今日病院へ行った時に
子供がいつもより頑張っていたので、
ご褒美に欲しがっていた298円の玩具を買ってあげた。
しかし箱を開けて見ると、
想像していた状態ではない玩具がそこに。
完成品ではなく、
プラモデル形式だった記載を見逃していたせいだった。
(不注意その1)
仕方なく
パパが仕事から帰ったら作って貰おうと説得するも、
嫌だ~待てない~ママ作って~大丈夫~作れるって~
というような事を不完全な言葉ながら訴えて来るので、
また仕方なく
おぼろげな記憶を懸命に呼び起こし、
確か~プラモデルというのは~一番始めに
ニッパーを使って外すんだったような気がする
ニッパーで外した後は、切った部分を
滑らかにする為にヤスリのようなものをかけるんじゃなかったっけ?
という所まで考えが辿り着いたけれど、
ろくに工具をいじった事もなかった私には形状がよく分からない。
頼りない気持ちで、
物置の中の工具箱をガサゴソと探してみると
これか?
これだ、
ニッパーって書いてあるから間違いない。
そうか、これがニッパーか。
そうです、わだすがニッパーです。
早速それを使って私がパチパチ切っていると、
すぐ側で、息子が素手でバキバキと取り外しているではないか。
そうか・・・それで良かったのか。
小さい子供を対象にしている玩具だから、
そんなに複雑な構造の訳ないんだよね。何故最初に気付かないんだろう。
(不注意その2)
でも何も考えずに全てバラすと
何がA-1で、何がB-2なのか分からない。
(不注意その3)
手で取り外しても、
切り口がヤスリをかけるほど粗くはならない。おぉ素晴らしい。
そして付属のシールを貼る時に登場する
↓この、ありとあらゆる事に使用している毛抜き。
シールを貼ろうとする手が微かに震える。
あ~こりゃもう、おばさんというより、ばんつぁんだわ。
全てを終え、
いよいよ組み立てという段階になり、周囲を見渡すと、
明らかにパーツが足りない。例によって息子が散らかしたのだ。
絶対に散らばらない場所に確保していなければならなかった!!
(不注意その4)
息子を泣かせながらも
教育的指導をし、何とか全てのパーツも見付け出し
組み立て完成。やったー。
たったこれしきの事に・・・
↑2タイプに可動する。
でも何となく、
プラモデルにはまる人の気持ちが少し理解出来ました。
面白いものなんですね。大物はとてもじゃないけど作れませんが。