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尾道佛教美術の世界。

2009-12-27 23:44:07 | 美術館・博物館・シネマ。
尾道市立美術館の企画展、
尾道佛教美術の世界を鑑賞。
この尾道市立美術館が安藤忠雄氏設計によって建て替えられて以降、初めて内部に入った。外観は数度拝見していたが、無料チケットを戴くという機会を得たので。安藤忠雄氏は言う、「古いモノを残して現代建築の融合をみる…古いモノを大切に生かし、瀬戸内海を見渡し、ここ尾道に生まれ育ったことを誇りに思える空間に美術館を・・・」、確かに館内2階に存在するロビーからの景色は素晴らしい。いやあの空間を作りだしているこの建物が素晴らしいのか、兎に角絶景である。ところどころに“尾道”を感じ、それは文化ある街の散歩のような気分。しかし、やはり、安藤氏設計の美術館は不便である…。どこが展示室か迷うような…最も大切なことが欠乏した建物のように感じる。夢の空間の中で些細であっても不安感は不要である。安藤氏設計の美術館は何処へ行っても思う、これがコンセプトであるなら仕方ないが-。
企画内容はあまり覚えていない。
そんなインパクトのあるようなものは無く、ただその空間を楽しみに行った感じとなった。展示品に統一性やテーマ性が無く、バラバラ寄せ集め的なところが心に訴えてこなかった原因かもしれない。

尾道市立美術館は千光寺公園内にあるのだが、千光寺の展望台から観る景色はとっても素敵であった。360度の景色を見渡すことが出来、海側がやはりオススメではあるが。今日はそこまで寒くなく、晴れ渡っていたこともあり、のんびり素敵な1日を過ごすことができた。

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