日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

ケチと締まり屋の違い

2009年07月19日 | レビュー(書籍)
週末、京都へ行って来た。

この時期、恐ろしいくらい暑いだろうと心配していたがラッキーな事に薄曇り。
もみじや松など多くの緑に囲まれた林の中は涼しく、木々の中を通ってくる風が心地よかった。

東京駅のホームに降り立つと蒸し暑くてびっくり。
ニュースで午後の京都は大雨だと聞き、それにもびっくり。

出発前、東京駅で買ったのがこちら。



うまいタイトルのこの本、非常に面白くてその日のうちに読み終えてしまった。

日本へ来たフランス人留学生が「東京はものすごくエキサイティングだけど、ストレスがたまる町だと思う。何もかもが、人間の頭脳を刺激する仕組みになっている。」と言う場面が出てくる。

パリならばボーッとしていられるのに、東京は誘惑が多すぎるそう。買いたい物も多過ぎて、自分が貧乏のような気になると言う。

そうかー。
そうだったんだ!!

情報は多いけれど、多過ぎて情報に惑わされる場合もあるし、品物は多過ぎて確かに誘惑は多い。

日本人は「もっともっと」と向上を目指す国民性だかららこそ、戦後の発展もあったのだろうけれど、サービスは「もっともっと」と、する方も受ける方も過剰になっているし、安売りも「もっともっと」と拍車がかるなど、何につけても「もっともっと」という気持ちが強く、その結果、自分達の首を自分でしめることになってはいないのだろうか。

「足るを知る」という言葉があるけれど、今はあんまり聞かないなぁ。
お金があっても豊かに感じられない歪な社会になった一因がここにあるかも?

「よし決めた!!」
「これからは、(金銭的に)締まり屋で行くぞ!!」

と言ったら、主人に、

「あはっはーー!!何日続くやら~~」

と言われた。
フン!!

注:ケチと締まり屋は違うのであしからず!(笑)



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