日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

音楽のシャワー効果

2006年06月03日 | ピアノ教室
ネット上に『絶対音感』とか『元ヤマハ音楽教室生徒』のコミュニティっていうのがありまして、書き込みを読んで一人クスクス笑っております。自分と同じ体験をした方の書き込みは、どうしてこんなに可笑しいのでありましょうや。

『絶対音感』のコミュニティの書き込みでは、

歌を聞いても全部ドレミに聞こえ、歌詞がちっとも耳に入らないとか、楽器の音は全部ドレミで聞こえて来るので、純粋客観的に音楽鑑賞ができない気がするとか、BGMは頭の中がドレミで一杯になり他の作業の邪魔になる、などとあり、

「同じだぁ~~~~!!」

と叫び、笑っております♪d(⌒o⌒)b♪

(注:絶対音感については、説明すると長くなりますので、こちらをどうぞ。)

音楽教室コミュニティでは、ヤマハで歌ったいろんな歌や曲が話題になっていて、子供の頃そして講師時代と長くヤマハに関わっていた私は、幅広い年代の曲が懐かしく、

「ひえぇ~~~~♪懐かしい~~~♪」

と、声を上げております。

現在、自分の生徒さんのレッスンに使用している多くの曲も話題になっていて、より嬉しくなります。

そして、どちらのコミュニティでも話題になっている「どうやって絶対音感がついたか」という経験談では、「ヤマハ音楽教室で身についた」という方が多く目につきました。他には、やはり小さい頃に毎日浴びる程、日常的に音楽を聞いていたという方が多かったように思います。

私も姉も姪二人も絶対音感がありますが、それぞれ方法は違うものの、毎日浴びるように音楽や楽器の音を聞いていました。

姉は、母と和音あてをよくやっていたようですし、私はその横で遊びながら自然に耳に入っていたのでしょう。また、二人とも音楽教室で和音あての他、メロディーをドレミで歌う「ドレミ唱」をやっていたと思われます。加えて私は園児の頃、音楽付きのお話や歌のレコードを、自分でかけてよく聞いていたようです。

姪達は、毎日通園の車の中で音楽を欠かさず聞いていましたし、家でもおばあちゃんちでもどこでも音楽や楽器の音は、一日中何かの形で耳に入っていたように思います。もちろん姉が、絶対音感を身につけさせるべく意識を持って接していたのも事実です。

絶対音感が身についている事と音楽性は別物ですし、あるほうが良いとかという問題ではありませんが、子供の頃、音楽を絶対音感が身につく程シャワーのように『毎日浴びるくらいに音楽を聞く環境』だったという事が、プロアマを問わず、後の音楽人生に関わってくる可能性もあるのかなと、思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする