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ドレスデン展。

2005-07-25 22:25:46 | 美術館・博物館・シネマ。
   ドレスデン国立美術館展   〔世界の鏡〕



ドレスデン展を鑑賞するために国立西洋美術館へ行ってきた。

入り口ゲートを通り抜けると、まず目にするのがゴージャスな理科の実験装置みたいなもの
大きな鏡が展示されており、『集光鏡』といって太陽光を反射して物質を溶かし、その成分を分析するためのものであるらしい。この装置で日本磁器を溶かして研究し、直接ではないけれどマイセン磁器の誕生に繋がっていくとか。
ブラウ父子が制作した地球儀にはビックリする。正確とは言えないが、大まかな大陸図を描けている!はっきり何処が何処を描いているのか判断できるほどに!スゴイ
この第1ルームでは科学的興味から美術的興味への橋渡しを体現する、この展覧会を象徴する作品が展示されていた。ここの展示品に大変興味を持てた!

続いてオスマン帝国、そして東アジアの文化展示となって、イタリア芸術へ。
ジョヴァンニ・バッティスタ・メテリーノ水晶加工芸術には惹かれる!
   美しいーーーーーっ!!
これを観るだけで今日行った価値がある!!と言えるくらいの作品。

次のルームはゴージャス
なぜなら、展示テーマが『ルイ14世とアウグスト強王』。

ローズカット・ダイヤモンド装身具一式」はヤバイ!!
104個のダイヤモンドを使った靴の留金、770個のダイヤモンドからなる剣、118個のダイヤモンドを使った帽子留め、その豪華さの装身具一式はハンパじゃない!! ビックリしたーーーーっ!!!!

最後にオランダ芸術。レンブラント
ヨハネス・フェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」、レンブラントの「ガニュメデスの誘拐」が展示されている。「ガニュメデスの誘拐」は今回、修復を完了しての来日により、これまで古い上塗りとニスの層で隠されていた部分を目にすることが出来る。それは建物のアーチ開口部の前で両手を挙げる女性の半身像。

かな=り満足の企画展。サイコーに楽しめた♪

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