薬を飲み忘れないようにしないとね

タイトル通り時々薬を飲み忘れてしまう特定疾患のおっさん

自衛隊最強の部隊へ ー戦法開発・模擬戦闘編

2020年08月28日 | ミリタリー

二見龍氏の40連隊シリーズ第3弾。
自衛隊最強の部隊へ ー 戦法開発・模擬戦闘編

これより前に、ー 偵察・潜入・サバイバル編と、
CQB・ガンハンドリング編というのがあるのですが、
以前より気になっていました。
気になってはいたんですが、ポチすることはなく…
でも…最近ごろんたさんがこの本を手にされたそうで、
よっしゃおらも〜って、ポチりました(笑)
アマゾンで買うものがあったのでそれと抱き合わせで〜

二見氏は小倉に駐屯する第40普通科連隊の連隊長として、
2003年8月1日〜2006年3月26日の期間連隊長に就かれていらっしゃったのですが、
その時の話です。

FTC…富士訓練センターの対抗部隊、部隊訓練評価隊。
バトラーやらコンピュータを使い、疑似実戦空間を造って模擬戦闘を行い、
各部隊の戦い方を評価する仮想的。
これがむっちゃ強い。
創設されて約20年間無敗だったこの部隊に勝つために、
姿を見せず戦う技術スカウトと実戦向けのガンハンドリング等はもちろん、
隊員さんのレベルを上げ、それによって可能となった新戦法で、
FTCに挑む直前までのお話です。

続きはもう発売されてると思いますが、
実際FTCを破ったのは昨年の第39普通科連隊基幹の第39戦闘団。
ドローンを駆使して破ったそうなので、
やはり時の流れといいますか、
画像を共有できるドローンから得られる敵情報は
もう当たり前なのかもしれません。
戦い方も今は対ドローンを意識した戦い方に…

気になるのは、現在の第40普通科連隊はどうなのか?
昔は強かったって話を耳にしました。
この技術やスキルを当時の第40普通科連隊だけに留めていた?
もっと広げるべきでは?
教範もそのまま使わず最低5年毎にでも更新すべきでは?
と思いました。
歴史の教科書も年を追うごとに変わってるのですから…

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大阪府知事の発言にはまいった… | トップ | 旧犬鳴トンネル »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あおりどめ)
2020-08-28 14:27:00
国立国会図書館でまた読んでみたいと思います。

教範。委員会開いて会議して議論して
文字校正してプロポーザル開いて
入札かけて出版してなーんて、
お堅いとこですから、
時間と予算がかかりすぎて、5年に1度ぐらいに
なるのかもしれませんね。
新しくポンポン教範作ってたら、
民度の低い元隊員や日本国民が
またネットオークションに出品するかもしれないし〜

まぁ、結局、日本人の民度だと思います。
お金かけるのは、自分の給付金だったり
子供にお金をかけてほしい。予算なんて関係ない。
まあ、防衛予算は二の次でいいかなー
みたいな考え方を持つ日本人の割合が
多いのかなーっていう気がしました。
みんな、堀倫さんみたいに民度が高くないんですよ。
コロナが流行ってんのに、gotoしたり、
イベントしたいっていうぐらいですからね。
他国になめられていますね。今、日本は。

さて安倍さんがどんな会見するか楽しみです\(^o^)
返信する
暑いですね〜〜〜 (ごろんた)
2020-08-28 21:01:20
やっぱり今日も暑かったです…
クーラーガンガンの職場と
なまぬる〜い温度の家の部屋の温度で
おなかが…またおかしくなってしまいました〜
いわゆる温度差によるクーラー病というやつでしょうか?
今日は会社のお祓いもやっていただいたというのに…
なんてこった!!!

ついに〜〜〜二見氏の著書が!
この書籍の内容、本当に興味深いですが
この前段を描いた書籍(ガンハンドリング編)も、
「うおおおっっ」となります〜〜。
これらを読んでしまうと、ちょっと「自衛隊大丈夫かな〜」と
心配にもなってしまうのですが…
でも、「シナリオ通りじゃだめだ」と気づいて
作戦や装備などの改革をしていく第40連帯が
じりじりと変化していく様は、なんとも頼もしい!
その場で全てを見ていらした方の文章だけあって
ひきこまれちゃうんですよね。あっさり読了。
続きは9月23日に発売予定らしいです♪

戦争に作戦はあっても、シナリオ通りにいくわけもなく
臨機応変さと、知識、技術がなければ
すぐに負けてしまう…という危機感。
今の自衛官さんたちはどのように感じているんでしょうか???
実戦経験のないことの辛さは実戦に参戦した時に
痛感してしまうのだろうか、と思うとなんともやるせない…
が、しかし、実戦経験がないのが自衛隊。
あって欲しくない実戦への投入、でもあります。

自衛隊には強くあって欲しい。だけれども実戦には出て欲しくない。
この矛盾を解決するのが「優れた装備品」なわけですが…
予算も潤沢といえない我が国の国防軍。
なんとかしてあげたいですね…

ところで…FCTっっちゅう名称はなんとかならんでしょうか…
もちっとかっこええのがええです…
返信する
Unknown (堀倫)
2020-08-28 22:46:32
>あおりどめさん

ネットオークションに出て問題になりましたね、教範。
教範通りにやったらFTCでこてんぱんに…
今はドローンも飛んでますし、
戦い方も変わりましたし。
教範が昔から変わってないのであれば問題だと思います。
ネットに出てた画像見る限りはかなり古そう…
せめて防衛大綱ごとに教範も見直してほしいです。

私民度高くないですよ、低くないふりしてるだけです。
日本人の民度高いよね?
と思ってきだしたのは2000年過ぎてからでしょうか。
それまではゴミや違法駐車は当たり前、
東京オリンピック以前だともっと凄いことに…

安倍さん大変ですね、持病再発。
一回目の総理の時が持病での辞任だったので悔しいでしょうね。
でもこればっかりは…
私もなるだけ歩けるようにしとかないと〜
同じ難病仲間や〜〜
返信する
Unknown (堀倫)
2020-08-28 22:46:54
>ごろんたさん

お疲れさまです〜

何故か夜になって風が止んで体感気温が上がってきました。
一昨日まではむっちゃ暑かったんですが、
虫の音が聞こえてきます〜〜
お腹が…体が冷えたんでしょうか、大事にされてください。
まさかお腹を出して寝てるってことは…

本を読んでたらこれを機会に自衛隊が切磋琢磨しあって、
全体の底上げになれば…と思うのですが、
なかなか難しいのでしょうね、
最近の第40普通科連隊へのコメントで、
昔は強かったらしいけどって言葉があったので、
やはり上の人が変われば下も変わってしまうんでしょうね。

一応9月下旬に出る予定の続編とも言うべき、
自衛隊最強の部隊へ-FTC対抗部隊編 無敗の最強部隊を殲滅せよ!
を購入予定です。
どこまでFTCを苦しめたのか楽しみです。
たしかガンハンドリングの先生は永田市郎氏ですよね。
日本での銃器のパイオニアの方。
凄い方ですよ〜

小さい規模では実戦的な事ができてそうですが、
大きな演習になるほどシナリオ通りになっちゃいそうですね。
ドイツにも大きな市街地を模したトレーニン部センターがありますよね。
日本に米軍並みの訓練センターがあれば良いのでしょうが、
今の所選抜の戦闘団が年に一度の武者修行。
自衛隊には強くあってほしいです。
ですが実戦になることだけは避けたい。
願わくば自衛隊が精強であるがゆえの平和が希望です。
中国軍が台頭してきて、そんなにうまくは行かないでしょうが。
しかし実戦的になればなるほど市民団体さんの声が大きくなるという…
返信する

コメントを投稿

ミリタリー」カテゴリの最新記事