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なんと、イージス・アショアお蔵入り

2020年06月19日 | ミリタリー

皆さんご存知の通り、河野防衛大臣が6月15日、
イージス・アショアの計画を停止すると表明。
秋田の新屋演習場への配備断念からなんだかちょっとおかしい感じでしたが、
なんと計画を停止ですか。
イージス艦やイージス・アショアで使用する迎撃ミサイルは、
SM-3といっていくつかのブロックと言われるバージョンがあるのですが、
そのどれも発射機から高い上空に打ち上げるためだけの、
ブースターというロケットのようなものが付けられてます。
そのブースターは燃料を使い切ったら本体から切り離されるのですが、
ブースターを発射元の演習場内に落とすことが難しいそうで…
そうでしょうね、狭い自衛隊の演習場内に安全に落とすって…
でも、今まではブースターの落下をコントロールできると説明していたとかで…
そんな事出来るのかって感じですが、
それなら海の上に落とすのは秋田の新屋演習場が容易そう。
山口の新屋演習場はかなり内地でブースターを演習場はもちろん海に落とすのは?って感じです。
推測ですが、訓練等の実射は海が近くの秋田の新屋演習場のみで行うようにする予定が、
新屋演習場がNGになったので計画を停止になったとか?
そもそも地形的に秋田の新屋演習場ありきだったのでは…?
日本が狭く山がちなのでイージス・アショアには向いている地形は難しいのかもしれませんね。

イージス・アショア計画停止の真の理由はわかりませんが、
ミサイル防衛はイージス艦とペトリオットの2段構えには変わりありません。
イージス艦に今まで通りシワ寄せが〜
イージス艦ってミサイル防衛はオマケみたいなもので、。
旧ソ連の飽和攻撃から空母を守るために開発されたイージスシステム。
本来は艦隊防空が仕事なんですよね。
なのでミサイル防衛にイージス艦2隻取られちゃうと海自も大変。
ちなみにSM-3ミサイル、一発あたり20〜40億円と超高額です。
赤い国からの弾道弾が日本に向けて落ちるって判らないと使えませんよね…

左側の人たちが計画中止を勝利だ〜みたいな発言してますが、
国防の事なのだから勝った負けたではないと思うんですよ。
もっとミサイル防衛もですが、曖昧にせず、
自衛隊で日本をこう守るってのをはっきりさせたほうがいいと思います。

コメント (4)
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