総火演でも当たって炸裂する40mm擲弾に負けないほどの迫力で、
40mm擲弾よりも攻撃されたら嫌だ〜と思った12.7mm重機関銃。
やわなコンクリート壁も貫通しますし、
当たるのかはともかく対空にも使えますし、
自衛隊の多くの装甲車両にはこの銃が装備されてます。
弾や銃架を省いた機関銃本体だけだと約38kg。
これって口径の割に軽いのではないでしょうか。
大昔のアメリカ戦争映画ラット・パトロールでも登場していましたね。
私の12.7mm重機関銃のイメージはこれ(笑)
てっきり当時の敵国兵器かと思っていたら、
派生型を改良したものを日本軍の航空機にも搭載してたそう。
今では航空機搭載とええばヘリのドアガンくらいでしょうが、
西側の主力重機関銃と言っても過言では無いと思います。
ジョン・ブローニングさんが第一次世界大戦末期に開発したものをベースに、
空冷式に改良されての採用が1933年だそうなので、
なんと90年近くになるんですね。
ベースになった銃からすると100年以上に。
凄いロングセラーです。
というか米国でもこの重機関銃を凌駕する物を開発しようとしたのですが、
結局ボツに…
それだけよくできた構造と性能・信頼性なんでしょうね。
住友重機製のものは?なのかもしれませんが…