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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

WHOが原発事故の影響報告

2013年03月07日 | フクシマ原発震災
 ▼ 福島の乳児「がん発症率の9倍」

 福島県の一部地域の乳児が16歳までにがんになる可能性は9倍に増える-。
 世界保健機関(WHO)が28日、福島第1原発事故による住民らの健康被害予測をまとめたショッキングな報告書を公表した。
 報告書は、避難地域に4カ月滞在し、事故当初の食材のみを食べ続けたと仮定するなど、最悪の、想定の下に分析。
 その結果、最も放射線量の高い地域で1歳女児が16歳までに甲状腺がんになる可能性は、通常の0・004%から0・036%に増えると予測した。さらに、89歳までに甲状腺がんになる確率は0・77%から1・294%に上昇するとした。
 また、1歳男児が生涯に白血病にかかる確率は通常より7%増加。1歳女児が生涯に乳がんにかかる確率は6%増加すると分析。
 原発作業員についても、約3分の1のグループ(被曝量30ミリシーベルト)は、若年者の甲状腺がん発生リスクが約20%増加するとした。
 福島県が事故当時18歳以下の子供を対象に実施する甲状腺検査では、2月13日までに3人の甲状腺がんが確認されている。
『日刊ゲンダイ』(2013/3/2)

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