本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

strawberry record

2010-07-02 | 趣味・お気に入り


久し振りに公式サイトを覗いたら
昨年末に無期限活動休止という事になっていて驚きました。

6年くらい前に、とある音楽サイトで
彼らの音楽に触れてから陰ながら応援しており、
(と言っても首都圏までライブを見に行くという事は叶いませんでしたが)

こないだメジャーデビューしたかと思ったら
何年も経たない内にこういう形になってしまい、とても残念に思います。

上の写真は自主制作盤の『nina』というアルバムです。
メジャーになってから出した方に入っていない好きな曲があって、
いつリリースされるのかな~と密かに楽しみしていたのですが今となっては幻に。

ストロベリーレコードの楽曲には
ポップなものと、ちょっとダークなものと二種類あって対極的なのですが、
私は個人的に、陰鬱とした暗~い方の曲が好きでファンになったクチです。

只単に暗いだけではない世界観と、ふとした所に使われている音、
多分lahcim(ラーシム)さんのチョイスだと勝手に推測しているんですが、
彼の選ぶ「音」や「雰囲気」にとても惹かれます。何と表現すれば良いのでしょう?

自分のインナースペースにある、何処かで記憶している音が沢山使われていて
「ああこれ、この音何処かで・・・」 「ずっと昔に聞いた音だ」 とか、懐かしく感じるのです。

lahcimさんは確かお母様が日本人で、
お父様が中東の出身の方だったと記憶しているのですが、
先程ブログを拝見しましたら、昨年にお父様を亡くされていたのですね・・・。
発覚した時点で余命がいくばくもない病気という事でしたが、訳あって他人事には思えません。

亡くなられた方のご遺族に対する言葉は掛けようも無いです。
ご冥福をお祈り致しますという言葉の、なんと足りない事。今は只、ゆっくり休んで下さいね。