ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

チェコスロヴァキアから出た「OPUS」、知ってますか?

2007年05月13日 23時58分30秒 | ⑩~♪ 音楽 ♪~
カフェ’80sへようこそ!


きょうもマニアックな80年代のナンバーを紹介しますね!

これです!

「Life is Live」 by Opus


これで分かったあなた、相当なチャートマニアです!


86年頃にビルボードチャートでもやっと30位台に入った程度(失礼!)の、ホント「小ヒット」だったから。。。


で、なんで、この曲か、って言うと・・・


例によって、ラジオ・ウィーンで「この1ヵ月に2度も聴いた」からです!


いいですか、24時間聴いてるわけじゃないですからね。

1日2時間程度、それも星の数ほど歌があるにもかかわらずですよ!

2回も聴けたんですよっ!
(AFNなら一生聴けないでしょうね・・・)


でも、なんとなく未だにオーストリアのラジオ局でかかる理由が分かるんです。


それは・・・

このバンドがチェコ出身だからです!
(当時は「チェコ・スロヴァキア」でしたね。)


でも彼らは「英語」で歌ってるんです!

そして、よ~く聴くと分かるんですが・・・

音がなんか「ライヴ」っぽくて。。。


書きながらふと思ったんですが、これって「この時代の象徴」でもあるのかなって。


80年代半ばは、皆さんご存知の通り「東西冷戦の終結直前の時」でしたね。
ゴルビーがペレストロイカを推し進めたのがこのころで・・・

この3年後にベルリンの壁が壊れ・・・
その後、旧東側諸国は民主化の道を選び・・・


まだ社会主義の下だったチェコ・スロヴァキアから「英語」の歌が出たのは画期的だと思うんです。

で、ライヴっぽい音は、「民衆の声」ともとれるし。。。


歌詞も読んだら、まさにその時期にタイムリーな「がんばろう!」って感じの、ある意味「メッセージソング」みたいだったし。。。


当時は、なんとなく聞いてただけだったけど、今改めて耳にして、そして調べてみたら、なかなか奥深いものを感じました!


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で、お飲み物は?

もちろん「チェコ・ビール」ですねっ!

そして、もちろん「ピルスナー」ですよねっ!!!

・・・けっして「ナマチュー」ではありませんよ、うちのカフェは。。。