本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

薬が病状を良くするとは思えない

2013-09-22 | PDD(広汎性発達障害)
お薬を飲んでいますが
気分の高低、突然襲って来る不安や焦燥感
落ち込みなどの症状が、なかなか緩和されません。

若い時からあった、眠りが浅くて
前日の疲れが取れないというのが改善されるのがせいぜい。

おまけにプレ更年期や
加齢や、月経前症候群とか、そのほか
ストレスによる自律神経失調症なども重なっている気がします。

独身で実家に住んでいた時も病んでいましたが
結婚して、仕事を辞め自分の収入が途絶えた状態で子育てしている
専業主婦の立場が、こんなに自分を追い詰めるなんて思ってもみませんでした。


極論を言わせて貰えば、
広汎性発達障害がある人間は子供を持つべきではないと思う。

結婚までならいいかも知れない。大人だけだから。

でも私は、子育てをする上で日常茶飯事の急な予定変更や、
急な来訪、イレギュラーな出来事、子供を介したママ同士の付き合いなど本当に苦手で。

時間やお金の逆算がとても苦手だったり、あまり親しくない人との
当たり障りのない会話や暗黙の了解、気の遣い方、義理しび、その他で至らない点が目立ちます。


それから健常の子が通う小学校は不親切な印象で、
1年生であろうと、「本人(子供) に1回口頭で伝えれば」 あとは
聞き逃した親の過失になってしまうので (担任には責任が無いという言われ方をされます)、

そういう細かいミスが入学してからも何回かあって、その度、深く落ち込んでいました。


子供も生まれた時は男の子なのが嬉しかったけれど、
もう、遊び方や行動や発言などに付いて行けない事が多く、最近は苦痛の方が大きいです。

0歳~6歳までは主に母親べったりの時期で、
6歳~14歳までは父親の役割が大きくなる時期。
14歳以降~成人にいたるまでは、一人前の男になる旅をやり終える為に
親は一歩退き、同性の信頼できる年上の相談相手からアドバイスを必要とする時期らしい。

男の子の成長にはこういった三つの成長段階があると本で読み心当たりがある内容だと感じました。


こうやって子供も成長をしていく訳だけど、数日前は本当に辛くて、珍しく姉に弱音メールしてしまった。

『 発達障害の人間にとって主婦業、母親業は修行みたいなもんで、無理な事をしているんだなと思います 』

支援が必要な子供が通う学校に勤務している姉には、この一言で
全てを理解して貰え、それで何とか、かろうじて、その晩は気持ちを落ち着かせる事が出来ました。


発達障害は頭の中、脳みその働きがそうなっている為、治るという性質のものではなく
もし治るなどと謳っている題名の本が出ていたならそれは相当胡散臭く、怪しいと疑っていいです。

今は「個性」 という言葉と、限りなくボーダーラインなものだと自分では理解しています。

ただそれによって生活に支障が出る程度なのが、もう 『 障害 』で
それに伴って周囲の人間と上手くいかなくなるとか、思うように仕事が捗らないとか、
自己肯定感が低くなるとか、要するに二次障害として鬱状態を引き起こすので薬が必要になるのです。

薬が必要な割に、根本的な問題の解決にはならないので、おかしな事になっています。


発達障害が引き起こす二次障害へのケアとサポート (学研のヒューマンケアブックス)
齊籐 万比古
学習研究社

最新の画像もっと見る

コメントを投稿