ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ブレンナー峠の小さな町に到着!

2008年11月26日 21時36分13秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
さて、これから向かうブレンナー峠。
「前日の晩に通ったとき、真っ暗で何も見えなかった・・・」と書きましたが、、、


この風景を見て一目瞭然!


インスブルックを出ると「すぐ山の中へ」入っちゃってますから・・・






時折、駅周辺などでは家が建て込んでるけど、その他はちらほらと見かける程度、、、、、
おそらく沿線の半分近くは人の気配の無い森林地帯の中を走ります。
それも、かなりの勾配で登って・・・


そんな路線なので、天気も目まぐるしく変わり、、、




インスブルックでは小雨でも、10分くらい走ると、つかの間だったけど青空も見えました!
「もしかしたら、これから向かう所も雨の心配ないかな?!」と、期待したほどでした。



そんな山道を数十分走り、、、


「Steinach am Brenner」駅に到着。




この時点で、標高はもう1000メートルを越えてます。
インスブルックは約570メートルですから、500メートル近く登ったことになります。
距離の割には(23キロ)かなり登ってきましたね。。。




ところで、、、

この電車、行き先はブレンナーですが、、、


「電車の運転」はここまで!




ここから先へ行くには「代行バス」に乗り換えが必要でした。
なので、駅舎のそばで停まっていたバスに乗り換え。。。

まあ、それは、前日のブレンナー駅での案内見てたので、落ち着いて行動できましたよ。
ただ、取り残されないように、急ぎましたが・・・(笑)


乗り込んで数分経ってからバスは出発。
線路に並行する道路を走って、ブレンナー峠を奥へと進みます。

でも標高の割には道は案外平坦でカーブもそれほどきつくなく、思ったよりもスムーズに進んでくれました。

エクサン・プロヴァンス~マルセイユのバスもそうだけど、道路を走るとやはり日常の生活をより近くで見ることができて、バスがあまり好きでないウチでも、充分楽しめましたよ!



そして10分程度進んで、、、


目的地の小さな町へ到着。
ここで降りました。


その町の名前は、、、、、



「St. Jodok」(ザンクト・ヨードック)



観光地でない、本当に小さな町なので、世界中のほとんどの方は知らないと思います。



でも、「ある趣味を持った人」には、すごく有名な所なんですよ!




それはですね、、、、、





「列車の撮影ポイント!」



ここをオメガループで上り下りする列車を、雄大なアルプスをバックに撮ることができて、すごく絵になるんですよ!!!



次回は、その画像をいくつか紹介します。
お楽しみに!!!

「不安と期待」を抱きながら再びブレンナー峠へ・・・

2008年11月25日 22時33分10秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
朝ごはん食べたまでは順調だったけど、、、


なぜかその後の荷造りに手間取り、、、


チェックアウトしたのは予定の列車の出発時間、なんと10分前!


一応、昨晩のうちに駅への最短距離の道は覚えておいたので、10分で着けることは分かっていたけど、もうあわててあわてて、、、


普段の通勤と何ら変わりのない、超ギリギリペースで駅へと向かいました。。。。。


そうしてインスブルック中央駅に着いたのが出発4分前。
やれやれ、と思ったら、、、


乗りたい電車は、、、


「一番奥のホーム」の「一番端っこ」!



時々あるんですよね、、、欧州では、、、
「えらい離れた所から出発する」ってことが。。。


もう急ぎました。
ちょっと走ったかな?




そうしてお目当ての電車のホームにたどり着けたのが、出発2分前。
ホテルから急ぎっぱなしだったんで、息がもう、、、、、(苦笑)


1枚だけこの写真とって、さっさと乗って座ったら、、、、、




あれっ?


予定の時間になっても、この電車、発車しません。。。



どうやら、接続するはずのザルツブルクからのインターシティーが遅れてたので、待ってたようでした。
その到着を待ち、接続を受け、5分程度遅れて、ウチの電車は出発・・・・・



「・・・・ったく、せっかく急いだのに、、、」


思わずぼやきそうになったけど、前日のことを考えればこんなのかわいいもん!


気を取り直して外を眺めたら、、、




「ごっつう、雲ってんねん・・・・・」



でも、以前来た時、「最初はどしゃ降りだったけど、着いたら晴れ間が覗いて・・・」ってことがあったんで・・・・・
不安と期待が入り混じってたのは、そのときも確か同じだったかも。


とにかくお天気に不安と期待を抱きながら、電車はどんどんブレンナー峠を登って行きました・・・・・

ようやく「旅行の5日目」、始まりはじまり・・・・・

2008年11月23日 22時33分35秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
や~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、今日から、この旅行の5日目を書き始めます!

本当ならもう書き終えてる予定なんですが、相変らずの気まぐれなんで、もしかしたら今年いっぱいかかるかもしれません。


でも、昨年の夏の旅行記は、、、



なんと、「今年の1月5日」まで書いてたんですね・・・
自分でやってたことなのに、すっかリ忘れてました。。。。。(爆汗)



なら、それくらいのんびり書いてもいい?!


えっ、ダメ?!(爆汗)



いやいや、今回の旅行は昨年と違って、6~7日目が短いので、案外早く書き終えられると思ってます。


ま、あくまでも「予定」ですけどね・・・・・(苦笑)



その「5日目」、始まりです!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5日目(7月21日)の予定は、こんな感じでした。



午前中
ブレンナー峠で写真撮影。

午後
インスブルックにいったん戻り、、、
ここからいったんミュンヘンへ向かい、ICE(ドイツの新幹線)に乗り換えて、、、

夕方
Achaffenburg(Frankfurtと Wurzburgの間にある街)で、ブログでお知り合いになった方(Haruさん)と待ち合わせ。

夜・フランクフルト着、ホテルへ向かう。


4日目よりは楽かな?!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その日は、前日、えらい遅く寝たにも関わらず、7時ころに起きれました。
4時間程度しか眠ってなかったけど、思ったよりは疲れてなく、ひと安心!


でも、外は、、、、、


相変らずの「冷たい雨」・・・・・


とても7月下旬とは思えない、まるで今(11月)の横浜のような寒さでした。。。



で、天気予報を見ようとTVを付けたら、、、、、




やってました、やってました!



アルプス各地のリゾート地の天気予報。
画像はその場からリアルタイムに写されるので、山の天気が一発で分かります。




もちろん街中よりも寒く、、、、、
(「Mo・月曜日」「Di・火曜日」「Mi・水曜日」の意味)




そして天気も悪く、、、
(雨粒がカメラに、、、)




時には視界さえ無い所も。。。。。
てか、ここ、まさにこれから行く、ブレンナー峠やねんっ!
ヲイヲイヲイ、、、、、大丈夫かよ???



そして、、、




laraさん、この日のザルツブルクも寒かったんですよね???



そんな天気だったので、これからブレンナー峠に行こうかどうか、迷ってしまいました・・・・・



でも、一応行くことを前提として身支度をして、、、、、

朝ごはんへGo!




前日の晩はロクなもん食ってなかったんで、意識して多く盛り、がっつりと食べましたよ!
もちろんどれもおいしいっ!

あと、ここの朝食、ホテルと併設のカフェで摂るので、、、、、




まあ、なんともクラシカルな内装で渋い!
なんか居心地、よかったですよ。。。。。


あっ、「パンの食いかけ」がまた写ってる・・・(汗)



時間の都合でせっせと食べて部屋に戻っちゃったけど、できるなら1時間くらいはいたかったですね・・・・・

でも、前日のアクシデントを忘れさせてくれるくらい、なんか朝からいい気分になれました!



あっ、もちろんデジカメのバッテリー、しっかり全部充電したので、朝から撮れましたよ!(笑)

真夜中のインスブルックでも、、、散々な目に・・・・・

2008年11月21日 23時23分43秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
インスブルックには真夜中に着いたので、駅で余韻に浸る余裕など無く、急いでホテルに向かいました。


でも、外は雨。
ブレンナー駅にいたときよりも、さらに雨足が強くて、、、
スーツケース引きずる身には、かなり面倒でした。

でも、でも行かないと!


旅行会社からもらった地図と、以前の記憶を頼りにホテルに向かいました。
さほど大きくない街の中心にあるので、5分くらいで簡単に見つかるだろうと思ったのですが、、、



あれれ???

見つからない・・・


と気づいた時は、通り過ぎてて、、、


で、戻ったけど、全く見つからず・・・



じゃあ今度は駅に戻る形で探したら、、、


また同じ道に戻ってしまって!


段々、なんか焦ってきましたよ!
方向感覚には自信があるのに、、、
「地図見ながら探してるのに、何で見つからないの?」って、だんだん愚痴ばかりになって・・・


やはり通常の心理状態ではなかったんでしょうね。
遅く着いたことと、雨が降ってることが、余計あせらされて・・・
それに片手にスーツケース、片手に傘だったから、地図を見るのが面倒で、、、
それが結果として「手抜き」になってしまったのかな。。。


そうして探すこと20分、、、、、



やぁ~っと見つけました!



そして、恐る恐るドアを開けると、、、


ちゃんと待っててくれました。
ウチがSuzukkyであることが分かってくれてたようで、いやな顔をせず対応してくれて、無事チェックインできました!



「フゥ~~~~~~~~~っ、とりあえずお疲れぇ。。。。。」


部屋に入ったときに思わずこうつぶやいて・・・・・



でも、まだやることがある!



晩ご飯!(笑)




いやっ、笑い事ではないっ!(爆)

荷物をちょっとだけ片付けたら、すぐ外に出ました。


まだ雨が降ってる街中を、「ファーストフードでも何でもいいから・・・」と思って探したら、、、


案外無いんですね、、、ファーストフードさえも。。。

歩いた所がたまたまそういう所だったのかもしれないけど、やはり心細かったです・・・


でも、探すこと10分超、、、、、


一軒、レストランを発見!
入口のメニューを見て、値段はそう高くなさそうだったので、即入りました。


何か郷土料理っぽいのを食べようと、肉を頼んで、、、、、



で、出てきたのが、、、



鶏肉の塊のグリル、っぽいの。。。。。
(汗)

ほんと、ゴムまりくらいの大きさの骨付きのかたまり・・・・・



で、食べようとしたら、、、


切りづらいわ、味がまずいわで、食が進まず、、、



半分程度でギヴアップしました。。。。。
日程の都合でインスブルックでまともに食事を楽しめるのはこの時だけだったので、これは大失敗・・・
「これなら、スパゲッティ&サラダの方がよかったかも、、、」とすごく後悔しながらホテルに戻りました・・・


何かホテルへ行くのも、食事をするのも、「こんなはずじゃなかったのに・・・」って感じ。
今思えば、「疲れ」とか「焦り」とかあったんでしょうね、きっと・・・
「もうちょっと冷静だったら、、、」と反省しきりでした。。。



部屋に再び戻ったのは、確か午前1時半ころ・・・
翌日は9時前に電車に乗って、ブレンナー峠へ行く予定だったので、ちょっとだけくつろいで、風呂に入ってで、、、


さっさと寝ました。
でも、午前2時半くらいでしたが・・・・・

ジェノヴァもそうだったけど、なんかホテルは「単に寝るだけの場所」になってますね。。。
でも、その睡眠時間さえ短いんですが・・・・・(苦笑)


こんな感じで、旅行の4日目が終わりました。
思い出してください。
この日、ジェノヴァで何時に起きたかを。


朝4時でした。


だから、22時間半も起きてたこと。


そして、翌日も朝7時くらいに起きなければならなかったので、この日の睡眠時間も4時間程度、、、、、
これで3日連続、短い睡眠時間となりそうした・・・・・

Suzukky、こんなことして大丈夫なんでしょうか??
自分自身も心配で仕方なかったです・・・・・

インスブルックに着いたのは、、、真夜中!

2008年11月21日 02時16分21秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
出発までの待ち時間に非常食を食べたり、音楽を聴いてたりしてるうちに、、、、、



時刻はとうとう夜11時に!



この時、ヴェローナからの最終列車が到着。

この列車からの乗り換え客がちらほらと車内に入ってきて、「久しぶりに大勢の人を見た」って感じでした!

でも、さすが最終列車、みんな静かです。(爆)
それでも人がいることで、少し安心できました。



結果論だけど、ブレンナー駅でこんな目に遭うのが始めから分かってたら、ジェノヴァで指定券を買う必要も、ヴェローナでダッシュで乗り換える必要もなかった!

それにわざわざ「朝4時に起きる」必要もなかった!
多分7時起きで充分だったかも。


まったく、無駄な時間と労力が多いこと!
(ウチのせいではないけどねっ! 怒)



そんなことを車内で思い巡らしてたけど、「予測不可能なことが起こる」のがあちらの旅行なんだなと、納得させられました。





そして、23:12分、、、

車内も外も「静かぁ~」な「Brennero/Brenner」駅をや~っと出発することができました!
これでイタリアとも「や~っと」お別れ。

あっ、誤解しないでね。
列車が遅れて待たされたから「や~っと」と言っただけのことですから。
この国自体は何度でも行きたいんで、フォローしておきますね!




構内を出ると、電車はすぐに真っ暗闇の中へ。。。


ほんと、何も見えません・・・・・



だから、どの辺を走ってるか、全く分かりません。
翌日行く予定の場所さえも、その町中であろう場所も見えませんでした。
もう寝る時間だったんでしょうか?
ウチらと違って、健全ですね!

てか、ブレンナーからの接続列車が予定通り着てたら、見れたんですけどね・・・
それがちょっと後悔。。。。。


でも、はっきり分かったのは、、、



カーブがきつくて多く、そしてかなりの勾配で下ってたこと。
進行方向向きに座ってたんで、ほとんど終始、頭が前に向いちゃうような感じだったし、音をキシキシ立ててたのがよく聞こえました。
ここから一気に1000メートル近く降りるんですよ、インスブルックまで!




ちなみに、、、
この電車は最新型で、次の停車駅を紹介するパネルと音声ガイドがあって便利でした。
トイレも広くてきれい!
だから、快適に旅行できますよ!!!


そんな最終電車、車窓が全く楽しめなかったけど、、、



や~っと灯りが見えてきたと思ったら、、、、、




それがまさに、この電車の終点、そしてウチのこの日の旅行の最終目的地、インスブルックでした!




インスブルック中央駅に着いたのは、、、、、




なんと真夜中!




こんなに朝早くから動き始めて、こんな遅い時間まで乗ってた(←夜行列車を除いて)のは、おそらく海外では初めて!!!


なんてったって、予定よりも3時間半遅れての到着でしたからね・・・・・


何度も言うけど、この日は、、、
朝5時にジェノヴァからの始発列車乗り始めて、、、
真夜中着の最終列車で終わり・・・・・


もう体中、鉄分だらけです。。。(爆)
じゃなくて、、、

さすがに少々疲れも・・・・・


でも、もともと列車の旅は好きなんで、「長い時間乗ってること自体での疲れ」は、さほど感じませんでした。
遅れに対するストレスはありましたけどね。。。



とにかくや~っとインスブルックに着きました。
余韻に浸りたいけど、時間が時間だったんで、ちょっと急いで駅舎、そして町中のホテルへと向かいました。。。。。

待ち時間にいろいろと、、、@ブレンナー駅

2008年11月19日 23時35分08秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
長~いブレンナー駅のプラットホームをオーストリア方向に歩いて、お目当てのインスブルック行きの電車が停まってました。

まだ車掌は乗ってなかったものの、ドアは開いてて、車内は電気もついてました。


ただ、これでもチト不安・・・

これが本当にインスブルックに行く電車なのか・・・


すると、隣の車両に、誰かがいる気配が、、、


近寄ってみると・・・



ジモティーらしき人が2人、すでに乗ってました。



この電車のことが気になって仕方なかったので、さっそくその人たちに聞いてみまし
た。


「この電車、インスブルックへ行きますか?」


すると、彼らは、、、


「Ja!(はい)」


そのあとも色々聞いたはずなんですが、、、

思い出せない・・・(汗)


でも、とにかく「この車内で待てる」のでひと安心!




その時、午後10時少し前。
まだ発車まで1時間以上あるんで、、、


外に出て写真とりまくりました!




海外で、しかもこんな所で、ケータイで撮るって、、、、、

なんか「すごく違和感」ある・・・・・(笑)




でも、撮れるものをできるだけ撮ってみました。
思ったよりも撮りづらかったけど、時間がた~っぷりあるから、何度も撮り直して、
良さそうなのをアップしておきましたよ!





ただ、相変らず雨が降っていて、、、




しかもどんどん寒くなってきてるんで、テキトーなところでいったん中に入って・・・・・



先ほど残しておいたポテトチップスとオレンジジュースを摂りました。
お腹がすいてたんだけど、夕食にありつけるのは早くても日付が変わってから・・・
・・

まさかこんなことで役に立つとは思わなかったけど、やっぱりこんな時に「食べるも
のがない」がないのは本当にしんどい。
ある意味、まさに「非常食」。
持っててよかったです!

転んでもただでは起きませんよっ! @ブレンナー峠

2008年11月18日 15時41分53秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
再び予定外のアクシデントで、滞在することになってしまった「Brennero/Brennner」駅。

外はすっかり暗くなり、しかも人はほとんどおらず・・・

しかも構内広いから、、、

「人口密度の小ささ」を肌で実感するほど、心細かったです。。。。
こんなところで2時間も待つなんて・・・・・




でも、でもです!



もう開き直りました!



「最終列車まで待とう!」




別に命にかかわることでもないし、真夜中にはどうにかインスブルックには着けるんだろうから。
仮にホテルが、ウチが遅れた事で予約を取り消そうならば、その時はこのアクシデントを理由に抗議すればいいんだから。
最悪、「ロビーででも寝てやる!」って腹に決めて。



もうジタバタしてもしょうがなかったですね。
「ケ・セラ・セラ」の気持ちで臨むことにしました。
イタリア人、この言葉、好きですよね。
でも、ウチは「イタリアを出る」のに、ね・・・・・(笑)




そして、、、




「これ、もしかして使えないかな???」




スーツケースから取り出したのは、、、





「ケータイ」




試しに電源入れると、、、



バッテリー、まだ余裕あった!
もちろん電話、メールは使えないけど、カメラは使える!



もちろん、、、、、




撮りましたよ!
デジカメがダメでも、これでも撮れる!



そう思ったら、すぐ行動!!!








確かにデジカメよりも画質は劣るけど、普通に楽しむならこれでもOK!
しかもケータイに画像残せるからね。



そして、駅舎でこんな情報もあったんで念のため撮っておきました・・・・・





えっ、インスブルック~ブレンナー間の列車の運転変更?!
(「一部区間、バスに代替」らしきことが書いてあった)


しかも明日から???
(この日は7月20日)

・・・・・明日、それ乗るんですけど。。。
(ブレンナー峠の小さな駅に向かうために)




ったく、冗談じゃないよ~~~っ!!!
なんで、よりによって、ウチの日程に合わせるの?!
そこまでウチの足、引っ張るのかよ???
そんなこと、聞いてないよっ!!!(怒)




でも、、、
こんな経験、以前ありました。
まあ、とりあえずバスでも行けるんで、それを知れただけでもよかったよ・・・





この日、列車が遅れようが、、、
さらに運休しようが、、、
デジカメのバッテリーが切れようが、、、
そして、突然の運転変更の知らせがあろうと、、、、、



転んでも、ただでは起きませんよ!
相当、もまれてましたね、ウチ、この旅行で。。。。。




と、しばらく待ってると、、、



別の駅員さんが通り、、、




「次はあの電車だから、車内で待ってれいいよ。もう乗れるから!」




確かに出発まではまだ時間がある・・・・・



でも、外で待ってるのと「車内で待つ」のでは、気軽さが全然違う!!!




素直に従って、そのプラットホームへ向かいました。。。

イタリアの「手荒い見送り」!!!

2008年11月16日 21時53分41秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
日暮れ時、午後9時少し前に着いたブレンナー駅は、再びどんよりとした雲の中・・・

そんなブレンナー駅では、次のインスブルック行きの列車との接続が30分ありました。

下車してのんびりとこの画像を撮ったら、、、


デジカメの電池、切れてしまいました。。。。。



すでに1つ目の電池をミラノあたりで使ってしまい、とうとう予備のバッテリーまでも・・・・・

まあ、早朝からこれだけ撮れば消耗するのは当然、、、と、これはまあ、想定の範囲内でした。。。。。
てか、よくこの駅に着くまでもってくれたなぁ~、と感謝したいくらい!



さて、何度も言いますが、この「Brennnero/Brennner」駅は、イタリアとオーストリアの国境駅。
構内には「Oestereich・Italia」と書かれていて、駅を歩きながら国境を行き来できます。



「あぁ~っ、あと1本、30分だけ乗ればインスブルックに着ける・・・・・」と、遅れはしたものの景色を堪能できて、ちょっと満足げに、ゆっくりと駅舎に向かいました。。。。。
次の列車の出発ホームを確認するために・・・・・


その列車はインスブルックには夜10時くらいに着くので、まだ食事には充分間に合うだろうから「なに食べようかな???」とも考えてて・・・・・・・・・・



ところがです・・・・・


出発ボードを見て、、、、、



「?????」


「なんで、ウチがチェックした列車が案内されてないの?????」


予定では「21:27」のはず。

でも、ボードにはその時刻が載ってなく、、、、、




なんと、今度の列車の出発時間は、、、、





「23:12」




2時間待ち???

なんでなんでなんで??????





始めは、このボードが壊れてるのかと思いました。



でも、周りの人、同じ列車で着いただろうそれらの人たちの行動がなんか怪しい・・・


電話したり、誰かに聞いたり、、、、、



いやな予感がしました。。。。。



そして、数分たって駅員さんらしき人が通ったので、聞いたら、、、、、


「その列車は故障で運休だ。2時間待って次の電車に乗るか、あと確か代行バスがでるはずだから、ここで待っててくれ・・・」








やってくれましたね、イタリア。。。。。
「どんだけ手荒いの、ウチに?!」って感じで・・・・・


今回、入るときから出るときまで、わずか26時間程度の滞在だったのに、延べ4回もトラぶりました。。。。。

滞在時間の短さが逆鱗に触れて、こうして「ウチへの冷たい仕打ち」を繰り返したんでしょうか?????(苦笑)



それはともかく、、、、、


とにかく、パニクりました!
もう思考回路はメチャクチャ・・・・・


連絡無しで遅く着くとホテルが勝手にキャンセルする可能性もあるんで、電話したかったけど、、、


ホテルに電話しようにも小銭がないし、唯一開いてる駅のカフェでもテレフォンカードが無いし。。。

「電話したい」と言っても、「なに言ってんの、待ってりゃいいじゃん・・・」って見たいな顔して、相手にしてくれなかったし。。。。。







うわぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ、困った!

ホンマ、困った!!!






さらにそんな動揺に輪をかけるように、、、


空は一気に暗くなり、、、

そしてその空からはまた冷たい雨が降ってきて、、、

そして、冷たい風も吹いてきて、、、、、



なにせ、ここはチロル・アルプスのど真ん中。。。
標高はゆうゆう1000メートルを越えてるので、寒いのなんのって・・・・・
とても7月下旬のヨーロッパとは思えません。。。




ちなみに、駅前には、、、

何もありません・・・・・
住居がちょっとあるだけ。
照明も駅構内だけ、って感じで。。。。。
人の気配はほとんどなくて、、、、、





もう心細くで仕方なかったです。


「なんでウチ、ここにいるんだろう???」

「なんで、こんな目に(←「1日2回も」列車のトラブルに)遭わなければならないの???」


「イタリアよ、ウチのこと嫌いなの???」(爆)




とにかく、列車でもバスでも、来ないとどうしようもないので、仕方なくこの駅でしばらく待つことにしました・・・・・

イタリア・オーストリア国境駅「Brennero/Brenner」に到着!

2008年11月14日 03時36分06秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
その昔、モーツアルトがイタリアへ行く時に越えたブレンナー峠。

でも「ブレンナー峠を越える」と書いても、それを実感できる画像は、車内からは意外と撮れないと思います。


ところが、↑この画像。
たまたま撮ったのですが、、、

奥に前回載せたアウトバーンが見えると思いますが、、、

その後ろには山の頂上が見えますが、、、


アウトバーンの下を通ったときは、山も高速道路も「見上げるようにそびえていた」のが、、、、、

山の頂が手に取るように見えます!
そして、もしかしたらアウトバーンより高い所まで登ってきてるように見えませんか??


いや、「遠いからそう見える」とか「近いからそう感じる」といった錯覚ではなくて、本当に!!!


列車が短時間でここまで登るのは車と比べて容易ではありませんので、相当急な坂道とカーブを使って登ってきたことが、この画像で分かると思います。。。




それでも、まだ列車は登って行きます。ここまで来ると、雲も手に取るように見えます。
もう、なんか別世界ですね。。。

このあたりの標高は、ゆうに1000メートルを越えてます。
確か、峠の一番高い所は1400メートルくらいだとか。
アルプス越えの中では、割と標高の低い方だそうです。



でも、やはりアルプスです・・・
時はすでに午後8時半、陽が山の稜線に近づいてきて陽射しが弱まってきて、そしてまた寒くなってきて、、、



そんなころに登り勾配が終わり、平らになったと思ったら、、、

並行するアウトバーンはいっぱい車が停まっている検問所らしきところ(?!)が広がってて、、、


そして列車の向かう先には、、、



終点「Brennero/Brenner」駅の構内が見えてきて・・・





ポイントをいくつもクネクネと曲がり渡り、、、








オーストリアの赤と白の機関車と電車がお出迎え!

また動画からのコマですが、こうしてオーストリア・イタリアの国境駅、ブレンナーに無事到着しました!

列車はブレンナー峠の中心へ・・・・・

2008年11月11日 16時06分31秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
空が再び明るくなったので、夕方8時近くであることを忘れさせてくれる北イタリアの山の風景・・・

そんな劇的な変化を堪能してるうちに、、、


列車はどんどん登って行きます。。。。




途中の駅。
ここもイタリア語、ドイツ語表記です。




アウトバーンが見えます。
こんな高い所を走るんですね。。。
橋げたが恐ろしく長い・・・・・




カーブ、勾配がいっそうきつくなります。。。
この画で、それがわかってくれるかな???

窓を開けてると、「そのきつさ」が目と耳で(←轟音を立ててるんで!)はっきりと分かるんですよ!
時には高度を稼ぐために180度カーブするんですよ!!!


ここまで来ると。。。




人の気配が無い・・・・・
緑が本当に濃い・・・・・





山の中の小さな駅で停車中に、カートレインが轟音を立てて通過。
だって積んでるのは「トラック」ですぞっ!
スケールが大きいっ!!!



さらに登って、、、




さっきのアウトバーンの橋がまだ見えます・・・


そんな感じで、いよいよイタリアの北の端、ブレンナー峠の中心に入ってきました!!!
オーストリアとの国境ももうすぐです。

雨上がりの北イタリアの山の風景を、、、、、

2008年11月09日 22時08分49秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
雨上がりの北イタリアは、、、




この天気の急変を境に、空気が一気に冷えてきました。
試しに停車してる時に窓を開けたら、、、




「ウワァ~っ、寒いっ!」
(この画像で分かってくれるかな???)



まるで「万年雪が融けた水が流れる川で顔を洗う」かのように、肌を刺す冷たさ!
とても夏とは思えないヒンヤリとした空気が、車内に飛び込んできました。


あまりの寒さに、一度は窓を閉めて、、、、、


車内にあまり人がいないことを確認して(カバンの中、ごちゃごちゃだからね・・・汗)、スーツケースから長袖を2~3枚羽織ったほど。。。。。




でも、それからまた窓を開けました!


そして画像、ビデオ撮りまくり!
長袖着て、準備万端!
寒いなんて言ってられない!!!


だって、そこには驚くようなシーンが広がってたんで!
これを「窓越しに見る」なんて勿体無い!!!




まぶしいほどの陽射しが山の斜面を照らしてました!




さっきまであんなに暗かった空が、光のシャワーで一気に輝きを取り戻して。。。。。





「雨と晴れの境目」にいたから、その風景はほんとにダイナミックだった!




夕方だったから、もう山の陰になって一部しか陽が届かないけど、逆に陰と陽射しのコントラストがはっきりして、それがすごくウチ的に衝撃的でした!





それにまだ雲がもくもくと、しかも低い所で飛んでるし・・・・・

それはそれは迫力ある風景でしたよ!



でも、、、


その風景、どんなにデジカメで撮っても「納得の行く画像」に全然ならず、、、

ウチの腕が悪い?
それとも、このデジカメ、ちょっとお疲れ???


何度も試したけど、全然ダメ。
何枚か残しておいたけど、「そのままの風景」からははるかに遠い出来で、、、

だから、この画像に関しては、、、



すっごく不満!!!



でもでも、、、

このまぶしさ、この美しさを少しでも感じていただければうれしいです!

突然のにわか雨、でもそのあとは、、、

2008年11月07日 16時58分20秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
ボルツァーノを出ると風景も一変します。

川は狭くなり急流になり、、、
線路のそばまで崖が迫り、、、
そして、カーブやトンネル、坂道が多くなり、、、

少しずつブレンナー峠、そしてアルプスが迫ってきてることを感じさせてくれました。。。

でも、変わったのはこれだけではありません!




空も段々暗くなってきて。。。

一瞬「もう日暮れかな・・・」と思ったけど、夏のヨーロッパは21時過ぎまで明るいはず。

でも、この時、まだ19時半ころ・・・


明らかにおかしい。。。


そう思ってるうちにどんどん暗くなり、、、





地響きのような音と、暗い空を引き裂くような鋭い音と光。
そして、窓には雨粒がたたきつけて、、、




スコールが降りだしてきました!
視界は一気に狭くなり、手前の山でさえもよく見えなくなって・・・
(この画像、動画からだけど、画が見づらい理由はそれだけでなくて、、、)



やっぱり山に入ってきたんですね、、、
まるで今年の東京、横浜の夏の天気みたいに、突発的に「キタ~っ!」って感じでした。。。



ところが、、、



その雨、数十分程度で止んで、、、



よーく見ると、、、





行く先の空が明るくなってきてました。。。



まだ日暮れ時でなかったんですね。
あまりの突然の天気の変わりように不安を感じましたが、やっぱり陽射しを見るとほっとしました。。。

「イタリアのドイツ語圏」にいよいよ入ってきた!

2008年11月04日 23時56分23秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
混んでいた列車は、Trento駅を過ぎたあたりから徐々に減ってきてました。

このあたりからはいわゆる南チロル地方(トレンティーノ・アルト・アディジェ州)に入り、駅名の表示が「イタリア語/ドイツ語」併記になりました。

かつてオーストリアの領土だったので(ハプスブルク家時代の名残り)、ここは今もドイツ語がかなり幅を利かせてるんです。




前にも書いたけど、同じイタリアなのにジェノヴァともミラノともまったく違った風景、家作り、しかもここまで来ると言葉までも変わってくるとは!

そして夕方7時過ぎ、、、




この地方最大の街、「Borzano/Bozen」駅に到着。
イタリア語で「ボルツァーノ」、ドイツ語で「ボーツェン」と言います。
ここは6年前に来たことも泊まったこともあったので、ちょっと懐かしい。。。


ここから東に行けば、コルティナ・ダンペッツォなどのドロミテ山塊へ、、、
西に行けば、リゾート地メラーノへ、、、
割とポピュラーなイタリアン・アルプスへの玄関口として、利用価値の大きい街なんです!

もちろんステイしてもすごく快適!
近郊でも手軽にお散歩、そしてハイキングできる場所がアチコチありますよ!
詳しくはそのときのウチの旅行記をご覧くださいね!


そういえば、そのときもここからインスブルックへ行ったんだけど、、、、、

やはり乗る予定だったユーロシティが1時間以上遅れてしまい、後から来るはずだった普通列車が先に来たんでそれに乗って行ったっけ。。。


そして、なんと、今回も同じアクシデントに遭遇してまった!
なんか、ここにはそんなジンクスがあるのかな・・・・・
今度通るときは「お払い」した方がいいのかな?!
(苦笑)


そんなことをちょっと思い出したこのBorzanoでしたが、、、、、
ここから先は、、、


いよいよ本格的な山登り、ブレンナー峠越えが始まります!



ここからはまた、景色ががらりと変わります。

崖が線路まで迫り、、、
川もせまくなり、、、
そして急流になります!


でも、変わったのはそれだけではありません!
それは、、、、、



次回のお楽しみに!!!

「Verona」から「Brennner/Brennero」へ北上開始!

2008年11月03日 23時47分06秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独
Verona Porta Nuova駅からは、オーストリアとの国境駅ブレンナーまで、普通列車に乗りました。
(↑前回と同じ画像でゴメン!)


この列車も定刻通り出発。
でも、、、、、
結構混んでた!
車内を動き回って、やっと先頭の車両の端っこに空席を見つけて、、、



あぁ~っ、やれやれ。。。。。



ミラノからの落ち着かない時間は、これでようやく終了。
ほんと、先日の武豊騎手じゃないけど、「生きた心地がしなかった」ですよ。。。。。
(レベルが違うか?!)



と、落ち着いたところで、、、、、



お腹がすいてもうて、、、、、(爆)




先ほど、ジェノバで買ったポテチ&パニーニを食べました。
もちろんまず日持ちしないパニーニから、、、、、



本当は1度暖めてもらったんだけど、もちろん冷めてしまい、、、


でも、思ったよりもおいしかった!
今となっては詳しくは思い出せないけど、ナスが結構ジューシーだったかも。
チーズはほとんどクセがなくて、このパニーニもう一回食べたいかも!


ポテチは、、、




大袋だったんでさすがに全部は食べられなかった。。。(汗)
残りはホテルに着いてから、ビールのお供にしようかなと。(笑)



あと、海外でポテチを買うときはいつも、パプリカ味を選ぶんですが、今回は「シンプルな塩味」!




あぁ~っ、「今」、ビールが欲しいかも・・・(爆)



いや、お酒弱いので、ここは我慢ガマン。。。。。




と、すっかりくつろいでしまったウチですが、、、
車窓は、、、、、





いつの間にか左手に川、そして両側を崖に沿って、、、

さらには、、、、、



ブドウ畑に囲まれて走ってました。
まだ「登ってるって感じはなく」緑豊かなヴェネトの谷を淡々と北上してる、って感じ。


でも、午前のチンクエ・テッレとは明らかに風景が違う!
同じイタリアでも、地形はもちろんだけど、家の作りも違ってるかも?!


そして、朝から曇りがちだった天気だったけど、このあたりでは陽射しが時々出てましたよ。。。

はい、「このあたり」では・・・・・

ヴェローナまでは落ち着かなかった、、、、、

2008年10月31日 13時47分28秒 | ①’08夏・南仏~伊~チロル~独

あわてまくった30分のミラノ滞在ではありましたが、なんとか乗り込んだインターシティーで今度はVeronaまで向かいました。


一応ホーム入口に一番近い1等車だったから、乗るのも楽だったし、席も広くて楽だった。。。


でも、落ち着かない、、、、、


だって、向かうVeronaでは、接続時間がわずか「8分」。。。。。

イタリアで8分の接続時間なんて、、、




あてにならんっ!!!



だから、ミラノ中央駅からちゃんと時間通りに出発してくれるか、席に着いた瞬間から心配で心配で。。。


で、早速「1、2分」遅発・・・・・




はい、たかが1、2分ですよ。
普段の旅行なら全然気にしない範囲。



でも、この日は、ジェノヴァでもうひどい目に遭ってるし、このあとの「ギリギリ&キツキツ」な移動なこともあるしだから、、、



外を見てるよりも時計を見てるほうが多かったかも・・・・・(汗)
ああ、悲しき日本人。。。。。



だから、ミラノ~ヴェローナ間の車窓、ほとんど記憶にありません。



いや、あることあるけど、こんな事情で。



やっぱり時間が気になるから、時間通りに動いてるかどうか、どうしても確かめたくて、、、、、



駅に停まるたびに、デッキに向かって、、、、、



身を乗り出して、発車時刻と時計を毎回チェックしてました。



「定刻よ~しっ!」



・・・・・あんた、「電車ごっこ」してんじゃないんだから!(爆)




いや、こんな突っ込みは冗談として、、、


でも、毎回確認してたのは本当です!


乗り換えのヴェローナも割と大きい駅、ってことも知ってました。
それにもしホームが離れてて、階段が離れてて、だと、、、

そして、「もし接続時間が5分未満」になろうならば、ほんとヤバイ!

だから、1分の遅れでもウチには許されない状況。
デッキに近い席に座ってたとはいえ、そばにいた人も、落ち着かなかっただろうし、不思議に思ってたでしょうね.
これだけウチがイライラしてたから、きっと。
ごめんなさいね・・・



でも、でも、、、、、



なんと、列車は奇跡の(?!)定刻通りの運転をしてました!!!



Bresiaも、ガルダ湖そばの駅も、時間通りに発車して、あとはVeronaへ1分も遅れなく着いてくれればいい!
不安は少しずつだったけど段々和らいできましたよ、やっぱり。。。


そして、16:40分、、、


時間通り、Verona Porta Nuova駅に到着!



階段がホームの真ん中だったし、乗り換えの列車のホームもかなり離れたけど、慌てる気持ちを抑えて、でもできる限り急いで次の列車に乗り込めました!
この普通列車でチロル・アルプスの中にあるイタリア、オーストリア国境駅「Brennero/Brenner」まで行きます。


それにしてもヴェローナでも、滞在時間8分ですかぁ・・・・・

本来ならここも途中下車して立ち寄りべき、すごくいいところなんですが。。。。。
ヴェネツィア同様、行ったとこがある街ではありますが、ここまで来て、なんかホント、もったいないことばかりしてますね・・・・・(苦笑)