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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

国際人権入門講座 第7回「カルロス・ゴーンが日本に残した問題」

2020年02月29日 | 人権
  《国際人権入門講座 2020》
 ◆ カルロス・ゴーンが日本に残した問題
   被疑者の人権を無視した取り調べの実態を糺す


 日時 3月27日(金)18:30~20:00
 会場 青山学院大学・総研ビル8階第10会議室
 講師 新倉 修さん(青山学院大学名誉教授・弁護士)
   「人質司法とは何か?~暴かれる日本の司法制度 近づく国連審査」


 「取り調べ時間が長すぎる」「取り調べに弁護人を立ち合わせない」「ひどい扱いを受けている」
 カルロス・ゴーンの突然の逮捕をきっかけにして、被疑者の無権利状態にフランスメディア等から度々クレームが付きました。
 このことがのちのゴーン逃亡劇につながったと思われます。
 日本の刑事司法制度は「人質司法」だとして、国連の自由権規約委員会や拷問禁止委員会から長年にわたり批判されてきました。
 「代用監獄」や長期勾留は自白の偏重を生み、えん罪の危険をはらんでいます。こうしたことから、国連だけではなく、内外の人権団体からも問題の改善が求められています。
 本年10月、規約の履行状況や過去の勧告に対する実施の有無に関する日本政府報告が、自由権規約委員会で審査されます。
 日本政府はこれまでやり方を変えようとしていません。

 今回の人権入門講座は刑事法を専門とする新倉修氏(青山学院大学名誉教授・弁護士)を再び講師としてお迎えし、日本政府報告の問題点を講演して頂きます。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。

 ◆ 第8回 7月17日(金)18:30~20:00
   「ILOハラスメント禁止条約の採択と日本の人権状況」
   講師 角田由紀子さん(弁護士)
   会場 青山学院大学・総研ビル8階第10会議室

 ◆ 第9回 11月13日(金)18:30~20:00
   「なぜ日本の年金は後退するのか?~後退禁止の原則を国際人権規約に学ぶ」
   講師 鈴木亜英さん(国際人権活動日本委員会議長・弁護士)
   会場 青山学院大学・総研ビル8階第10会議室

 3回券1200円 1回券500円(3回通しでご受講頂けるとお得です)
国連経社理特別協議資格NGO国際人権活動日本委員会
170-0005 東京都豊島区南大塚2-33-10
TEL:03-3943-2420 hmrights@yahoo.co.jp


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