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アマゾネスちゃん ありがとう

2012-08-25 09:11:38 | テイラーカワリアガマ
先日 今年2クラッチ目のタマゴ産んだアマゾネスちゃん。
産後の立ち上げがうまくいかず… 亡くなってしまいました。
タマゴ産んだ翌日、ハニーワーム少し食べましたが、次の日 一匹吐き戻してありました。

食欲旺盛なアマゾネスちゃん、今までこんな事なかったので なんだかイヤな予感が。
3日間息苦しそうにぐったりしていて 獣医さんで点滴もしてもらいましたが、ダメでした。
(あまりに小さい個体、皮下点滴の針刺すの 先生も躊躇していましたが)

1クラッチ目と2クラッチ目の間隔が今までより開いてなくて 早すぎる出産。。。
なんかヘンだなと 思ってはいました。
ワイルド個体なんで 年齢はわかりませんが 4年前にウチに来た時点でベビーの大きさではなかった為、
少なくても 生後5,6年は経っていると思います。
年齢的にみても 本当は今年のタマゴはお休みして ゆっくり休んでもらいたいねってオットコヤとも話していて、オス個体ともずっと分けて飼育していたのですが、アマゾネスちゃんの子孫を残したいという思いが強かったのでしょうか。
「自分の寿命を知ってて 早くタマゴ産んでしまおうと思ったじゃない」と トカゲ友達(なんだそれ)にも言ってもらいましたが 確かにそうかもしれません。
まさに「身を削っての出産」、TVのニュースで目にする 育児放棄や虐待で子供を死なせてしまう親にアマゾネスちゃんの爪のアカでも脱皮の皮でも飲んでももらいたぐらいです。

本当はもう少し長生きしてもらいたかったのですが、今は産んでくれたタマゴ大切にすることが アマゾネスちゃんへのせめてもの恩返しだと思います。

我が家で初めて トカゲの繁殖という経験ができたのも アマゾネスちゃんのタマゴが始めて。
何の知識もなかったのですが 生まれてきたベビーの可愛さに感動、爬虫類飼育の楽しさと 命を預かる大変さを実感できました。

今までありがとう、天国の「トカゲの王国」でも ドヤ顔でバスキングしているのかな。


アマゾネスちゃんがいなくなって ライトの消えたケージを見つめたあと、すぐ下のガマトカゲさんを見たら

ガマトカゲ団子がいっせいにこっちを見ていました。



「何やってんだ。早くエサくれよぉ~」
な~んて言ってる気がして、なんだか笑えてしまいました。
こんなコたちがまだまだいますもの、頑張らないとね。