ドレスデンの世界遺産

夜、久しぶりに「世界遺産」をＴＶで見ました。
「競馬ダイジェスト」が終わったのでチャンネル変えてたらその番組の紹介が流れて
て、「ドレスデン」がその日の特集だったので、欧州好きの自分は迷い無く見ること
にしました。

ドレスデンには４年前に行きました。
ＴＶに映ってたツヴィンガー宮殿、エルベ川、ゼンパーオペラなどなど・・・
「どっしりとした」街並みがちょっとなつかしかったです。
ヘリコプターから街の中心を撮影したシーンがあったのですが、「絵になる」とはこ
のことをいうんだなぁ～、と思いました。

一番印象的だったは「聖母教会」
第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けて破壊され、東ドイツの時は「予算不足」や
「戦争の遺産」といった理由でがれきのままとされてた建物でした。
でも統一後、市民の熱意で再建が決まり、まるで巨大なジグソーパズルのように崩れ
たがれきを可能な限り一つ一つ「かつて積まれてた場所」に再現する、という気の遠
くなる作業が始まりました。

４年前はまだ外が作業用の足場で囲まれてどれだけ建てられてたか分かりませんでし
た。
でもこの日の番組の中では「来年には完成する」とのこと。
ドレスデンの市民の１人が「あの美しい教会をぜひ生き返らせて欲しい」と話してた
のですが、これがいよいよ現実になるんですね。
その思いが番組の中で一番印象的でした。

この教会がまた人々の前によみがえった時に、ドレスデンの街並みにまた絵になる風
景が増えると思うと、自分もぜひ見てみたい、と思ったのは言うまでもありません。
前回行った時はちょっとあわただしかったので、もし次行けたら「ゆっくり」周って
みたいです。
そろそろ「トシ」なので・・・