うーん。
最近、鏡を見る時
中に知らないオバサンを
見付ける事が増えたんだけど、
一体これは誰なんだろう。
疲れてる頭が
スローモーションで動いて
あ~これって自分だったわー
と認識する迄に時間が掛かります。
若い時に、
部屋で洋画を観ている最中で
お手洗いに行き、洗面所で顔を見ると
ギョッとする事くらいはあった。
映画に出ている俳優さん達は
外国人の中でも選りすぐりの面々だから
ずーっとそればかり見ていると、
自分もそういう顔なんだと錯覚するんだよね。
その状態で鏡を見ると
「何だこの横に広い顔は!」「ぶっさいく!」
と悲しいけれど、のけぞるくらいに驚いてしまう。
でも今はそういうのでもなくて、
残酷な老化を、第三者の目で見てしまうという現象だ。
そんな時、女性はエネルギー尽きるまで
激流を遡るサケのごとく自然の流れに逆らい始める、か諦める。
それに費やす、
時間・お金・エネルギー・執着心・周囲の理解がある女性は幸いである。