(都民の声を聞く担当):
電話 03-5320-6733
FAX 03-5388-1726
人事部職員課服務係(処分を発令する担当):
電話 03-5320-6792
メールは、「東京都教育委員会ホームページ」に行き、
「メニュー」→「各部課メールアドレス」から送ることができます。
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また本日の状況について、根津さんから以下のような報告が入っています。
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3月19日(火) 今日は田中聡史さんの勤務する板橋特別支援学校の卒業式。
7時15分に学校前に到着すると、すでに物々しい警備体制が敷かれていた。
多くの職員や生徒が通る通用門から見ると警備要員は6名に見えたが、あとで正門前に行ってみるとそこにも5人ほどの人がいたので、総計10名程度で警備に当たっていたことが分かった。
そのうちの半数は都教委の職員のようだった。
通用門前には、私たち、河原井・根津らの「君が代」解雇をさせない会のメンバーや渡部さん、学校と地域を結ぶ板橋の会の他にも駆けつけた人たちがいて、総勢16名で田中さんの「君が代」不起立を支持し理解を訴えるチラシを保護者や生徒、職員に手渡した。
その間、副校長と主幹らしき人物は、「チラシを配らないでください」「生徒にチラシを配らないでください」と連呼し続けた。
副校長は生徒に「受け取らないで」と言い、生徒からチラシを取り上げようとまでしたが、配っている私たちの何人もの抗議に、生徒の手にチラシを返すという醜態を演じた。
保護者には半数ほど受け取ってもらえたので、事実を知らせることはできたのではないか。
監視体制の中だったからだろう、職員の受け取りは前回の半数にも満たなかった。
しかし、その中でも、「お世話様です」「ありがとうございます」と声をかけてくれた職員もいたし、ご自分から手を出してくれる職員もいたことに、ホッとした。
田中さんの気持ちに寄り添ってくれているのだろうと。
田中さんは7時半頃、皆に挨拶をして、中に入って行った。
生徒が下校した、休憩時刻少し前に私たちは再び、学校の前に行った。
式は終わったというのに、警備の人が7人ほど正門前に立っていることに驚いた。
帰り際、私たち4人(渡部さんを含む)は、この人たちの多くは都教委の職員だと推測し、締められた門扉越しに、「都教委の職員ですか」と聞いた。
しかし、答えはない。答えてもらおうと中に入って聞いたが、マニュアルどおりに一切無応答だった。
田中さんは「一同起立」で立ち、「国歌斉唱」で着席し、「校歌斉唱」で立つという、彼名づけての“雲竜型”の不起立をしたとのこと。
名づけは相撲の土俵入りにちなんでのことという。
田中さんの不起立を見た副校長は、田中さんのところにやってきて、「国歌斉唱ですのでお立ちください。国歌斉唱ですのでお立ちください。お立ちください」と声を発して、不起立の現認をしたとのこと。
式が終わり、卒業生退場が終わるや否や、田中さんは校長に呼び出された。
田中さんの担任する生徒が下校していないにもかかわらず、である。
校長たちの一番大事なことが「日の丸・君が代」であることを表している。
校長は証人として副校長を同席させ、田中さんに、「職務命令を出していることはわかっていますね」「このことは都教委に報告します」と、マニュアル通りのことを告げたそうだ。
2月頃か、校長は田中さんに、「繰り返し研修をしても成果が上がらないのであれば、分限処分があり得る」と告げた。
校長にもその懸念があるからだろう。そうでありながら、その校長の頭にあるのは、自身の保身であって、定年退職まで20年を残す田中さんが、どんな思いで不起立をするのか、そこに思いを致すことはないのだろうか。
校長は、板橋の会の人が電話をしたときに、「田中教諭については、その教育実践を評価している」と言われたとのこと。
そうであれば、なおのこと、不起立の意味を考えてもらいたいものだ。
アイヒマンになるな!と言いたい。
私たちはこの後、以下の3点の用件があって都教委に行った。
①2月22日に「田中さんへの処分をするな」と申し入れ、質問したことへの回答が1カ月近くたつにもかかわらずまだされていないことについて質す。
②今日「君が代」不起立をした田中さんに対し、処分をしないことを再度要請する。
③今日、板橋特別支援学校に出張した都教委の職員の数や部署、目的等について訊き出す。
(③については、指導部の回答が「答える必要がない」ということだったので、開示請求をしてきた。)
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また、『レイバーネット日本』にも以下の記事が出ています。
http://www.labornetjp.org/news/2013/
▲ あたりまえのことをするだけ~「君が代不起立」の田中聡史さん 淡々と
3月19日(火)、都立板橋特別支援学校の卒業式が行われた。
この学校には、昨年の入学式で東京都の公立学校でただ一人「君が代」不起立をした田中聡史さん(44歳・写真)が勤務している。
卒業式を前に出勤してきた田中さんは、「今回も不起立をするつもりだ。いつもの通りあたりまえのことをするだけ」と淡々と語った。
何のための不起立かと問うと「尊厳、思想や良心のためというと大げさだが、自分らしく生きようと思えばそうせざるをえない」ときっぱり。
田中さんの不起立は今回で4回目。
昨年は戒告処分を受けるとともに、18回にわたる「再発防止研修」と称する思想転向の強要を受けている。
(佐々木有美)
※ - YouTube動画
『あたりまえのことをするだけ?「君が代不起立」の田中聡史さん』
http://www.youtube.com/watch?v=s3jEKyUekME&feature=youtu.be
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この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
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http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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