本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

児童クラブ卒業

2015-11-28 | 愚痴・悩み・ストレス・毒づき
放課後に行っていた児童館。
私の仕事の勤務形態が若干変わって
利用日が減った為、やめる事にしました。

一年生の頃から家の鍵を持たせてはいましたが、
これから私が仕事で家に居ない時は完全に一人での留守番になります。色々心配。

何回か練習して子供も大丈夫と言うので
実際は来年3月まで利用出来る所を、今月末でやめるというのは少し思い切った決断でした。
まだ冬・春休みあるし。インフルエンザで学級閉鎖とかありそうだし。でもまあいいか。何より本人の希望。

しかしながら。

振り返ってみると、本当に
子供を持ちながら働く事がしんどい環境だよ日本って。

一億総活躍とか
配偶者控除の見直しとか言ってるけど、

今、政治家やっている人達って
育児を全部奥さんだけに任せてた世代だと思うんだけど、どうなのかな。

子持ちの女の人が働くって事が、どういう風に大変なのかを全然理解していないように思える。
配偶者控除を廃止すれば専業主婦が減って、外に出て働く女性が増えると思ってる? バカじゃないの?

先日読んだ記事で
フランスで 「小1の壁」 に悩む母親はいない というのがあって、少子化対策はこれに尽きますよホント。

日本も、生まれてから~小学生くらいまで
24時間体制とまではいかなくても、もう少し預けられる時間を延ばして欲しい。
病児保育も、もっと充実させて欲しい。 でないと、子供が病気になる度に仕事を休まなくちゃならなくなる。

それから認可と、不認可の保育園の保育料金の差がでか過ぎ。それなら働かないという選択になってしまう。

あと、同じ職場の上司や、子供が居ない女性の理解も全然足りてない。
実質、大抵の職場は男の人の育児休暇が取れない。取ったら戦力外みたいに思われるし、

子供が熱を出して早退する母親に対して、同じ女性が書いた
「子供が居る事がそんなに偉いのか」 という相談文をネットで見掛けた時には、そんな発想自体が情けなかった。

妊婦マークや、ベビーカーに対しても世間は冷たい。

まあ、ある程度肩身の狭い思いは仕方ないし、周囲に対してすみませんという気持ちは大事だと思う。
大きな態度を取る妊婦や母親というのも存在して、そういう一部の人のせいで偏見が生まれるのかも知れない。

でも、それを差し引いても今の世の中、子供を持つ事に消極的になってしまう要素が多過ぎる。

育児手当で潤っているのなんて、私の周囲では4人以上のお子さんを持つお母さん3人しか知らないわ。
それだって、産んだ後でたまたま出た育児手当が、×5くらいだと結構まとまった金額になるのねくらいで、
わざわざ育児手当を目当てにして、子供1人の所を2人、2人の所を3人に増やそうと考える人は居ないと思うよ。

それから、これからは学校で女子を対象に行う、あの授業で
女性の出産は30代後半とか40代でも可能ですけれど、それに伴うリスクや不妊の確率とかも一緒に教えて欲しいです。

産むのがゴールではなく、そこからノンストップの育児が始まるのであり、それには体力が必要だという事も。

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