2010年10月18日(月)、我が家で栽培しているミツバアケビ(三葉木通)を収穫した。「秋になって葉が散ると、遠くまで風で飛ばされて近所迷惑になるから切ってしまいたい。」という妻を宥めながら、数年経ってしまったが、いつの間にかかなり剪定されていた。そのせいか、今年は実の数が少なかったが、大きい実が5個まとまってついているものもあった。「千厩秋の山野草展」で見た、きれいな紫色をしたアケビ(木通)とは大分色合いが違うが、もっと紫色になる年もある。妻は全く食わないので、一人で戴くことにしよう。
(下2枚)小葉が5枚の普通のアケビ(木通)。花は淡紫色で、ミツバアケビやゴヨウアケビ(五葉木通)の暗紫色の花とは違う。
ミツバアケビ(三葉木通) アケビ科 アケビ属 Akebia trifoliata 山野に生える落葉つる性木本。つるはほかの木などに巻き付く。葉は3出複葉で長い柄がある。小葉は長さ4~6㎝の卵形または広卵形で、縁に波状の大きな鋸歯がある。4~5月、葉の間から総状花序を出し、黒紫色の花を開く。雄花は花序の先の方に多数つき、直径4~5㎜と小形。雌花は雄花の上に1~3個つき、雄花より大きい。雌雄同株。果実は長さ約10㎝の長楕円形で、熟すと紫色を帯び、縦に裂ける。白い果肉は黒い種子が多いが、甘味があり、また厚い果肉もいためるとおいしい。若葉も食べられる。用途:庭木、鉢植え、盆栽。アケビの仲間はつるが丈夫なので、カゴ(篭)などを編むのに使われる。分布:北海道、本州、四国、九州、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より] http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%DF%A5%C4%A5%D0%A5%A2%A5%B1%A5%D3[peaの植物図鑑:我が家のアケビ(木通)&ミツバアケビ(三葉木通)]