日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

薪能

2007年11月11日 | コンサート、舞台
「薪能を観てきました」と書くつもりが。。。

薪の明かりのもと、屋外で上演する能・狂言を『薪能』と言うそうですが、あいにく、昨日は雨でホールでの公演となり残念無念。まぁ、寒くなくて良かったのですが。

始めに、能や狂言についての解説が30分!!〃◎_◎〃

能、狂言を観るのが初めての私には、この解説は有り難く、ちっとも長いとは感じませんでした。

しかし、開演15:00、終演19:00という長丁場とは!!\(◎o◎)/! コンサートくらいの長さかなと思っていた私は、当日会場で知り驚きました。

特に、最後の演目(能「井筒」)だけで、1時間半!!

ずーーーっと座りっぱなしの僧侶役や地謡の方なんて、エコノミー症候群になるんじゃないかと、思いました。(^_^;)

その間、私は何度も居眠りしかけて、主人につつかれる始末。そんな私も、狂言の時は、笑いが出る程、面白かった。狂言があんなに面白い物だとは、知りませんでした。

幸い、公演中に雨が上がり、7時に終演した後、特別に野外で舞囃子を舞って下さる旨のアナウンス。

急いで、公演が行なわれるはずだった池に行くと、池に浮かぶ、ライトに照らされた能舞台。池には、すすきがしつらえられ、水に浮かんだいくつもの灯籠のあかりなど、雰囲気のある素敵な空間がそこにありました。

そこで、シテ、地謡、太鼓、小鼓、笛など総勢10人程で舞台を見せてくださいました。
本番が終わった後、予定になかった演目まで見せて下さった皆さんには、ホールの時よりも沢山の拍手が送られました。

ありがたい秋の夜でした。



灯籠のあかりにゆらめく幽玄の世界

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする