日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

カツァリス、ショパン、ワルツ

2011年02月13日 | レビュー(CD)
カツァリス(シプリアン)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2000-06-21


ショパンの19曲からなるワルツ集。

手元に4人のピアニストが弾いた4枚のワルツ集がある。
ルビンシュタイン、もちろん素晴らしい
ホロビッツ、個性が見える解釈とリズム感でもちろん素晴らしい
○○○、特徴がなく、単に弾いているだけ。

姉から借りてきたカツァリス。
まず音が綺麗。
全体の音の響きが美しい。
そして個性的。

特にワルツ7番(OP.64-2)では、聴いた事がないメロディーが浮かび上がる。内声を見事に弾き分け、その結果、あたかも新しい別のメロディーが付け加えられたかのような印象を与えている。一度聴いたら、忘れられない演奏。

聴き比べは楽しい。
同じ曲でも、弾き手によって違う曲になるところがたまらない。

ダントツでカツァリスが今のお気に入りとなった。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (一休さん)
2011-02-13 14:30:01
kei先生お久し振りです。

このCD私も持ってます!!
しかも、ワルツの7番はショパンさんの作品の中でも一番のお気に入りかも~~なのです。。

とある本を読んでみますとこの7番の演奏について「内声を響かせるカツァリスの演奏法が最も功を奏した作品。隠されたメロディによって全く違う顔が浮かび上がる」と書かれてあります。

私にはどこがそうなのかなさっぱり分からないのですが・・・

いや~~、でも、kei先生とショパンさんの同じCDがお気に入りになるとはなんだかとっても光栄な気分なのです。。
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わ~い♪ (kei)
2011-02-13 20:31:16
一休さん、このCDお持ちでしたか。
ご本も読まれているのですね。

ワルツの7番は、A-B-C-B-A-Bという構成で出来上がっている作品で、カツァリスは3回出てくるBの同じメロディーをまるで違ったふうに弾き分けています。

私も、一休さんが同じCDをお気に入りだということ、嬉しいです♪
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