夕方6時、沈みかけた夕日のオレンジ色が、ちょうどスポットライトに見える明るさ。
風もさらに心地よくなってきました。
映画上映に先立ち、広島の皆さんにお礼と映画のお話をしたい・・と来広された キムテギュン監督、
助監督で、インターネットでは韓国映画ブログの管理人としても頑張ってらっしゃる 藤本信介さんの登場。
コミッションさんの司会で、ご挨拶&ティーチイン。約20分間です
藤本さんは、ロケ時に続き、今回も通訳と製作者としての両方の立場で監督とのコミュニケーションをとって、お話くださりました。
監督も藤本さんも、映画に描かれている東ティモールと、広島
それぞれ猛暑と極寒の中での温度差の激しい場所での撮影、
映画の中で使われた言語も、東ティモール語、韓国語、英語 日本語 の4ヶ国語で
スタッフ、出演者ともども、意思疎通に苦心しながら、
「夢」であった一本の映画に仕上がったことなどの苦労話も交えながら
ニューヨーク国連本部での初の民間映画上映会を成功させたこの時期
評価を得られた「裸足の夢」を持って広島にこられたことを大変喜んでおられました。
広島ロケは短い期間でもチームの子供達が
言葉はわからなくても、サッカーを通じて気持ちが通じている姿がうr、途中から仲良くなりすぎて
対戦シーンの撮影での緊張感が友愛感になってしまったとか。
最後の5分間では、
監督は地元サッカーチームの役員さんからの出演者としての体験談に笑顔だったり
私から質問させていただいた「広島での撮影を選んだ理由」にも答えていただけました。
この映画にもあるように、最初は裸足同然でサッカーをはじめた選手たちは今成長し
U17でもアジアベスト16に入る実力になっています
少年達の夢を叶えた原点の大会が開催された広島は、映画のセットではなく、実話の場所で撮影されてこそのものと実感されていることと、
東ティモールと広島、平和を願う2都市が結びついてさらに強い平和への祈念も表現したい との気持ちが、監督の広島ロケへの実現の力になったそうです。
コメントありがとうございました。
まさかもう既に日本語字幕つきで上映されているとは夢にも思いませんでした。
早いですね! 監督が恩や義理を大切に考えられる方だからなのでしょうか。
「東ティモールと広島、平和を願う2都市が結びついて…」というのも気に入りました。
東京で上映されたら、是非とも拝見させていただきたいと思います。
お役に立ててよかったです。
今回の件では、詳細調べてらっしゃることにプラスになればと思いました。
この映画、東京での上映ができるよう、広島から祈っています。