ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ついに、あの”伝説のヨーロッパの夜行列車”の乗車体験のお話、始めます!

2010年07月24日 01時32分39秒 | ⑧海外旅行の予復習!
やっと、”あの列車の特集”、載せます!







そうです、以前、ちょろっとお話した、あの”伝説の夜行列車”です!!







昨年12月に消えた、名列車、、、






そう、夜行列車”Orient Express”号。






もちろんあの”豪華列車”とは違います・・・(←ここ大事!)




定期列車(ユーロナイト)として、寝台車、クシェット、そして座席車を連結した、他の夜行列車となんら変わりもしない、”名前だけ”オリエントエクスプレス。。。(苦笑)




ウチが旅行会社で予約しようとしたら、そこの店員さんに”これ、豪華列車のですか???”と言われたほど、その存在を知られてなかった。。。(涙)




でも、ウチらは知ってる!




その”普通の夜行列車”もやはり”すごい列車”だった、ってことを!





その列車の”まだ輝いてた時代”に乗れたことが、今はすごく自慢ですっ!




そんな時代、1996年夏、、、



海外旅行を始めて数年、ちょうどハンガリーに興味が湧いてたので、「ならばぜひこれに乗ってみたい!」と思ったのが、乗れる機会でもあったわけです!




フランスのパリからハンガリーのブダペストまで。
1600キロを16時間。(およそ)
今なら飛行機で数時間で行けちゃう距離だけど、当時はそういう列車が西欧でもかなりありました。




はい、前置きが長すぎましたね・・・(苦笑)



では、その「オリエントエクスプレス(D-Zug時代!) 1996年夏」の画像をご覧いただきたいと思います!
(すみません、当時はデジカメなんぞ持ってなかったんで、コンパクトカメラで撮った、数少ない&画質悪の画像で勘弁してくださいませ・・・)







パリ東駅・午後5時過ぎ

中・長距離列車ホーム(Grandes Lieges)から「17:48」発、ウィーン、ブダペスト行きの夜行列車「#263」の表示が出発ボードに乗ってます。




見づらくて恐縮ですが、途中停車駅の表示が、、、

Strasbourg
Baden-Baden
Pforzheim
Wien

となってました。。。
渋い選択ですね・・・(笑)





乗り場は5番線。
当時はパリでもいろんな行き先の街名がありました。
これも貴重ですね。。。


てか、最近のウチのブログには珍しい「フランスの駅の風景」です・・・(笑)




これが途中のウィーンまで連結される寝台車。
ウチはこれでとりあえずウィーンまで乗りました。




そしてこれがクシェット。(簡易寝台車)
この車両はフランス国鉄のもので、終点ブダペストまで行きました。
当時はハンガリーでもSNCFの車両が見れたんですよ!


ちなみにパリからの編成は、、、(記憶の限りですが・・・)

座席車&クシェット、計5両が終点ブダペスト東駅行き。
寝台車&クシェット、計3両がウィーン西駅行き。
そして、座席車&ビユッフェ車、計5両がストラスブール行き。

計13両編成でパリを出発しました!



暑い夏の日、乗り込んだら、まだ空調が効いてなく車内も通路も暑くて大変でした・・・


でも、「これから”寝台列車”で”ブダペストへ行ける”」と思うと、もうドキドキしてしょうがなかったことを、今でも鮮明に覚えてます!


そんな、夜行列車、オリエントエクスプレス号、、、



17:48、パリ東駅をゆっくりと出発しました。。。




もちろん、次回はその続きを載せます。
お楽しみに!