日本を公式訪問されていたNATOのバウアー軍事委員長は
6月7日(火)山崎統合幕僚長と会談を行ったそうです。
会談では、ロシアによるウクライナ侵略についてや、
日本周辺の情勢認識等について意見交換を行ったそうです。
また、今後の日本とNATO間の防衛協力・交流、
及び自由で開かれたインド太平洋の重要性に関し議論されたそう。
山崎統合幕僚長
「力による現状変更を断じて許さないのは
国際社会における安全保障上の共通課題で、
日本とNATO、NATO加盟国の連携強化が必要不可欠だ」
「力による一方的な現状変更の試みは
世界のどの地域においても決して許されない。
法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持するとの決意のもと、
NATOとの連携を強化していきたい」
バウアー軍事委員長
「国際秩序を守るためにも自由主義、
民主主義国家との協力・連携が必要で、
日本は70年以上培ってきたルールに基づく国際秩序にとって極めて重要なパートナーだ」
「われわれに課せられている責務は、
2度の世界大戦以降、
70年以上培ってきたルールに基づく国際秩序を堅持していくことだ」
ロシアが行っているウクライナ侵攻は、
70年以上培ってきたルールに基づく国際秩序を破壊する行為そのもの。
日本の防衛費もNATO並を目指すみたいなので、
日本のNATO入りは無いでしょうが、
緊密になるのは大賛成。
本当は日本がNATO入りした方が、
台湾有事の際は阻止力になると思うのですが…
画像は全て防衛省Twitterより